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トルコ行きたい(聖ヨハネ教会跡)

 猛烈に疲れております。
 ストレスと一言で言ってしまうのは簡単なのだが、責任とか、悲しいとか、とにかくいっぱいある仕事をさばかなければならないとか、いろいろあるよね。
 とにかく疲れた。どっか行きたい。

 …疲れると旅行に行きたくなるものなのだなあと実感しつつ、どこに行きたいかをつらつら考えてみるに、行きたいのは台湾とトルコなのだった。
 特にトルコ、行きたいなあ。
 台湾は行けそうな気がするけど、トルコはなかなか行けないだけに、よけい行きたい気持ちが募るなあ。

 トルコに行ったのは4年前の夏だった。ブログにエントリもした(こちら)。読み返してみると、けっこう記事の数があるのにびっくりだが、当時はツイッターがなかったので、今ならツイートしているようなことも記事にしているのね。
 なので、記事にしようと思っていたことを結局していなかったなあと思う。というわけで、4年も経っていますが、今さらのようにエントリを追加する次第。

 最初に見たフォルダに入っていたのがここ。

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 トルコのセルチュクという町にある聖ヨハネ教会の跡。聖ヨハネというのは、自称「キリストに最も愛された弟子」の使徒ヨハネ。イケメンという噂もあるな。かつて、ちょっとだけ記事を書いた(こちらこちら)。

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 使徒ヨハネが晩年にここで福音書と黙示録(新約聖書で一番読んだな)を書いた場所で、6世紀にユスティニアス帝により立派な教会が建てられたらしい。

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 今はこんなですが。
 驚くのは、ここに使徒ヨハネの墓が現存すること。

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 これです。見たときはたまげた。

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 廃墟としても優秀でディテイルが素敵だ。

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 ここに行ったときは出張の旅程の最後の方で、かなり疲労がたまっていて、松の木の下の倒れた石碑に座って、エフェスの遺跡を遠望しながら(この写真の方向にエフェスがある)、しばらくぼーっとしていたのであった。わざわざ新約聖書を持っていって、ここでコレを書いたのかあと思ったり、「使徒行伝」のパウロの苦労自慢(エフェスで投獄されたらしい)を読んだりしていたら、犬連れの警備のおっちゃんに心配されたっけなあ。
 あのときも疲れていたなあ。
 セルチュクでは食欲もほとんどなく、ご飯のおいしいトルコで何も食べられないも同然だったので、その意味でも雪辱を果たしたい。
 ああ、行きたいぞ、トルコ。

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