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2012年11月

「寒戦」

 突然ですが、今、香港に来ています。
 明日明後日と仕事なのでした。
 ツイッターではつぶやいているのですが、iPhoneからブログをアップしようとしたら、なぜかアプリがダウンしてできず、写真入りの詳細は帰ってからになるかも。

 移動の関係で今日は休日なので、これを見ました。

 見たかったんだよねえ。
 見られてよかったなあ。
 これは香港で見た方がいいと思う。できれば、旺角のブロードウェイで。警察映画で街もの映画。
 冒頭がいきなり香港の空撮で、その直後、旺角のブロードウェイで爆破事件が起こるのでした。これ、あそこで見ていたら臨場感最高だと思う。そして、おそらくほぼ同時に警官5人が乗ったバンが拉致される。
 対する警察は、行動班のトップが梁家輝、保安管理班のトップがアーロン。林家棟が梁家輝の部下、アーロンの腹心が銭嘉楽(武術指導も)、保安局のトップがアンディ・ラウでさすがの貫禄(友情出演)。
 で、警察の中がいろいろ大変で、行動班と保安管理班がどうもそりが合わないようだし、途中で内部監査は入るし、家棟はアーロン側につくし、人間関係がものすごく錯綜している。梁家輝の息子もなんだか訳がありそうなのだが理解がおいつかず。
 梁家輝は「香港ではいまだかつてテロは起こったことはない!」と香港の治安を保つために「寒戦」作戦を敢行するのだが、どうも風当たりが強いらしい。で、いろんなことがある。
 人間関係が錯綜している上に、アクションもすごくて、なんだかいろいろお金の計算があったうえで警官の身代金を出すことになるらしいのだが、その受け渡し役がアーロンで、受け渡し方法についての犯人の指示がめちゃくちゃ周到、アーロンは振り回された末スターフェリーに走って乗ったりして街が映りまくり。しまいには、そんなところで銃撃戦をしますか!ということになる。よく通るところなのでびっくりした。どうやって撮影したんだろ。
 金鐘のビルでも花火が大爆発、花火おそるべし。

 実はネットの使用容量が限られているので、あまり長くは書けないのだが、これ、是非とも日本で公開してほしい。日本語字幕でちゃんとわかりたい。
 たぶん、ある意味で香港愛の映画なんだと思う。華仔の記者会見演説はちょっと泣いた。110分ぐらいの映画なのだが、密度が濃くて、これ以上長いと大変だあ、というこってりさで、大変よい映画だと思う。

【追記】
 旺角のブロードウェイでもう一度見た。
 1回目よりはわかるけど、まだわからない。特に梁家輝の息子が。やっぱり日本公開希望。

20121124hongkong

 「旺角のブロードウェイで爆破が!」のところ、思ったよりお客さんは盛り上がっていなかったなあ。
 ここじゃん!と思って、内心「おおおお!」だったのになあ。

【追記】メイキングの公式動画がありました。

 銃撃戦のとこ。

 やっぱり影の主役は香港であったか。

【2013年4月追記】
 「寒戦」は、第32回香港電影金像奨において、最佳電影・最佳導演・最佳男主角(梁家輝)最佳新演員(徐家傑)・最佳剪接・最佳音響效果・最佳視覺效果を受賞。香港人の琴線に触れたんだろうなあ。

【2014年3月追記】
 ついに日本語字幕版を札幌で観ました。詳細はこちらに。

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佐敦からA22のバスに乗る

 下書きをしてあった8月の香港の記事が残っていた。

 今回は佐敦のBPに泊まった。以前だとA21のバスを使っていたのだが、今回はA22のバスを使おうと思っていた。
 なぜなら、A21のバスは太子でネーザンロードに下りるので時間がかかるのに対し、A22のバスは九龍駅のあたりまで高速に乗るので速いうえ、車窓の景色が大好きなのである。
 しかも、佐敦道に停留所があるし。

 朝ごはんについては、

20120930hongkong1

 通り道の廟街の美新茶餐廳は6:00から開いているうえに、

20120930hongkong3

 パンを菠蘿油に代えられる。
 茶餐廳の早餐はインスタントラーメンに限る。
 金發餐廳を使う手もある。

20120930hongkong5

 朝は人通りが少ないけど、荷物を引いていくのに何の不便もない。雨がやんでよかったな。

20120930hongkong6

 しかし、バスは意外と混んでいるのであった。
 バス1階の荷物置き場はトランクが溢れていた。

20120930hongkong7

 しかし、なんとか座ることができて、無事、香港島にお別れが言えて、よかったよかった。

 実は、来週の週末は仕事で!香港に行くのであった(行くチャンスがあるとわかって無理矢理押し込んだ)。また、このあたりをうろうろできる予定なので、楽しみ。前後が大変だけど。

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「龍虎門(かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート)」on ブルーレイ

 繁忙期は過ぎたはずが、することはまだまだあり、疲れが溜まっている。眩暈がしてちょっと嫌な感じ。
 というわけで、久々に早く帰ってきたのだが、せっかく早く帰ってきたのだから何か見たいと思うのは人情である。できれば頭を使わなくてもいい面白いやつ。みたいものの在庫はたまる一方だし。

 で、ブルーレイを買ってあったコレを観た。

 邦題はあまり好きではないので書かない。タイトルには書いたけどさ。なんだよ「かちこみ」って。使用語彙ですらないのだが。
 しかし、映画そのものは、

  主演:ドニー・イエン!
     ニコラス・ツェ!
     ショーン・ユー!
  ドニーさんのボス:チェン・カンタイ!
  ニコの師匠:元華!
  音楽:川井憲次!
  監督:葉偉信!

 すばらしい。何の不満もない。
 黄玉郎の劇画が原作で、CG全開のポップな背景、監督も思いっきり楽しんでいるに違いないと思える楽しさ。
 ドニーさんとニコは生き別れた兄弟で、ドニーさんは悪いボスに助けられ組織のために働き、ニコは龍虎門で修行にはげみ、日本料理店で偶然出会う。ショーンとも。

 楽しすぎる出会いである。こちらも楽しい。
 なんと美しい兄弟であろうか。
 結末はお約束どおり大団円。
 何にも考えずにドニーさんの俺様ぶり、美しい兄弟ぶりを堪能し、ショーンえらいよショーン(こちら以来そう思うようになった)、きゃー陳觀泰!きゃー元華!などと思っていればいいのである。
 かなり元気になったのであった。
 次は、ショウブラっぽいのが見たいな。
 その前にブルーレイの特典映像(本編94分に対し、120分もある!)を観なければ。

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香港と日本の「いいビル」の写真集

 この本は香港の誠品書店で買った。

20121105hongkongbook

 「街頭街尾」。英文タイトルは「Hong Kong Corner House」で著者はMichael Wolf。香港大学出版社から出ている。見開きで1棟ずつ、角の角度・所在地・階数・設計者などが載っている。
 香港の角の丸いビルはとても好き。
 この本でわかったのだが、1950年代後半から60年代に建てられたものだという。ジョニー・トー監督の映画によく出てくるのも、おそらくこの頃のビルではないかと思う。階段の曲がり方がかっこよかったり。「意外(アクシデント)」に出てくる古いアパートもよかった。
 そんなところに発見したのがこの本。

 

 その名も『いいビルの写真集』。
 猫のことを、よく「いい猫だねー」と言ったりするのだが(言いませんか?)「いいビル」というのもいい言葉だ。

20121105iibirunohon

 いいでしょう!
 右の透かし模様は牛下のような香港の古い団地にもあったし「意外」にも出てきたっけ。
 この本を作ったのは「BMC(ビルマニアカフェ)」という「50年代〜70年代のビルがかっこいい!」という思いを共にする人々とのことで、もう微に入り細に入り「かっこよさ」が描かれている。
 そして、この本を読んで、自分はこの年代の建物がとても好きなのだということに気がついた。古いビルのニスを塗った壁やドアとか、ピータイルとか、ちょっとがらんとした感じの会議室とか、階段とか、ちょっとデコラティブな磨りガラスとか、大好きである。
 この本は大阪のビルを載せているのだが、いいビルは札幌にも少し残っている。

20121105bandcafe

 BUND CAFEの入っている第二三谷ビルとか。丸井今井の本館とか。手で開けるエレベーターのあった齋藤ビルはまだ残っているだろうか。
 概してこの手のビルは取り壊しの憂き目に遭いやすいのだが、願わくば末永く残ってほしいと思う。問題は香港だけではなかったのだなあ。
 いつか、こんな建物をリノベートして住んでみたいなあ。
【追記】
 ツイッターで教えていただきました。
 Michael Wolfのサイトがこちらに。
 すてきだー。

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金發餐廳

 NHKBSの「世界ふれあい街歩き・ちょっとお散歩」で「香港・九龍」を見てしまい、強烈に里心が。これは昔放送したものを15分に編集しているようだ。(1)とあったので(2)もあるかも。

 そういえば、この間の香港話がもう少しあった。

 香港最後の夜に、どうしてもこれが食べたかった。

20120929hongkong1

 蛋撻と菠蘿油はどうしても食べたい。
 菠蘿油は早餐で食べたけど、蛋撻はまだだ。

 というわけで、佐敦をうろうろして見つけた。

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 店頭にパンのケースがある店を。
 茶餐廳は、店によってパンとか焼味とか、おかず系とか麺とか、得意技がいろいろだけど、店頭を見ればすぐわかる。

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 店内はパステルカラー。
 メニューは茶餐廳の王道。奶茶が10ドルということは良心的な店だと思う。
 店のおっちゃんに「Japanese?」と聞かれ「はいあー」とお答えしたら、なぜか「グッ」と親指を立てられた。なぜ。

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 ここは金發餐廳。
 朝6時から開いているので、朝早い飛行機に乗るときも早餐のついでに蛋撻や蛋巻を買って帰れるというものです。A22のバス停にも近いし。佐敦道と上海街の交差点近く、佐敦道に面した南向き。
 openriceの記事はこちら

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