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2012年10月

「春嬌與志明(恋の紫煙2)」on DVD

 ちまたでは映画祭シーズン。
 繁忙期で他の地方に出かけるわけにはいかないのでネットで楽しませていただいている。で、おうちでDVD。
 今回東京国際映画祭で公開された「春嬌與志明(恋の紫煙2)」、実は香港でDVDを買ってきました。
 ジャケットはこうです。

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 「超熱感極薄装」。
 中袋はこうだ。

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 パン・ホーチョン監督ったら。

 香港で見たときの感想をこちらに書いたのだが、二股ものが好きではないので好意的な書き方ではなかったものの、映画としては好きで、DVDは何回か既に見ている。
 北京のバー「ベッド」には行き損なったんだよなあ。ミリアムはショーンよりいくつ年上なんだろ。ショーンもおっさんくさくなったとは思ったが。
 パン・ホーチョン監督は、「低俗喜劇」などもそうなのだが、人間のしょうもないところを描くとほんとにうまいのね。ああ、もうほんとにしょうがないなあ。袖にされた2人は気の毒だけどなあ。空中小姐の彼女はいさぎよくて結構よかったのになあ。
 初めの煮詰まってくる感じもうまい。大詰めで、ミリアムはそういうものに例えられて嬉しかったろうか(あ、本人は知らないのか)。いや、嬉しいかもね。あれは意外においしいものだし。
 「黄なんとかに似ていると言われます」というイケメン黄暁明。それで香港の場内は爆笑だったんか(当時は主に英語字幕を見ていたのだった)。パンちゃんは客を楽しませるプロ意識もすごいなあ。
 そして、ツイッターで教えていただきました。香港上映においてエンドロールで客のほとんどを帰さなかった(これはすごいことである)「別問我是誰」by 余文樂の本家リンダ・ウォンとの比較。メディア・アジア公認動画。是非大きい画面で。

 メイキング。

 えらい、えらいよ、ショーン!
 前から女装するときれいだったけど。
 先日の「ダブルフェイス」の後、「無間道」三部作を一気に見てしまったので、感慨もひとしおである。
 (【追記】こちらで監督も女装してらっしゃいました…)
 日本語字幕版が見たいので、「1」「2」合わせて是非とも地方でも公開してほしい。どうしても駄目ならDVDででも。

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続・偉大なり「無間道」(WOWOW「ダブルフェイス」)

 こちらの続きです。
 まだ先だと思っていたのに、もう放送。
 用事があって外出していたので、帰ってから録画したのを見た。有料放送での放送とあってTBS放映時ほど祭りにはなっていなかったような。

 うーん。
 基本的に元祖「無間道」を踏襲していて、やっと警察学校も出てきたのだが、wowow版のほうがオリジナリティを出そうとしていた印象。
 勝負としてはTBSの勝ちかなあ。
 本編ではサミーが演じたところの蒼井優の設定は、たぶん特にオリジナリティを出したかったところなんだろうけど、あまり成功していなかったように思う。大詰めのカット割りと姿勢もなあ。それを映しちゃいかんだろ。
 何より、西島秀俊がかなりトニーさんの雰囲気を出していたので、香川照之が華仔に似ていないのが堪えた。

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 照之、顔がなんだか歌舞伎。伝統芸能おそるべし。
 「あいにく俺は警官だ」も薄味でしたなあ。
 本家「無間道」は、ラウがしゅっとしてて警察ではエリートで人望もあって、しかし実はサムの狗で、ヤンと出会って善人になりたいと願うようになり無間道にはまっていくところが醍醐味なんだけど。「無間道」の意味が違っている。ときどきアングルが原作に酷似してはいたのだが(エレベーターとか)。日本には「活園(殉職公務員の墓地)」はないんだな。
 ラストは主演2人のデュエットじゃなかったし。
 本家での萬佛寺のシーンの翻案と小日向文世と髙橋光臣(「梅ちゃん先生」における松岡先生)はよかったと思う。
 12月23日にwowowで2本一挙に放送するらしいので、そのときに気が向いたらまた見よう。
 しかし、まず見たくなるのはオリジナルの「無間道」であって、これを機会に日本における「インファナル・アフェア」の認知度が高まることを願うばかりなのであった。レンタルショップで軒並み借りられているとの情報もあるので、香港映画の面白さが浸透することを心から期待したいと思う。
 放送権を持っているはずなのでwowowは12月に「インファナル・アフェア」を放送するように。

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「我左眼見到鬼」

 やっと週末である。
 とにかく映画、あんまり現世ばりばりじゃなく、どちらかというと暖かめのやつ。
 というわけで、またもや鉄板のジョニー・トー先生&ワイ・カーファイ映画なのであった。

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 主演はサミー・チェンと劉青雲。
 サミー演じるメイは外国で知り合った御曹司ダニエルと知り合って7日で結婚するのだが、ほどなくしてダニエルは海で死んでしまう。3年後、未亡人となったサミーはダニエルの遺した海辺の大邸宅で無為に過ごしている。ダニエルの愛犬ウィスキーも死に、酒飲んで車を飛ばして事故を起こし車は大破、サミーは幽体離脱してしまうのだが、そこに現れた劉青雲演じる幽霊が無理矢理サミーを戻らせ生き返る。その後、サミーの左眼は幽霊が見えるようになってしまうのだった。その後、劉青雲はサミーの身辺に現れるようになり、そして…というお話。
 これはもう、ひとえに劉青雲の愛らしさをめでる映画であると思う。ラウちんと呼ばざるをえない可愛らしさ。

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 こんな格好です。おでこに水中メガネ。
 自分は13才で死んだ小学校の同級生だと名乗り、言動がまるで子供。でも、その無邪気さ(邪気がないのよ)と愛、「ダニエルが愛したのだから私はあなたの味方」と言うダニエルの妹のチェリー・イン、折に触れ現れる幽霊の皆さんなどによって、サミーはゆっくりゆっくり立ち直っていく。
 ワイ・カーファイは、「神探(マッド探偵)」などもそうなのだが、異界と現世の狭間みたいなところを描くのが本当に上手いと思う。病院の部屋を間違えてやってくる死神っぽい黒服、可愛くなりたいと言って人にとりつく過食霊、助っ人に現れる幽霊の皆さん(見かけの年齢と幽霊歴は異なる)、事故で壊れたダニエルの車(ダニエルが生まれたときに買われたベンツ)を直すために持ち込んだ修理処(王天林パパ!クラシックカーを直すのは息子)の幽霊など、いい味を出しています。愛犬ウィスキーも。ダニエルもいい奴だ。
 サミーはとっても庶民的な家の生まれで、お父ちゃんである林雪は刑務所に入っていたこともあって、その実情をダニエル側には話しておらず「金目当て」と思われ、内心辛くても表に出すことができず、それが3年間の無気力な生活に現れていたのだと思う(あれだけ飲んで食べて太らないのはすごい)。それだけに、最後にサミーが泣くところは、こちらも泣けてしまうのだった。
 また、ラウちんがいいんだ。
 仮面ライダー(香港でも有名なのね)の変身ポーズでこれだけ泣けることがあるだろうか。
 

 劇中歌。
 パイロット姿より幽霊姿がいいんだけど。
 日本語字幕で見たいな。

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Red Lavel

 下書き記事です。
 まだまだ続く繁忙期。支えの一つがコレ。
 今年になって、インド関連の買い物の定番になった。
 その名はRed Lavel。

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 日本のインドスーパーにも重慶マンションにも大抵売っているので、見つけたらストックを切らさないように買っておくようになった。
 これは何かというと、スパイスティーというか、ハーブティーのようなもの。Brookbondが作っているらしい。

 紅茶の中にこんなものが入っている。

20120930india

 Ashwagandha: Helps copes with stress
 Muethi: Helps soothe the throat
 Thulsi: Helps build body resistance
 Cardamon: Helps in digestion
 Ginger: Helps protect cough & Cold

 スパイスティーというより、健康にいい紅茶という感じ。正体を調べていない植物もあるのだが、風邪を引くとまっさきに喉をやられる身としてありがたい。
 生姜やカルダモンが入っているせいか、飲むと、身体があったまっていい感じ。ちょっと調子が悪いかしらと思うときに身体にいいスパイスティーとして愛飲してしまうのであった。

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「痩身男女(ダイエット・ラブ)」

 半年ほど前に下書きしてあったのだが、これを機会にお蔵出し。
 主人公はアンディ・ラウとサミー・チェン、すなわち元祖「無間道(インファナル・アフェア)」の夫婦役である。「ダブルフェイス」だと香川照之と蒼井優か…。

 鉄板のジョニー・トー先生&ワイ・カーファイ印。
 しかし、これは「街もの」映画ではありません。なぜなら舞台が日本だから。香港版で見ていたのだが、日本語のセリフが多くてわかりやすいのなんの。

 アンディとサミーが、林雪(実際ちょっと細かったかも、今より)や王天林パパすら細く見えるという全身特殊メイクでお送りするラブストーリーである。

 予告編。

 冒頭はたぶん熱海あたり。恋人だったピアニスト黒川と別れ、やけ食いのあまり肥満してしまったサミーが自殺を図り損なうところから話は始まる。宿屋のおばちゃんは、同じ香港人だからと肥満体のアンディ(包丁を売り歩いているらしい)にサミーを紹介、アンディはサミーをしょいこむ羽目に。はじめはサミーを振り切ろうとするアンディであったが、サミーの心情を知ると、横浜中華街(でアンディは育ったという設定なのかなあ)にサミーを連れて行き、サミーのダイエットに協力するのだった。高額のダイエットプログラムの費用を稼ぐため、アンディはサミーに内緒で街頭でボクシング勝負を始め、ぼろぼろになりながらもサミーを応援する。そして…というお話。
 
 実はこの映画、ビジュアルから、ずっと食わず嫌いで見ていなかったのである。しかし、さすがトー先生とワイ・カーファイ、いい映画だった。好きだ。これ。
 主役がスターのアンディとサミーだもんね。かっこいい姿が出てこないわけないじゃん、と思っていたのだが、いやー、改めて見ると、ほんとにかっこいいわね、2人とも。
 黒川くんはとうてい好みのタイプではなかったのだが、終盤ケーキをやけ食いするところはよかった。オチのつけかたがワイ・カーファイっぽい。

 日本が舞台と言うことは、これはファンタジーなんだと思う。
 アンディは映画の中でずっと食べ続けている。頻繁に登場するのは「なげわ」とか「カラムーチョ」とか魚肉ソーセージとか。見ているとスナック菓子が食べたくなって困る。
 これが香港だと洒落にならない。アンディが林雪になってしまう。「跟蹤」こと「Eye in the Sky(天使の眼、野獣の街)」で延々と食べているのとは訳が違うもんね。
 中華街では王天林パパがお店をやっていたり、林雪が肉まん売ってたりします。ああいう中華街なら行きたいなあ。撮影したのは台湾料理店「青葉」の近くらしい。

 日本が舞台だし、いっそこれをリメイクしてはどうか。
 難度高いけど。

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偉大なり「無間道」(TBS「ダブルフェイス」)

 繁忙期なのであるが、昨日は仕事を持って帰りTBS「ダブルフェイス」を見たのであった。なぜなら録画予約を忘れたから。民放のドラマなどとんと見ていなかったのだが、こんなことをしたのは、ひとえに「インファナル・アフェア」こと「無間道」のリメイクだったからである。
 ツイッターのタイムラインは、ほとんど「ダブルフェイス」一色。思わず参戦してしまい、ほとんど仕事にならず。
 感想を一言で言えば、

  本家「無間道」は、まっこと素晴らしい!

 ということに尽きる。
 しかし、珍しく(といっていいと思う。過去には「輪舞曲」というのもあったしな)意外に健闘していたといってよいと思う。あのシーンもこのシーンもそのまんまだったけど。リスペクトはあったのではないか。某FJテレビでなくてよかった、とか、芸能事務所がらみの配役じゃなくてよかった、とか。

 主な配役は、
  トニーさん    →西島秀俊
  華仔       →香川照之
  ケリー      →和久井映見
  チャッピー    →伊藤淳史
  サミー      →蒼井 優
  秋生さん     →角野卓造
  エリックとっつぁん→小日向文世

 西島秀俊はかなりトニーさんに雰囲気が似ていたと思う。小日向文世と伊藤淳史はとてもよかった。和久井映見もまあまあ。蒼井 優は出てこず。
 香川照之はねえ、好きなんだけどねえ(「坂の上の雲」の正岡子規だし)、個人的にはちょっと雰囲気が合わなかったかなあと思う。西島秀俊と同級生には見えづらい。そういえば、警察学校はまるっとカットされていたなあ。
 角野卓造もねえ、悪くはないんだろうけど(モンクさんの声の人だし)イメージが合わず。ツイッターでの「親方、空から角野卓造が!」がツボにはまる(ラピュタを持ち出したのは実は自分なのだが)。ラーメン屋志望のキョンは幸楽に修行に行ってはどうかという意見もあったな。「渡る世間は鬼ばかり」は見ていないのだが。
 じゃあ誰が…というネタが今日もあちらこちらで見られたが、秋生さんは…遠藤憲一あたりどうだろう(あまり自信なし)。(【追記】その後、某所で「伊吹吾郎はどうか」というのを見て、おおと思った)。ラウは誰かなあ…堺雅人?ちょっと違うか。堤真一だと年がいきすぎか。もし「3」をやるならヨンは谷原章介というのに異存はない。
 ネットでの評判はかなりよかったようで、ツイッターのタイムラインはほぼ一色だったし、某巨大掲示板の実況は9スレッド+反省会2スレッド(1スレッド1000レス)いったようだ。
 実は、話が途中で終わっており「続きはwowowで!」となったので、あちらこちらで阿鼻叫喚になっていた(たとえば、このあたり)。うちは加入しているけどねえ。あれはないだろう。結局wowowの販促になっていたし。これに味を占めてwowowが今後も同じようなことをやるようになったら嫌だ。ちなみに、wowowのサイトはこちら。プロモーション動画が見られます。
 しかし「香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク!」が前面に出ていたので、原典が認知されたのは本当によかったと思う。みんな、香港版を見ようよ。本当にいいよお、香港版は!!!
 実は、今日帰宅して速攻でDVDをかけているのだが、香港という街で撮っているのもいいんだよねえ、やっぱり。
 日本版リメイクをするなら「痩身男女」なんてどうだろうか。日本ロケだし。中華街に住んでいる設定だし、林雪をゲストで出すとかして。
 昨晩は見終わるや否や元祖「無間道」を見たくてたまらなくなったのだが、朝早いのでかなわず、その代わり、今日は朝からコレがエンドレス。

 燃えるわあ。
 しかし、日本版リメイクのせいか「さあ、歌っていただきましょう。トニー・レオンさん、アンディ・ラウさん『もうがんとう』です!」という前振りが脳内でついてしまって困ったのであった。なぜ。

【追記】
 WOWOW放送分についてはこちらに。

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「土偶」が個人的ブーム

 現在土偶がプチマイブーム。
 きっかけは、北海道開拓記念館のこの展覧会。

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 仕事のついでに入ったのだが、とても面白かった。
 形の移り変わりも面白いんですけどね、
 最初はすごーく単純だったのだが、1万年後に

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 有名な遮光器土偶が出現。
 実は、この遮光器土偶、東北北海道で大流行しており

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 あちらこちらで作られていたのであった。
 これは宮城県のやつ。
 北海道でもたくさん発掘されていて、出来不出来もあって、これは絶対「土偶職人」みたいなのが各地にいてですね、「今はこれがトレンド!」「どうよこれ!」などということをしていたのではないかと思えてしまうのである。
 後期になるといろいろな人々が出てくる。
 北海道の唯一の国宝土偶「中空土偶」さん。

 イカール星人と戦っておられます。
 睡眠時間3000年(ちょっと羨ましい)。

 NHKの「日曜美術館」で現在MIHO MUSEUMで開催中の「土偶コスモス展」が紹介されていて、これにものすごく行ってみたいのであった(現在、美術館のトップページにチラシ掲載中)。

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 チラシ裏面(拡大可)。

 実はカタログ本が全国販売されていて、買った。

 よいです。直接みたいなあ。
 番組は来週あたり再放送だと思う。

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『大奥』8巻

 やっと、よしながふみ『大奥』8巻を読んだ。

 かねがね「よしながふみに外れなし」と思っていたけど、4年経った今見ても、ほんとに外れがない。すごい。
 もともと、吉宗の時代から話が始まり、7巻の後半で最初に戻ったのだが、吉宗・久通など主なキャストが退場し、次に進む巻といえる。
 それだけに、いろいろと感慨深いのだが。
 特に、杉下!
 杉下とはこの人です。

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 1巻で出てきたときは大奥の下っ端でねえ、でも好きだったんだよねえ。最後は大奥総取締と大奥のトップになり、吉宗のはからいで吉宗の娘達から父上と呼ばれるようになり、穏やかな晩年で本当によかった。

 実は「大奥」の最大のみどころは「老い」がきっちりと描かれているところだと思う。杉下もそうだし、吉宗もしかり。若いころの颯爽とした吉宗も最晩年を迎えるのである。第1巻の終わりにある意味華々しく登場した村瀬正資は、 時系列では第2巻で地味に登場するんだよね。それが節目節目で出てきて、7巻で、これまたある意味華々しく退場する。
 久通もねえ、出てきたときから只者ではないと思ったが。
 人間、どうあっても年をとるんだなあ(しみじみ)。
 フェミニストを公言するよしながさん、女の描きっぷりは本当にさすがであると思う。
 そして、「大奥」は、「大奥」が男の園だけあって、いい男もたくさん出てくる。実は一番いい男だと思うのは江島。

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 こんな人ですけど。
 背中まで毛が生えているけど別にいい。史実があるので仕方がないんだけど、江島にも幸せになってほしかったなあ。

 たしか、よしながさんがインタビューで「慶喜までやる」と言っていらしたと思うので、最後に話にオチがつくと思うのだが、どうなるのか刮目して待ちたいと思う。

 完結の暁には日本SF大賞ぐらいあげてほしい。ティプトリー賞も受賞しているんだから。

 10月12日からテレビドラマになるらしいのだが、家光と有功の話だということで、有功は堺雅人。うーむ。堺雅人といえば「篤姫」の家定さまで、思えばあの役で堺雅人を見初めたのだが、うまいことは折り紙付きで心配はしていないのだが、有功は絶世の美男という設定なので、どうなるんだろう。
 映画版では杉下を阿部サダヲちゃんがやっていたのだが。いや、サダヲちゃんは好きだが、杉下とは雰囲気が全然違う。映画版の主役は吉宗役におおいに不満があるので見ていないのだが(できるとすれば糸子ちゃんこと尾野真千子ぐらいか)。とりあえず、ドラマは見てみることにする。
 …と思ったら、また映画版が作られて、堺雅人が右衛門佐役で、綱吉が菅野美穂なのか。うーむ。

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「ロボット」ブルーレイきたる

 ついに来ました。
 「Robot」のブルーレイが。
 ゆうばりでタミル語版を見てから1年半。感慨深い。

 

 ブルーレイは、日本公開版とカットなしの完全版がセットになっているので(DVDは日本公開版のみ)、やっと完全版が日本語字幕付きで見られるのだった。
 家で仕事をしながらかけた。
 さすがに画面がきれいだぞ、ブルーレイ。
 そして、カット部分が日本語字幕で見られる。
 日本語字幕で初めて知ったのだが、

 歌詞に「ワサビ」が読み込まれていて、よく聞いてみると、ちゃんと「ワサビ」って言っている(1分39秒あたり)。しかもサビの部分で。「君はハチミツの中の刺激的なワサビ」だそうだ。スパイス王国インド人にそういわせるとは、ワサビはまこと日本の誇りである。しかし、ハチミツにはカルダモンとかインドのスパイスの方が合うのではないか。「〜ビ」で韻を踏んだのかなあ。

 あと、

 3分過ぎでラジニがライトセーバーでスターウォーズもどきのことをしていた。というかそのまんま。

 そして、チッティの最後の長台詞は泣ける。
 主役はまぎれもなくチッティである。
 最後のシークエンスでかかる歌がさりげなくいい曲だ。しかし、展示しておくのって危なくないんですか?機密だろう普通は。

 前にも書いたけど、主人公2人にはあまり共感できず(アイシェのカンニングシーンにはやっぱり腹立つ。医者になるんだろう、お前は)、お話はよく知っていて集中しなくてもよく、歌舞音曲シーンは豪華で見ているとやっぱり面白いので、BGVとして活躍するのではと思う。

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「Agneepath(2012年版)(火の道)」

 繁忙期でも映画は見たい。
 というわけで、見た。連休だし。
 主演はリティク・ローシャン。しかし、個人的なみどころは、なんといってもサンジャイ・ダット兄貴である。

 予告編。

 サンジャイ兄貴はものすごいことになっております。スキンヘッド、まゆげなし、うなじと両腕に刺青、体重はわざと増量したか不明。

 こちらに兄貴のインタビューとトレーニングシーンが。

 実は、DVDの字幕が半分以上なく、それもあって話がよくわかっていないかも。とにかく、リティクがずーっと怒っている。
 リティクのお父さんは、息子にガンジーの詩を教え(タイトル「炎の道」はそこからとられている【追記訂正】こちらで教えていただいたのだが、この詩はアミターブ・バッチャンの父君が書かれたものだそうです)村でmasterと呼ばれている人格者なのだが、塩を輸出するといいながら実は麻薬事業を行うために村に乗り込んできたサンジャイ兄貴に陥れられ、殺されてしまう。リティクは子供ながら警官を撃ち殺し、あっというまに15年。どうも麻薬王のところで働いているようなのだが、おなじみオム・プーリー(「Don」の渋い刑事さん)演じる警官とも懇意にしているのがよくわからない。プリヤンカ様の経営する「チャイニーズ・ビューティー・パーラー」に出資したり。麻薬王をかばって撃たれたリティクは息子として扱われ、実の息子が撃たれたこともあって麻薬王の右腕となるらしいのだが、そこでサンジャイ兄貴と取引することになる。しかしサンジャイ兄貴に拷問されたり、麻薬王がアラブ人にリティクの妹を売ろうとしているのを阻止したことがもとで母と妹のところに戻れたり(ほとんど唯一のなごみシーンでソヌ・ニガムが歌っている)など、いろいろなことがあった末、復讐の鬼(何があっても死にそうにない感じ)と化し本懐を果たす…という話だと思う。
 本筋とはあまり関係がないけど、ヒジュラのおねえさんたちがたくさん出ていたのはなかなか。あと、お母さんと妹の住むアパートが「カンフー・ハッスル」の砦というか香港の古い団地みたいだった。
 あまり明るいところがなくて、かなり疲れる話なのだが、何曲か歌舞音曲シーンは入っている。 
 一番有名なのは、カトリーナがゲストのこれだろう。

 これなんかもそうだけど、カトリーナ、雰囲気変わってきたかなあ。「Singh Is King」のTeri OreとかJee Karda(かわいい!)みたいなのも好きなんだけどね。
 この映画のは、サンジャイ兄貴とリティクの宴席で踊られる踊りだった。酒席にカトリーナが来るのか、すごいなあ。それにしても、リティクが踊らないのが不満である。こちらも、えー踊るのはプリヤンカだけ〜?と思わせて、やっと後半ちょっとだけ踊る。それにしても踊り成分(というか、ゆとり成分)が少ないぞ。リティクはダンスが上手いのになあ。
 しかし、それよりも欲しかったのは、おっさんフィーチャー場面である。もちろん、サンジャイ兄貴もなのだが、麻薬王、ぜったい知っている顔だと思ったらリシ・カプールなのね。意外な配役。「デリー6」で話のわかる叔父さん役だったり明るい温厚な役が多かったし、そもそも大スターであるラージ・カプールの息子で本人もスターだし(検索すると動画がいっぱい出てくる。ちなみにカリーナ・カプールのおじさんだ)。素敵。
 いっそ、サンジャイ兄貴とリシ・カプールが主役でもよかったんですけど。こういうのがもっと見たかった。

 1990年にアミターブ主演で公開された映画のリメイクらしいので、後で見てみよう。【追記】ちらっと見てみたら、こっちの方が好きかも。

 【さらに追記】今年の東京国際映画祭で「火の道」のタイトルで公開されるのか!ということは日本語字幕版があるのね。見たいなあ。ということで、記事タイトルを追加しました。

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「スタートレック 劇場版」

 繁忙期につき下書き記事(けっこうな数の記事がたまっているので、少し放出したい)。なんとこれは2010年に書いてあったのを加筆修正。
 きっかけは、NASAの火星探査船Curiosityが送ってきたこの写真。眼前にありありと火星の岩が。すげえ。
 やっぱり貼る。

20121002curiosity

 キュリオシティくんは火星でひとり健気に働いているんだねえ、という話をTwitterでして、ボイジャーのことを思い出したのだった。 
 
 スタートレックの映画は数々あるが、好きなのは断然コレ。監督:ロバート・ワイズ、特撮(CGなし):トランブル&ダイクストラ、キャストは当然テレビ版の元祖オリジナルキャストと、とっても豪華である。
 1979年公開…で愕然とする。33年前だ。みんな若いなあ。もうドクターとスコッティはいないので、今ではこの顔ぶれは不可能。この映画は劇場版第1作で、今にしてみると同窓会的色合いが濃かった。いくらデッカー君が艦長の座を奪われてむっとしても、逆らうのは無理というものである。

 予告編。

 監督が「サウンド・オブ・ミュージック」のロバート・ワイズのためか、最初に宇宙をバックに「序曲」が流れます。今だったら、こんなにゆったりした作りは無理だろうなあ。
 宇宙の彼方から巨大な光の雲がやってくる。雲は、クリンゴンの宇宙船を破壊し、人類の宇宙ステーションを破壊し、一路地球に向かっている。対応できるのは、改造が終わるか終わらないかというエンタープライズのみ。とっくに陸に上がったジム・カーク元船長(現提督)は、経験を旗印にエンタープライズ艦長に返り咲く。というところからお話は始まる。
 新しいエンタープライズに向かうカーク提督とスコッティ。新しいエンタープライズをゆーっくり外から見せるのだが、久々にエンタープライズに乗るカーク船長の心情ということなんだろうけど、どう見てもファンサービス兼新しいエンタープライズのお披露目シーン。テーマ曲(3小節目あたりの裏メロで低音が上がってくるのが好き)も心躍る。
 新船長として張り切っていたデッカー(ちょっとマーク・ハミルっぽい)は副長兼科学主任に格下げ。内心むっとしているのが見え見えだけど、ちゃんと働いているのが偉い。提督じゃ逆らえないし古参の乗務員はカークが来て喜んでるし。ちょっと気の毒。
 そこへ、バルカン星で感情を滅する修行をしていたスポックが、完了直前で結局感情を捨てきれず、科学主任として志願してくる。デッカーは喜々として科学主任の座を譲り(まあスポックにはかなうまい)、スポックは改造早々で不調のエンジンを直し、エンタープライズは一路「雲」に向かう。そりゃーね、スポックがいないとスタートレックじゃないよね。
 無謀だと止めるデッカーの言うことを聞かず、雲の中へ突き進むエンタープライズ。デッカー君、この人たちに「無謀」って言っても無駄ですから。無謀とはったりで長年テレビドラマ界に君臨してきたんですから。
 スポックのおかげで交信に成功したため攻撃は逃れるのだが、逆に雲の中に誘導され、電流のような探査ものがやってきて、デッカーの元恋人(インド系美人)アイリーアを連れ去ってしまう。その後、探査機はアイリーアの形を借りて現れ、ビジャーに遣わされたと言いつつエンタープライズの中を探索しまくり。雲の中の知性と接触したスポックは、それを飽くなき探求心だというのだが(curiosityって言ってる!)。しかし、アイリーアだったものは創造主に会わせろと言い張った末、創造主との接触にじゃまな炭素ユニット(人間のことね)は地球上のも全部滅ぼすと言い出す。
 そこで、カーク船長は得意のはったりを聞かせ、例によってスポックとドクター、くわえてデッカー副長の4人でビジャーの中心部へ向かうのだった…というお話。
 
 もう30年前の映画なので以下ネタバレですが、

 ビジャーの中心にあったのは、古い探査宇宙船。姿が見えたときには劇場で笑ってしまった。だってボイジャーなんだもん。見た瞬間に話がわかったもんなあ。
 ビジャーは、実は、ブラックホールに飲み込まれたボイジャー6号だった。ボイジャー6号は宇宙の彼方で機械生命体に拾われ、機械生命体は情報を集めるだけ集めて地球に持って帰るという使命を知って、親切にも改造してくれたらしい。しかし、そこで何か誤解が生じたんだねえ。
 とにかく、ボイジャーは、情報を集めて創造主に送りたいという一心で300年かけて地球まで帰ってきたのだった。

 結局感情を捨てられないスポックの話とビジャーがパラレルになっていて、スポックがビジャーの心情をおもんぱかる。トランブルとダイクストラの「2001年」と「スターウォーズ」と「未知との遭遇」風味の特撮(CGなし)、そして何より、とっても健気なボイジャー。
 今となっては、泣けてしまう。はやぶさがこんなんなって帰ってきたらどうしよう…って、もういないんだけど(涙)。いや、パイオニア10号でも、ボイジャー1号&2号(ときどきtwitterでお便りが来る)でも。
 宇宙の彼方でひとり健気にがんばる宇宙探査機は、個人的にツボの中のツボなのだった。君たちのことは忘れないからね。

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香港の犬猫 2012年9月

 今回の香港では、あまり動物に会えないかと思ったら、裏通りや市場は意外に犬猫の宝庫なのだった。

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 たしか上海街(佐敦道の手前)の横町にいたブチさんとクロさん(仮名)。機嫌よさそうだった。仲良しらしい。

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 市場には犬猫が豊富。
 BPに泊まったら必ず行きたい新填地街市。

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 カリカリをもらっていた市場にゃんこその1。

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 市場にゃんこその2。こちらは三毛。

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 なぜか、カメラを向けると必ずカメラ目線になったフレンチブルちゃん。撮影慣れしているのか?

 九龍城・土瓜湾あたりは犬猫が豊富(こちらこちらなど参照)なのだが、佐敦・油麻地あたりも犬猫が豊富なのだなあ。ビバ裏通り。

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