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「白宮冰室」が「呼吸飯店」に

 なんだか白宮冰室(記事はこちらなど複数)がむしょうに懐かしくなり、検索したところ出くわした新事実。

 白宮冰室のあとが食堂になっている。
 その名は「呼吸飯店」。openriceの記事はこちら

 白宮冰室の遺構であることを意識していて、写真を見ると、床のタイルとか、壁の木彫りとか看板が残されていて、カウンターの上には「白宮冰室」の字が見える。これ、店頭にあった文字か?
 こちらにも記事が。

 東方互動2012年8月29日

  重現昔日人情 小炒風味

冰室,在香港已買少見少。早前逾60年歷史的白宮冰室因沒繼承人而被迫結業,何其可惜。有幸惜花人將之接管並改稱「呼吸飯店」,不僅將部分「白宮」的裝潢保留,更請來大師傅炮製懷舊小菜,嘗到的何止是小炒風味,更滲出濃厚人情味。

 明報2012年9月5日

  呼吸白宮半世紀情懷

提起呼吸(Full Cup),後生仔都會點頭叫好;提起白宮,滿頭白髮的都會豎起拇指。前者為旺角近年人氣急升的樓上cafe,佔登打士街商業大廈數層樓面,環境有格調之餘更有現場音樂,為年輕音樂人提供表演平台,是間甚具性格的cafe。後者為土瓜灣逾50年的老牌冰室,由許氏家族三代經營,至今年決定結業。鍾情舊物的呼吸老闆清龍早前來到白宮蒐羅物件,有感要留下的其實是整間冰室,於是提出租下地方,將兩間於不同時空流行的餐廳結合起來。現時飯店主打小菜,亦保留茶餐廳特色,可嘗到熱奶茶西多士菠蘿油特餐A等茶記食物。

 星島日報2012年7月18日

  懷舊冰室原味重生

白宮冰室經歷三代最終結業,幸好在拆卸時,被本地著名Cafe呼吸咖啡店老闆租下舊址。他喜歡懷舊事物,於是將冰室的懷舊元素統統保留,只是把冰室變為小菜館,提供懷舊粵菜,開業不久已吸引街坊捧場。踏入這家新店,雖然是經過大裝修,卻又有似曾相識的感覺。大門改成開放式,馬賽克地磚及牆身、花紋窗框、鐵閘等仍然保留,在新建的水吧上方亦保存了「白宮冰室」的經典招牌,還可以找到經歷風霜的「不准吐痰」牌子和古老時鐘等。此外,老闆亦添置不少自家珍藏的古董水壺和收音機等懷舊小物作點綴。至於桌椅則是新購入的,但亦以仿古風格為主,與環境互相配合。

 太陽報2012年8月14日

  古老當時興懷舊歲粵

踏入呼吸飯店,昔日「白宮冰室」的招牌就掛在餐廳中央,非常搶眼。「想保留的其實更多,奈何發現白宮結業時,內部裝潢已拆掉大半。」呼吸飯店老闆清龍耿耿於懷地說。既然不能留住完整的白宮,就盡力保留它50多年以來留下的一事一物。於是清龍決定將幾近絕迹的老派小炒重現大家眼前,將白宮精神延續下去。

 
  白宮冰室 重新呼吸

  懷舊冰室原味重生

  食字部:紅磡有情夜宵 呼吸冰室味

 開店は7月18日ちょっと前ぐらいか。
 太陽報の写真を見ると、どうもあの奥の部屋は全面改装されてしまっていて昔年の面影はないようだ(実はとても悲しい)。表側のフロアも、ボックス席は完全撤去とか(まあ座面がべっこり凹んでガムテープで補修されていたので仕方ないか)かなり変わっている点がある。

20120924hongkong

 現在の店内はこんな感じらしい。
 古い木の椅子は白宮のものだろうか。
 タイルが貼られた柱は、たぶんメニューが貼ってあった板張りの柱なのだと思う。できれば柱についていた照明も残してほしかったな。入った奥にカウンターのようなものができたので、かなり手狭になったのではないだろうか。天井の扇風機が冷房になったのは仕方がないとしても、上が緑で下が石っぽい壁が見えなくなった(残っているのか?)のと、あの風通しのいい広々した感じがなくなったのが残念。改装した人と自分の感じる「白宮冰室のよさ」が違うということなのかもしれないけれど。できれば、もっと極力原型を留めるようにしてほしかったけどねえ。
 しかし、それにしても、跡形もなくなるのではなく、白宮を惜しむ気持ちがあって一部でもたたずまいを残そうという志のある人が跡地の経営をすることになってよかったと思う。
 大好きだったあの空気感がなくなったとしても。
 営業時間は、openriceでは朝6時から、太陽報では12:00からになっているのだが、とにかく、一度行ってみよう。

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