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2012年12月

香港國際空港に翠華が(禁区外)

 香港國際空港に茶餐廳を出店してほしいと言っていたところ、保安検査を出たところに出店したことは前に書いたのだが、ついに、禁区外(誰でも入れるところ)にも出店したのだった。
 
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 出発ロビーに燦然と輝く「翠華」の文字。

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 上がってみると並んでいる。翠華、大人気。

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 お向かいにあったはずの美心は、好きだった「社員食堂風味満載の茶餐廳」も含めて、きれいさっぱりなくなっていました。
 
 店内の様子。

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 混んでいて、入り口入ってすぐの席に座らされたので、奥の様子はわからず。

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 朝食メニュー(拡大可)。
 早餐が36ドルはちょっと高いかなあ。
 メニューはカード形式のようで、ざっと見たところ、海南鶏飯セット72ドル。雲呑麺が熱飲つきで40ドル。油菜が21ドル。禁区内と同じぐらいの値段かなあ。
 (【追記】土瓜湾の翠華と比べたところ、早餐はプラス8ドル、海南鶏飯はプラス20ドル。中環の翠華のメニューと比べてもそんな感じ)

 かくなるうえは、ぜひとも、まともなパン屋(壇島希望)とスーパーマーケットを出店してほしいものだなあ、と引き続き思うのだった。

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「奪命金」

 ここのところ本当に余裕がなかったので、連休を幸いおうちでDVD(ブルーレイ)の日を設定したのだが、見終わってから気づいた。これ、日本で公開されるんだ。しかも、3月にディノスシネマで札幌公開だ。
 まあ、見てしまったものはしかたがない。

 日本版予告編。
 ちなみに香港版予告編はこう。

 これは夕張にジョニー・トー監督が来たときに言っていた作品だな。結局タイトルは変わらなかったんだなあ。撮っていたのは3年近く前なんだな。
 ディノスシネマズ札幌のページには

金融都市香港。妻からマンション購入を相談されている香港警察警部補チョン、銀行に来た中年女性にリスクの高い投資信託商品を売り付ける金融商品営業担当テレサ、逮捕された兄貴分の保釈金を作ろうと投資会社社長ドラゴンに相談する人望厚いヤクザのパンサー、金融パニックに巻き込まれた彼らに降りかかった運命の結末は…

 とある。

 一言で言うとお金に翻弄される人々の話。最初、ストーリーが何がなんだかわからなかったのだが、同時多発的な話だったのね。
 香港警察のチョン警部補はリッチー・レン。エレベーターの中でガスボンベを開栓したおっちゃんと二人きりになるなど公私ともに大変である。
 テレサはデニス・ホー。ああいう仕事は自分には絶対できないと思った。お疲れ様である。
 パンサーはラウちん=劉青雲。派手なシャツとゴムぞうりが似合っている。ちゃんと相場の勉強をしたりして偉いぞ。いい役だなあと思ったら、第49回金馬奨を獲っていました。おめでとう!ラウちん。
 ドラゴンの恐れる「ソンさん」が誰かと思ったら、出てきて大喜び。ラウちんとの掛け合いは漫才のようであった。
 それにしてもですね、トー先生の映画に出てくる人は、なぜ、そういう状態で車を運転できるのでしょうか。元祖の人は今回はラウちんの手下で元気そうだったけど。
 エレベーターのおっちゃんは林雪でもいいような気がしたけど(今回は出てこない)一気にほのぼのするから駄目かなあ。
 チョン・シュウファイさんは、警察の上司みたいな役じゃなくて今回みたいな役が似合うと思う。

 金融の細かいことは皆目わからなかったので、日本語字幕版の公開を刮目して待ちたいと思う。今回は次回の「心のご近所」土瓜湾も出てくるのだが(七喜粥麵小廚には行く所存である【追記】行きました。記事はこちら)、ピークから見た香港とかビクトリア湾の風景もよく出てくるので、スクリーンで見るのが楽しみ。

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『我的三十個工作天』

 香港の誠品書店で買った。
 アンディ・ラウこと劉徳華の「桃姐」撮影記。推守文化(追記:台湾の版元です)発行。

 これです。

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 撮影の際の写真に華仔の短い文章がついている。

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 こんな感じ。
 短いので、なんとかわかる。
 しおりひもがグレーできれい。
 ちなみに、この写真に写っているのは、茶水の楊容蓮さん。ずーっと茶水をやってらっしゃる方で、見る映画全部にクレジットされている印象があった時代もある。最近名前を見ないなあと思っていたら、また見るようになってお元気そうでなにより。
 茶水は撮影関係者のお茶類・糖水のサービスを一手に引き受けていて、皆の好みを熟知しているすごい仕事なのだが、一緒に写っているデニー・イップもいつも差し入れをしてくれていたとのこと。
 他の出演者も名前つきで載っているので、誰がどこに出ていたかわかる。林家棟ってほんとにちょっとしか映らなかったんだな。
 年越しのシーンで出てきた老人ホーム最高齢の方は88才で、華仔は最初入所者だと思ったら役者さんで華仔の大ファンで握った手を離さなかったとか。

 アン・ホイ監督とモデルになったロジャー・リー=プロデューサーが序文を寄せているのだが、こちらは英語併記なので、よくわかった。
 アン・ホイ監督によると、北京語版の吹き替えはアンディ自身で行ったのだが当初反対が多かったとのこと。しかし、アンディは昼の飛行機で北京に来て午後3時ぐらいに仕事開始、普通は日付が変わる頃には撤収して続きは翌日なのに、夜中の3時まで続けて完璧にやりとげたとか。
 アン・ホイによるアンディ・ラウのまとめは以下の通り。

 a)アーティストとしてとても素晴らしい
 b)誰よりもよく働く
 c)マルチタスク。一つのプロジェクトから他の仕事へと休みなしで全力で働く
 b)行動で彼が正しいということを示す

 さすがスターは違う。

 一方、プロデューサーのロジャーさんの前書きは趣が違っていて、地に足が着いた暮らしぶりが好ましかったロジャーのアパートは、モデルとなったロジャーさんの本当の自宅なんだそうです。美孚にあるらしい。
 撮影をするので迷惑をかけてはいけないと近所の皆さんにお知らせしたところ、華仔のサインをほしいとか写真を撮りたいという人たちが毎日やってくるようになり、会うと名前付きで挨拶をする仲になってしまったとか、シャワーを浴びようとしたらパパラッチに狙われたとか、不動産屋に連れられてきたカップルが「ここでアンディ・ラウが撮影したんですよ」と言われて「きゃー!」となったとか。結びは、これでフラットの値段が高くなるといいなあ、ということであった。いい話だ。

 ちなみに、劇中でロジャーと桃姐が持ち物の整理をしているときに出てきた、歩けるようになったばかりぐらいのロジャーと桃姐の写真は、本物のロジャーと桃姐の写真だそうな。

【追記】
 Twitterで表紙が違うのがあると教えていただき、奥付を見たら版元は台北の出版社だった。誠品書店は台湾の本屋さんなので、香港店といえども台湾版を扱っているのだなあ。

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「桃姐(桃さんのしあわせ)」日本語字幕版

 香港で一度見ているのだが、日本語字幕版が公開されたので、万障繰り合わせてシアター・キノに走って見に行った。札幌で公開されてよかったなー。
 
 日本版予告編。

 

 これ、ナレーションは加賀美アナウンサーじゃ。

 一度見ているとはいえ、いい塩梅に細かいところを忘れていた。
 一番忘れていたのは、食べ物である。
 朝から(だよね)野菜・蟹・スープ・蒸魚!蒸魚には白ご飯だろと思ったら、ちゃんと後から登場。ロジャーの幸せものめ。茶餐廳で蒸魚を食べる場面でも白ご飯を頼んでいて(注文の仕方がわかってよかった)やっぱり蒸魚には白飯がつきものなのねと思う。
 それから、牛舌(香港では「牛(月利)」ということが香港版DVDでわかった。これで香港でも牛舌が食べられる)はにんにくと生姜と葱と八角とクローブで煮る。途中、そういえばあの牛舌はどうなったのだろう…と心配していたら、ちゃんと登場して胸をなで下ろした。
 燕の巣は生姜を入れて煮るんだな。遠慮なく突っ込む桃姐は料理が上手なんだなあ。遠慮なく突っ込める関係もいいな。
 それにしても、「糖水」は「砂糖水」ではあるまい。あのスープ入れに入っていたのは、紅豆沙だろうか緑豆沙だろうか白木耳の煮たのだろうか。
 見ていると、スープ入れは香港では必需品なのであって、桃姐の最初の入院のとき後ろのベッドにはスープ入れが並んでましたな。あの場面では「手が不自由なんだから食べられないだろ、手伝えよロジャー!」と思ったが、最初は洗濯機の説明書を玩味熟読するぐらい何もできなかったロジャーが、だんだんいろいろなことができるようになっていくことを見せていたのだと思う。
 けっして華美ではないのだけれど丁寧に暮らしているという雰囲気が満載のアパートも好ましかった。
 見直してみると、ゲストがやっぱり豪華で、のっけから出てくる大導演ツイ・ハーク&サモ・ハン!笑った。秋生さん(マニキュアしてたよね)が出てくると手を振ってしまう。考えてみると、この2人は同じ年なんだよね、たしか(「無間道」では上司と部下だったけど)。首映のシーンもやっぱり豪華。しかし、帰り道に桃姐が「あなたがスターじゃなくてよかった」という台詞に「いやいやいや」と突っ込んだのは自分だけではあるまい。あなたがスターじゃなかったら誰がスターだ。それにしても、林家棟、どこに出てきてたんだろ。
 もうひとつの個人的な見どころは猫のカカちゃんだったのだが、カカちゃんは本当にデニー・イップが好きだったと思う。尻尾がぱたぱたしてた。
 
 ストーリーはわかっていたので、最初から香港人必携Tempoを握りしめていたのだが、泣けたのは、たとえばロジャーの同級生が桃姐に電話をかけるシーンだったり、桃姐とロジャーが持ち物を整理するシーンだったり、すっかり年老いてしまった「校長」が風景をバックに漢詩を吟じるシーンだったり。
 病も老いも誰にでも来ることで、見送るのも誰もがしなければならないことで、もし間に合わなかったら…という可能性を考えつつも仕事に行かなければならないこともあって。時間はあっという間に経つもので。
 アン・ホイ監督は本当にうまいなあ。
 金像奨総なめは当然といえよう。
 日本版ブルーレイが出たら(出るよね?)買う所存である。
 来週、香港に行ったら焼鵞河粉を食べよう。

 桃姐は幸せだったと思う。

【追記】
 大スターを修理工やタクシーの運転手に間違えさせしめたファッションはこのように決まったのかという動画がこちらに。

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風邪を引いて香港の薬にお世話になる 

 ごぶさたしてしまいました。
 実は、久々に風邪をひいて欠勤した。
 薬を飲んで寝ていたのだが、お世話になったのは例によって香港で買ってきた薬である。
 レギュラー選手は北京同仁堂の北京銀翔片なのだが、この記事を書こうと思って「写真はあったかな」(メーカーのオフィシャルサイトとか)と画像検索してみたところ、いの一番に出てきたのがこれだった。「北京銀翔」で検索したからかも。実はほんとの綴りは違う。

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 これを撮ったのは自分である。この記事のやつ。2006年から既にお世話になっていたのだなあ。
 今はこれらに加えて北京同仁堂の葛根湯もレギュラー。北京同仁堂にはお世話になっているのだなあ。

 今回の香港行きで新たなレギュラーになったのはコレ。

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 必理痛傷風感冒熱飲蜜糖檸檬味。
 香港に着いた夜、風邪にやられたと直感してBP向かいのセブンイレブンで買ったのだが、ポイントはレモン+ミントということ。
 これはトルコ伝統の風邪療法「ナーネ・リモン」と同じである。しかも、ミントもレモンも大好物だ。
 迷わず購入し、香港で2箱消費。少しまとめて買ってきたのだが、今回で買ってきたぶんはほとんど使い切った。
 次回の香港では、迷わずまとめ買いする所存である。年末に行くことにしておいてよかったな。

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重慶大廈 2012年11月

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 これはインドの「ハルワ」。

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 こんなのが一箱に6つ入っている。
 カルダモン風味のバターの効いた甘い求肥という感じで、さくさくしたトルコのハルヴァとはかなり違う感じ。
 予想したより甘くなくて、これはこれで好きなのだが。

 このハルヴァは先日重慶マンションで買ってきた。
 限られたスケジュールでも、つい行ってしまう重慶大廈。

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 行きつけのインドスーパーの魅惑棚。
 ミックススパイスはいろいろ買いたくて心が千々に乱れるが、思いとどまる。次はタマリンドライスの素を買おう。

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 行きつけのDVD屋が移転縮小していた。
 ブルーレイも扱うようになったらしい。

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 買ったのはDVDだけど。
 上段はお店の兄ちゃんお勧めの品。
 しかし、まだ見られていないのであった。

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ランカイフォンで犬まみれ

 ネタはあるのに更新できず。
 香港から帰ってきて、そのまま仕事に突入したら疲れてちょっと体調をくずしてしまい、薬を飲んだら朦朧としているのだが、活を入れるために更新してみる。

 今回の香港は仕事で行ったのだが、間隙をぬって活動した。

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 久々に行ったランカイフォン。

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 なんで行ったかというと、香港ドッグレスキューの Peak to Fongというイベントに行ったのである。わんこがたくさん集結してた。

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 唐狗ちゃん。

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 この子はアニーちゃんという。お利口さんである。
 たくさんわんこがいたけど撮りきれず。くわしい模様はこちらなどを。香港は住宅事情にもかかわらずペットとして飼われる動物は増えていると思うのだが、みんな幸せになってほしいなあと心から思う。

 ところで、ランカイフォンには久々に行ったのだが、その変わり様には胸を突かれるものがあった。

 「重慶森林(恋する惑星)」で金城武くんが電話をかけたり、フェイ・ウォンが働いていたり、トニーさんが魚のフライやサラダを買っていたあそこは、

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 セブンイレブンになっておった…。
 そして、

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 そのお向かいの、たしか半地下に「California」があったビルは思いっきり重建中。
 そんなに思い入れのある地区ではないのだが、やっぱり香港の街並みが変わっていくと心おだやかではいられないのであった。

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