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「低俗喜劇」

 Ⅲ級片をホンコンヤンの皆様とげらげら笑いながら見た。
 最初に「悪い言葉を使っています」「政治的に偏っています」「色っぽい場面があります」「見ると不安になります」「見ると不快になります」など、様々な注意が出る。予告編にも反映されている。パン・ホーチョン監督は確信犯的にやっているな。
 件の予告編(Ⅲ級だと思うので視聴注意)。

 Ⅲ級片だけにコメントがむずかしいのだが。
 チャッピーこと杜汶澤が出ずっぱり。うまいなあ。ほんとに痩せたなあ。
 邵音音が重要な役で出ている。その他の出演者は、鄭中基、陳靜(Dada)、雷宇揚、鄭丹瑞、葉山­豪、鄒凱光、詹瑞文、田蕊妮、薛凱琪、楊千嬅など。
 お話は、プロデューサーのチャッピーが、大学の映画の授業でインタビューに答える形で進む。「アクターズ・インタビュー」がモデルかなあ。リプトン先生役は鄭丹瑞。
 学生達に「プロデューサーのお仕事」について話すわけだが、本当にプロデューサーは大変である。資金を獲得するために裏社会のボスである鄭中基に会い、兎の頭とか龍虎のスープその他の恐ろしい歓待を受ける。で、鄭中基がファンであるところの邵音音を主役にして色っぽい映画を撮ることに。相手役は葉山豪くん。
 葉山豪くんって香港ではどんな扱いなのだろう。同朋として「がんばれー!」という気持ちになったぞ。あと、その日本語は字幕無しで通じるのね、うーむ。「やまてー」とは言っていなかったけども。
 いろいろと知らないことがあったのだが、特に、英語字幕で「騾馬」は「mule」だということを学んだ。ある意味、騾馬が話の鍵で、ほとんど最初から最後まで出てくる。で、「動物に配慮して撮影しています」で笑うことになる。ああ。
 彭浩翔監督は、「春嬌與志明」に続き、観客を最後まで帰さないということについて命をかけているといっても過言ではない。ほとんど誰も帰らなかった。香港なのに。

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