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「カーネーション」終わる

 香港から帰ってきて、ばたばたしているうちに日が経ってしまった。とりあえず、速報性のある記事を。こちらこちらの続き。

 昨日、ついにカーネーションが終わってしまった。
 正直なところ、いっしょうけんめい演じられたのだろうとは思いつつも、3月5日以降の3代目糸子(夏木マリ)にはどうもなじめず。どうしてかというと、静止画で見ると違和感はそれほどないのだが、表情と話し方が違ったから。昔の糸子は無駄に笑ったりしなかったし、笑いながら話したりもしなかった。一部で言われていた方言の問題より(訛りに苦労していて演技よりそちらにエネルギーがいっている雰囲気はあったけど)そちらの方が大きかったと思う。尾野真千子は、ちょっと口をゆがめたりする表情がうまかったんだよなあ。たんかの切り方も好きだったし。
 年をとったからといっても、江波杏子の奈津は奈津だったもんね。だいたい、三姉妹が30年経ってもあんまり容姿が変わっていないんだったら(モデルに似てきたのはすごかったけど)、尾野真千子でもよかったんじゃないか。
 「春太郎、人間国宝!」のところは、尾野版糸子で見たいと心から思った。最近では珍しく思い出の共有ができる場面だったし。年月が経っているので仕方ないとはいえ、前からの出演者がほとんどいなくなって(全滅といってよい)思い出の共有がしづらかったのも辛かったなあ。鰻をおごるところとか食べ物に執着するところは、もっと笑えたはずなんだけどなあ。いい台詞もあったんだけどなあ。善ちゃんにも似ていなかったしなあ(尾野真千子の善ちゃんぶりはすごかったと思う)。北村ははまり役すぎて後継者が見つからず死んだことにしたらしいのだが、主役はそうもいかないもんなあ。

 しかし、最終回はさすがに泣けた。しかも、おそらく1回しか使えないであろう自己言及オチ。「テレビ局(NHKとは言わなかった)の人が朝ドラ化の話をもってくる」というシーンで、「朝ドラって、あの朝ドラ?」「うちらのしょうもないケンカとか、ぎょうさん人が見る」という台詞に、「いや、この朝ドラだって」「それより問題は『ピアノこうて』じゃないのか」などと突っ込んでしまう。しかも、その場面がもう一度出てきて死んだ糸子が後ろにいるし(霊になって出てくるのは、善ちゃんゆずりか)。

20120331carnation1

 最後は、「カーネーション」第1回の最初で終わるんだけど、見ているのが老いた奈津(たぶん糸子もいたはず)。副音声で言っていたから間違いなく奈津。奈津が役として最初から最後まで出るとはなあ。

 おりしも、留守にしていたため運送会社の倉庫にあったコレがやっと来た。

 

 今、一時的に在庫切れなのね。
 なぜ買ったかというと、最初の1週間を見ていなかったためなのだが(ちゃんと見始めたのは第8回からであったことがわかった)、最終回のラストって、ほんとに第1回だったんだなあ。第1回の最後には奈津も出るんだなあ。主題歌のところだけは最終回仕様で、写真がこれだったんだけど、

20120331carnation2

 最初から、最後を決めておいて作ったんだろうか。だったらすごいな。
 録画したのをブルーレイに落とし、合わせて特番と総集編のためにディスク1枚作って、空きスペースに「よりぬきカーネーション」として好きなエピソードを入れたのだが、時々エピソードの詰まり方がものすごい回がある。「安岡のおばちゃん炎の復活」の第86回とか。一番好きなのはデパートの制服見本を着ていく回だけど。勝さんと北村は糸子にカーネーションあげてたけど周防さんはあげなかったなあ、とか。
 そんなこんなで、週末は「カーネーション」に捧げてしまった。悔いはござらん。

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コメント

終わっちゃいましたね~。
脱力してます。
次の朝ドラ、この脚本家のドラマがけっこう好きなので期待しているのですが
主人公が好きじゃないので、楽しめるかどうかが不安です。。。
・・・不安て^^;

投稿: mamako | 2012.04.02 01:10

見るのが日課になっていたので、もう、今朝からどうすればいいのかという感じです。
次のドラマの脚本は「結婚しない男」の人なんですよね。
私は、ナレーターがこぶ平(襲名はすべきじゃなかったと思います)なのが嫌です。

投稿: きたきつね | 2012.04.02 09:21

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