香港の誠品書店
誠品書店は台湾の本屋さんである。台湾でも好きな場所のひとつ。
その誠品書店が香港にできたので、その後の用事が近いところだったのを幸い、朝一番に行った。
MTR銅鑼湾直結。F2出口から出る。
希慎商場の8階から10階を独占。
今回の香港ではあまり買い物をしないつもりでいたのだが、いったい私にどうしろとという状態になる。
ちなみに、店内には随所に椅子があり、この写真は椅子に座りながら撮った。香港関連の写真集が読みまくれる最高のポジション。
九龍皇帝の作品写真集がほしいと思っていたら、ほんとに出てた。360ドル。
その上にぽんと乗っかっていた「角の丸いビル」の写真集。295ドル。迷わずお買い上げ。建築年や設計者も載っている。1950年代末から1960年代に建てられているんだなあ。無くなってしまった建物に心痛む。
上の写真の石硤尾の写真集も買った。
映画関係の本。ピーター・チャン監督と関係者のインタビュー集、映画の紹介と評論付き。まっさきに読んだのはサンドラ・ンのインタビューだったり。隣は、アンディ・ラウによる「桃姐」の撮影日記。
アン・ホイ監督の本も買った。厚い。
1000ドル以上買うと誠品書店の会員になれて、その場で10パーセント引きになったのであった。
カフェがついているのが偉いのだが、高いです。珈琲75ドル。梨山高山茶にしたら120ドル。いいお茶で、ポットサービスではあるのだが、ポットの中に茶葉がないのが釈然としない。まあ、高くしないと混んで大変だとは思う。
香港に来たらまた来よう…と思うのだが、商務印書館など元からある香港の本屋さんは脅威だろうなあ。
お店のサイトはこちらに。
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コメント
こんにちは、楽しんでいらっしゃいますか?
今年は仕事が忙しくて、香港はおろか実家に帰省すらできず、お盆返上で働いておりました。まだまだ多忙でございます。
アップしてくださった写真で、心慰めてまた明日も頑張って働きますぅ・・・
最近は香港の書籍、ホント充実していて、うっかり書店に脚を踏み入れると、抜け出せなくなりますよね。
あああ、恋しいよう・・・
投稿: faatming | 2012.09.06 21:58
時代広場のpage oneもここが香港?という静かめの空気が素敵ですよね。
さて、久しぶりにお邪魔したら、久方振りの怒涛の香港シリーズ嬉しゅうございます。
私も香港に行き始めて初めての長い空白期間中ですが、ふふふ、この訪問記を拝見して再訪したくなって来ました。
ところで、生活の基本は中医の冷え取りの私が、この夏はアーユルヴェーダの暑さ対策になびいています。これもこちらの影響かも知れません。多謝多謝!今度香港に行ったらインドコスメの物色も、と目論んでおります。なにか面白げなモノに出会われた折にはぜひ御紹介ください。
投稿: TokyoSue | 2012.09.08 00:42
お返事が遅くなりました。
faatmingさん
香港から戻ってきて早1週間になりました。戦利品に心慰められる今日このごろです。
香港の本屋さんは探せばずいぶんいろいろあるので、いいところだなあと思います。
TokyoSueさん
ごぶさたしています。
アユールヴェーダ!実は興味があるのですが、なかなか手が出せていません。重慶マンションのインドスーパーにそれ系のものが若干並んでいるのですが(基礎化粧品も若干)、そこ以外にもあるかどうか探索課題ですね。
インドのマニングスには、かなりその系統のものがあったりしますし、アユールヴェーダが売りの宿泊施設もあるので、将来は是非行ってみたいものだと思っています。
香港での物色がかなったら是非教えてくださいね。
投稿: きたきつね | 2012.09.08 14:07