上海美華菜館
日食と言えば「意外(アクシデント)」に出てきたっけ。
そのつながりで、下書きしてあった記事をもう一つ。
「意外」が「街もの」映画であることは何回か書いているのだが、特に嬉しかったことのひとつは、リッチー・レンが住んでいたアパートが「心のご近所」土瓜湾は馬頭圍道美善同里にあったことである(封筒に書いてあった)。
美善同里とはここである。
風情があって大好きな界隈。
美善同里に行ったのは、ここに行くためであった。
お店の中。
質実剛健で好き好き。
openriceの記事を見ると、小籠包とか鍋貼とか酸辣湯とか上海料理で有名らしいのだが、目当ては朝ごはん。
熱甜豆漿(甘い豆乳)5ドルと粢飯(しーふぁん。もち米に油条と肉そぼろをぎゅうっと巻いたもの)12ドル。
粢飯は、今回の香港で初めて食べて好きになった。ばりばりした油条の食感と肉そぼろの甘じょっぱさともっちりした糯米のコンビネーションがたまりません。
豆漿はねー、ほんとは、しょっぱい鹹豆漿にしたかったのだが(葱などが入っていてスープ的)、なぜ間違ってきたのかをつらつら考えてみると、「しぇんとうじゃん」と北京語風に発音していたのだった。「しょっぱい」の「鹹」は「はむゆい」の「はむ」じゃないか、しまった!
今度は、ぜひとも鹹豆漿にしたい。でも、openriceの記事を読むと、油豆腐粉絲湯(8ドル)も食べてみたい。小籠包28ドルや鍋貼4つで14ドルも捨てがたいなあ。
また行こう。
「意外」のリッチーのアパートは、設定だと馬頭圍道沿いかなあ。室内は違うところだと思うけど、このあたりは住むにはよさげなので、室内がああでご近所がこんなだなんて、リッチー(というか美術さん監督もしくはプロデューサー…ってトー先生ですが)はセンスがいいなあ。
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