« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

「Ra One(ラ・ワン)」試写会 on ニコニコ生放送

 しんどい日が続いているのであるが。
 締切とか薄氷状態なのだが。

 でも、みちゃったもんね。
 キング・オブ・ボリウッドであるところのシャールク・カーン主演「Ra One(ラ・ワン)」の試写会がニコニコ生放送であったのである。
 東京では「1円試写会」が複数回開かれていることは知っていたのだが、東京じゃ行けないし…と思ったら、ネットなら見られるではないか。
 実は、当初は心配だったのである。
 だって、こんなに試写会で大盤振る舞いしたら、劇場で公開したときに行く人がいなくなりそうではないか。
 しかし、実際に見てみると、(1円試写会はともかく)ニコ動の試写会はそんなに悪くないような気がしてきた。
 他の人のコメント見ながら見るのは楽しいし(特にあの手のインド映画は!)、コメントで画面が埋まるし、画面を大きくすると画質が悪くなるし。
 あれはスクリーンでもう一度見たいという気持ちになる。
 これがまたいい映画なんだ。
 最初に出てくるシャールクはくるくるパーマ頭(「大泉洋」と言われていた)で、ちょっとお馬鹿さんドジっ子で「え?」という感じなのだが、後半ものすごーくかっこよくなる(なぜそうなるかは映画をみてほしい。ぜひ)。でもって、これは父子の話で、泣けるんだこれが。奥さん(お母さん)役のカリーナ・カプールもいいんだ。
 正直なところ、お話としては「Robot」よりずっと上だと思う。なにせ「Robot」は登場人物に感情移入できなかったので。こっちは何回でも見たいもんなあ。
 敵役のアルジュン・ランパールがかっこいいのが一際うれしかった。アルジュン、好きなんだけどね。あまり役に恵まれないような気がするのね(あ、「Rock on !」はいい)。しかし、今回のアルジュンはかっこよかった!できれば、今度は主役で見たいなあ。ニコ生のコメントで「阿部寛に似ている」という声が多数あり、いままで思ったこともなかったのだが、そうかもしれないと言う気もする。こちらはアルジュンとシャールクのプロモーションの動画。

 余談ですが、アルジュンを見初めたのは、「Om Shanti Om」のコレ。2番目に出てくるウィンクしている人です。このウィンクにやられた。このエンドロールは、スタッフもみんな楽しそうで大好きだ(カメラさんや照明さんが踊りまくっているのを見て、インド人はみんな踊れるのだなあと思った)。


 
 「Ra One」もある意味「Om Shanti Om」に似ているところがあるよね(詳しくは劇場で)。

 随所に他の映画へのオマージュがあり、これは絶対「少林サッカー」だろう!というところでは手を叩いて大爆笑してしまった(家で見てたし)。ラジニが出てくるところもマグネットが全開するところから大笑い。意外と出番長かったねえ。尊敬されまくっているのね、ラジニ。
 エンドロールがメイキングだったのが、往年の香港映画っぽくてよかったなあ。
 見終わってから、動画を探して、一緒に踊りました。

 再生回数が1600万回を越えているのにびっくりだ。

 ニコ生の終了後アンケートでは「とてもよかった」が80%を越えていた、よかったよかった。
 ああ、早く札幌でも劇場公開してほしい。
 ブルーレイも買うので、ぜったい出してください。
 みなさまも、是非劇場へ。そして、インド映画をもっともっと公開してくださいませ>関係各位。

【追記】

 これ見ると、なぜか「大泉洋」だった頃のシャールクが懐かしくなって泣けるんだよねえ。シャールクはすかしきった役より、ちょっとお馬鹿さんな役も上手いと思う(まあ、やってるんだけどさ)。

【さらに追記】
 ついにスクリーンで観ました。詳細はこちらに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秋田犬、プーチンにもらわれる

 最近、疲れたって書きすぎだわ、反省。
 といっても、まだまだ大変なんだけども。
 そんな中、心洗われるニュースが。

プーチン家に秋田犬

「忠犬ハチ公」で有名な秋田犬が、大の犬好きで知られるプーチン・ロシア大統領の愛犬に仲間入りする。メキシコで開かれている主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた19日の日ロ首脳会談で、野田佳彦首相が贈呈を切り出し、愛犬家の大統領が快諾した。
 今春のロシア大統領選の前後、県が外務省を通じて働きかけていた。
 外務省から連絡を受け、県庁で19日に記者会見した県によると、プーチン氏に贈呈される秋田犬は4月24日に生まれた赤毛の雌で、現在は県内の一般家庭が育てている。体重は6キロほどだが、成犬になると25~30キロになる。ロシアの大統領府や検疫機関との事前調整を経て、8月以降に空路ロシアに渡る予定だ。(後略)
 (2012年6月20日 朝日新聞おそらく秋田版

 数ある記事からタイトルでこれを選択した。
 まあ、「The Voice of Russia」ではこうだが。

プーチン 子犬と引き換えにクリル交渉継続を約束

 秋田県はロシアのプーチン大統領に秋田犬を贈った。ロシアのInoPressaがウォールストリートジャーナルを引用して伝えた。
 秋田県の報道部は、震災と津波の支援に対する感謝の気持ちとして、プーチン氏が愛犬家だと聞いたため、と述べている。
 プーチン氏に子犬を手渡したのはメキシコでのG20サミットとあわせて、日本の野田佳彦首相だった。ウォールストリートジャーナル紙によれば、この際行われた露日会談で南クリルに関する交渉継続が合意されたという。
 プーチン氏は現在3匹の犬を所有することとなり、それはすべて何らかのタイミングで贈られたものだ。
 日本はかつて、メドヴェージェフ大統領(当時)に変わった贈り物をしたことがあった。2008年のペルー訪問の際、麻生太郎首相(当時)は大統領の息子に対してドラえもんの飛行するラジコンをプレゼントしていた。当時、メドヴェージェフ大統領の息子はアニメ好きで知られていた。
 東京ではドラえもんとメドヴェージェフ氏の飼い猫であるドロフェイが登場する映画を製作するという考えも検討されたことがった。

 快諾したか、プーチン。
 プーチンの娘さんが秋田犬を欲しがっていたという説もあるが、いずれにしても、いい話だと思う。日本犬はいいぞお。
 すでにプーチン家には、バッフィーというブルガリアン・シェパードとコニーちゃんという黒いラブラドールがいて(記事はこちら)、プーチンは本当に犬好きのようなので、ぜひとも秋田犬を抱っこしたところが見たいと思う。

 ちなみに、件の秋田犬はこちら。

20120627akitaken

 毎日新聞のサイトに動画が上がっている。秋田犬の子犬って、もっふもふで可愛いんだよねえ。

 それにしても、プーチン。怖い人なのだろうとは思うのだが、犬好きというだけで嫌いになれないのは何故だ。

【追記】
 今ごろになって、バッフィーちゃんの動画を発見。
 かわええ〜!やっぱり、プーチン憎めない。

 あ、プーチンが憎めないのは、名前になんとなく愛嬌があるからかも。犬猫の名前にありそうだよね。

【2012年7月24日追記】

プーチンさんちの子になります…秋田犬「ゆめ」
 ロシアのプーチン大統領に贈られることになった国の天然記念物・秋田犬の贈呈式が23日、秋田県庁であり、社団法人「秋田犬保存会」(秋田県大館市)から雌1匹が県に引き渡された。
 秋田犬は26日に秋田空港を出発し、ロシアに向かう。
 贈られるのは4月下旬に生まれた子犬で、県から選定を依頼された保存会が県内の個人から譲り受けた。大統領が既に「ゆめ(夢)」と名付けたという。
(2012年7月23日読売新聞)

 「夢ちゃん」とつけたか、プーチン。

20120723putindog

 だっこしているのは秋田県知事らしいが、はやくプーチンにだっこされている姿がみたいぞ。

【2013年2月追記】
 お返しにプーチン大統領が、それはそれはもっふもふのシベリア猫を秋田県に贈ったとのこと。詳しい記事(動画つき)と秋田犬ゆめちゃんの動画はこちらに。

【2013年4月追記】
 ゆめちゃん、ロシアで幸せに暮らしているようです。バッフィーちゃんと共にプーチンと戯れる記事がこちらに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トルコ行きたい(聖ヨハネ教会跡)

 猛烈に疲れております。
 ストレスと一言で言ってしまうのは簡単なのだが、責任とか、悲しいとか、とにかくいっぱいある仕事をさばかなければならないとか、いろいろあるよね。
 とにかく疲れた。どっか行きたい。

 …疲れると旅行に行きたくなるものなのだなあと実感しつつ、どこに行きたいかをつらつら考えてみるに、行きたいのは台湾とトルコなのだった。
 特にトルコ、行きたいなあ。
 台湾は行けそうな気がするけど、トルコはなかなか行けないだけに、よけい行きたい気持ちが募るなあ。

 トルコに行ったのは4年前の夏だった。ブログにエントリもした(こちら)。読み返してみると、けっこう記事の数があるのにびっくりだが、当時はツイッターがなかったので、今ならツイートしているようなことも記事にしているのね。
 なので、記事にしようと思っていたことを結局していなかったなあと思う。というわけで、4年も経っていますが、今さらのようにエントリを追加する次第。

 最初に見たフォルダに入っていたのがここ。

20120625turky1

 トルコのセルチュクという町にある聖ヨハネ教会の跡。聖ヨハネというのは、自称「キリストに最も愛された弟子」の使徒ヨハネ。イケメンという噂もあるな。かつて、ちょっとだけ記事を書いた(こちらこちら)。

20120625turky2

 使徒ヨハネが晩年にここで福音書と黙示録(新約聖書で一番読んだな)を書いた場所で、6世紀にユスティニアス帝により立派な教会が建てられたらしい。

20120625turky3

 今はこんなですが。
 驚くのは、ここに使徒ヨハネの墓が現存すること。

20120625turky4

 これです。見たときはたまげた。

20120625turky5

 廃墟としても優秀でディテイルが素敵だ。

20120625turky6

 ここに行ったときは出張の旅程の最後の方で、かなり疲労がたまっていて、松の木の下の倒れた石碑に座って、エフェスの遺跡を遠望しながら(この写真の方向にエフェスがある)、しばらくぼーっとしていたのであった。わざわざ新約聖書を持っていって、ここでコレを書いたのかあと思ったり、「使徒行伝」のパウロの苦労自慢(エフェスで投獄されたらしい)を読んだりしていたら、犬連れの警備のおっちゃんに心配されたっけなあ。
 あのときも疲れていたなあ。
 セルチュクでは食欲もほとんどなく、ご飯のおいしいトルコで何も食べられないも同然だったので、その意味でも雪辱を果たしたい。
 ああ、行きたいぞ、トルコ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「王朝の陰謀(狄仁傑之通天帝國)」

 ああ、久々の更新。
 しばらく、本業のほうが未だかつてないほど本当に本当に大変だった(まだ事態は終わっちゃいないのだが)。今日は仕事をしない!と決意して、ディノスシネマズ札幌で1週間限定公開(しかも1日1回)のコレを見に行ったさ。

 20120623ohchoh_no_inboh

 「判事ディーと人体発火怪奇事件」が正式タイトルじゃなかったのね。まあ穏当なタイトルでよかったことである。行ってみたら、大きいスクリーンで大喜び。これを大きいスクリーンで日本語字幕で見られるとは。
 ストーリーは、唐の時代、則天武后が即位する直前、即位式に合わせて建造中の巨大仏像(スカイツリーから見えるという牛久大仏を思い出した)の視察に訪れた偉いさんが突然発火し、謀反の罪で8年間獄中にあった判事ディーが宮中に現れた神鹿(喋る)のお告げにより釈放され、監視役のチンアル(李冰冰)と司法官ペイ(鄧澄)を従え(たぶん)捜査に当たり謎を解くというもの。
 
 日本版予告編。

 公式サイトはこちら
 日本語字幕だと、さすがに話がよくわかるわあ。
 見ての感想は、ツイ・ハークはやりたい放題やっている、というものであった。きっと、これ、3Dにしたかったんじゃないかなあ(『映画秘宝』のインタビューでそんなことを言っていたような気がする)。
 以前香港版のVCDを見たときにわからなかったこともわかった。李冰冰の役どころとか。カリーナ・ラウ演じる武則天の側近だったのかあ。しかし、やたらめったら腕が立つのに侍女の格好もしていたりして、宮中の役割が謎。真の姿がどっちかなのも謎。ツボを触られるのを嫌がったんなら、そっちは正体じゃないんじゃないの。あ、押されたら変わっちゃうということか?あとディー判事に対する感情も謎だ。
 アンディ・ラウ演じるディー判事に刺さったアレが、まるでなかったことになっているのも謎であった。あの竹林に秘密があるのか(違)。
 それにしても、さすが劉徳華、囚人姿のときから既にかっこよい。「特別出演」の梁家輝もやっぱり素敵。李冰冰は誰かに似ているような気がするのだが、思い出せない。テディ・ロビン師父が出てくる(あ、リチャード・ンもね)と、やっぱり手を振ってしまう。
 予告編では「実在の人物」と言っているけど、これは、ファン・ヒューリックのディー判事とは別物でしょう。同じならえらいことだ。あと、最初の印象通り「CSI:唐」でもいいような気がした。
 
 今回は予告編なしのブルーレイ公開なので、ブルーレイはあるということなのであろう。よかったのは、映画が始まる直前にいつも出てくる「盗撮は犯罪」キャンペーンビデオ(予告編が終わって画面が暗くなったときのわくわくした気分を削ぐ許せないアレ)を見なくてすんだことである。
 しかし、1週間だけとはいえ、これを公開したディノスシネマズ札幌さん(繰り返し書くが「春のドニーまつり」なども開催した実績あり)は本当にえらい。8月には「マクダルのカンフーようちえん」と「譲子弾飛」もやってくれるんだよね。今後も、札幌における香港映画の牙城として是非とも頑張っていただきたい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「裏切りのサーカス」

 どうにも精神的に疲れているので、せっかくレディースデーだし、映画を見に行きました。久しぶり。
 見にいったのはコレ。

 原作はジョン・ル・カレの『ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ』。残念ながら読んでいない。何も予備知識がない状態で見たのだった。

 公式サイトの「必読」のところには「展開、伏線、結末—鑑賞は頭脳戦になる」と書いてあったのだが。
 ジョン・ハートを見てきゃあ、と思い(この間、久々に「エイリアン」を見たばっかり)、ゲイリー・オールドマンにひたすら見とれ、ピーター・ギラムって新シリーズのホームズ君ではないか、死んだらどうしようとか、「ROME」のカエサルもいるよ、と思い、しまいには、その結末はそりゃあそうだろうと思ってしまい(だって最初から怪しかった、予算の使い方とか)、どうも見方を間違ったような気がする。
 室内とかロケとか美術がとてもよくて、冷戦当時の時代のお部屋のインテリアとか、諜報部の室内とか、外の感じとか、色調とか。イスタンブールも出てきたし。エンドロールを見ると、かなり特殊効果を使っているようなのだが、いったいどこに使ったのだろうか。あと、拷問部屋はハンガリーかロシアだと思うのだけれど、なぜか卓上にトルコのチャイのお皿があったのが謎だ。
 それにしても、ゲイリー・オールドマン演じるスマイリー(あまりに素敵で出てくるたびに見とれていた)は愛妻家であるらしいのだが、ああいう職業の人たちの奥さんって、配偶者の職業についてどの程度知っているのだろうか。家族ぐるみのクリスマスパーティー(参加者全員がソ連国歌をちゃんと歌える!)があったりするから、知らないわけではないのだろうけれども、絶対言えないこともあるだろうしねえ。しかし、それはそれは神経をすり減らす仕事であろうから(その地道さが出ていたのがとてもよかったと思う)、家族がいないと精神的にもたないだろうしなあ。
 いろんなものに見とれ、ああスパイの仕事ってこうなのか、と思っているうちに面白く映画は終わってしまったのだった。自分にとっては「仕事もの」ジャンルの映画だったと思う。幹部の人の仕事がもっと見たかったかも。
 
 やっぱり、映画館で観る映画はいいわあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

觀塘的動画

 うう、また1週間更新していない。
 以前、Twitterで教えていただいたことを、別のところにも貼ったけど、自分のためにクリッピング。

 觀塘の動画です。
 前に上った裕民坊の屋上が出てくる。
 あの文具屋で買い物して大牌檔でご飯食べたい。

 「我們的社區 ﹣官塘 (一)消失中的市中心舊貌」。

 もちろん自分は香港にとっては部外者なので、立ち入ったことは言えないんだけども、觀塘のあのあたりが画一的なつるんとした街になってしまうのは、やっぱり寂しい。
 家賃は当然高騰するだろうし、仕事ができなくなる人も住めなくなる人もいて、せっかく香港に移り住んできて自分の街になった場所にいられなくなるのは、よろしくないような気がする。
 
 ともあれ、觀塘は決まった一部しか歩いていないので、もうちょっとちゃんと歩いてみようと思う。

 たてこんでいて、香港が遠く感じられるのだけれどねー。次はいつ行けるかなあ…。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

サンジャイ兄貴とマードゥリーの傑作「Kahl Nayak」

 段取りが悪くて、まだ仕事中。
 しばらく更新していないので、下書き記事を。
 ああ、心穏やかに映画が見たい。

 1993年制作のヒンディー映画である。
 歌舞音曲シーンは足かけ15年ぐらい見ているのだが、映画本体はDVDがあったにもかかわらず、まだ見ていなかったのだった(そんな映画は多いのだけれど)。
 やっと見ました。いやあ、よかった。

 なんと今ではフル動画で見られるのか。
 こちらはタイトルソング。「Kahl Nayak」は「悪役の英雄」というような意味らしい。

 政治家を暗殺したテロリストのサンジャイ・ダット兄貴。逮捕された兄貴を取り調べるのがジャッキー・シュロフ。叔父さんらしいアヌパム・ケール(ヒンディー映画でお父さんといえばこの人的なイメージ)に髪の毛がある!のが驚愕だが、アヌパム・ケールは暗くなりがちな警察シーンの一服の清涼剤というかお笑いパートなのね。ジャッキー・シュロフはなんとか黒幕を突き止めようとするのだが、がんとして兄貴は口を割らず、そして脱獄してしまう。そこで登場したのがジャッキー・シュロフの恋人であるマードゥリー・ディークシット。なんと仕事が女子刑務所の看守。インドは女子刑務所も全員サリーか…というのは置いておいて、気の強いマードゥリーは「私が見つけて捕まえてやる!」と宣言する。そこで流れるのがコレ。

 名曲の誉れ高い「Choli Ke Peeche」。
 重慶マンションで初めて買ったマードゥリーのベストVCD(当時はDVDじゃなかった)に入っていて「何じゃこりゃ!」と驚いた曲。グレゴリ青山さんのマンガでタイトルだけは知っていて、後で同じものとわかって納得した。「Chaiyya Chaiyaa」と並んで、ヒンディー映画のフィルミーソングの双璧だと思う。
 こんな看守いるかよ、というのは置いておいて、マードゥリーは見事サンジャイ兄貴をたらしこみ自らを拉致さしめるのであった。
 といっても、逃避行の前半はとても明るい。マードゥリーはずっと歌っているぞ。曲の中でストーリーが進むタイプの歌舞音曲シーンなのだが、この絢爛豪華さは最近はあまりないような気がする。

 有名なのはこれだけど、その他、食堂でお芝居の真似っこをしていると警察官が混じってくるとか、テロリストのみなさんが「Choli Ke Peeche」を踊る(衣装付き!その衣装どうしたんだよ)とか、明るすぎ。しかし、後半は「母もの」となり、泣ける要素もアクションシーンもたっぷり。最後までどうなることかと気を揉ませるのだが、とにかく

 サンジャイ兄貴、かっこよすぎ!

 今も好きだけども、若いときの兄貴は本当にかっこよかった。ジャッキー・シュロフもすてき。また、マードゥリーとのカップルぶりもいいのね。「Choli Ke Peeche」を見たときにはサンジャイ兄貴とカップルなのかと思ったものだが。
 最近のヒンディー映画はいろいろと工夫をこらしていてよいのだが、90年代の、笑いも涙も愛も憎しみもアクションも何もかもてんこもりの、こんな映画もいいなあ。ほぼ3時間あるのだが、歌も踊りも多いのね。
 見ていないDVDがたんとあるので、こちらも見たいなあと思うのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »