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サンジャイ兄貴とマードゥリーの傑作「Kahl Nayak」

 段取りが悪くて、まだ仕事中。
 しばらく更新していないので、下書き記事を。
 ああ、心穏やかに映画が見たい。

 1993年制作のヒンディー映画である。
 歌舞音曲シーンは足かけ15年ぐらい見ているのだが、映画本体はDVDがあったにもかかわらず、まだ見ていなかったのだった(そんな映画は多いのだけれど)。
 やっと見ました。いやあ、よかった。

 なんと今ではフル動画で見られるのか。
 こちらはタイトルソング。「Kahl Nayak」は「悪役の英雄」というような意味らしい。

 政治家を暗殺したテロリストのサンジャイ・ダット兄貴。逮捕された兄貴を取り調べるのがジャッキー・シュロフ。叔父さんらしいアヌパム・ケール(ヒンディー映画でお父さんといえばこの人的なイメージ)に髪の毛がある!のが驚愕だが、アヌパム・ケールは暗くなりがちな警察シーンの一服の清涼剤というかお笑いパートなのね。ジャッキー・シュロフはなんとか黒幕を突き止めようとするのだが、がんとして兄貴は口を割らず、そして脱獄してしまう。そこで登場したのがジャッキー・シュロフの恋人であるマードゥリー・ディークシット。なんと仕事が女子刑務所の看守。インドは女子刑務所も全員サリーか…というのは置いておいて、気の強いマードゥリーは「私が見つけて捕まえてやる!」と宣言する。そこで流れるのがコレ。

 名曲の誉れ高い「Choli Ke Peeche」。
 重慶マンションで初めて買ったマードゥリーのベストVCD(当時はDVDじゃなかった)に入っていて「何じゃこりゃ!」と驚いた曲。グレゴリ青山さんのマンガでタイトルだけは知っていて、後で同じものとわかって納得した。「Chaiyya Chaiyaa」と並んで、ヒンディー映画のフィルミーソングの双璧だと思う。
 こんな看守いるかよ、というのは置いておいて、マードゥリーは見事サンジャイ兄貴をたらしこみ自らを拉致さしめるのであった。
 といっても、逃避行の前半はとても明るい。マードゥリーはずっと歌っているぞ。曲の中でストーリーが進むタイプの歌舞音曲シーンなのだが、この絢爛豪華さは最近はあまりないような気がする。

 有名なのはこれだけど、その他、食堂でお芝居の真似っこをしていると警察官が混じってくるとか、テロリストのみなさんが「Choli Ke Peeche」を踊る(衣装付き!その衣装どうしたんだよ)とか、明るすぎ。しかし、後半は「母もの」となり、泣ける要素もアクションシーンもたっぷり。最後までどうなることかと気を揉ませるのだが、とにかく

 サンジャイ兄貴、かっこよすぎ!

 今も好きだけども、若いときの兄貴は本当にかっこよかった。ジャッキー・シュロフもすてき。また、マードゥリーとのカップルぶりもいいのね。「Choli Ke Peeche」を見たときにはサンジャイ兄貴とカップルなのかと思ったものだが。
 最近のヒンディー映画はいろいろと工夫をこらしていてよいのだが、90年代の、笑いも涙も愛も憎しみもアクションも何もかもてんこもりの、こんな映画もいいなあ。ほぼ3時間あるのだが、歌も踊りも多いのね。
 見ていないDVDがたんとあるので、こちらも見たいなあと思うのであった。

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