2週間のごぶさたでした。余裕がないながら、なんとか生存中。
12月の香港話の続きです。
「大上海」の先行上映は時間と場所が限られていたのだが、どうしても見たかったので九龍湾のMega Boxに行った。
Mega Boxについてはこのあたりが詳しいのだが、地の果てにあるという感じ。ただ行くのもつまらないので、趣味のフェリーに乗り觀塘から歩いてみた。
なぜなら、

ここが見たかったから。
ジョニー・トー監督率いる銀河映像のビル。「Johnnie Got His Gun !(ジョニー・トーは戦場に行った=監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて)」でヤムヤムが案内してたとこ。

ビルの名前も「Milkyway」。この屋上に「放・逐」のセットを作ったのかあ。上の方の窓が開いていて、横の小さいドアからおっちゃんが出入りしていたので、中に誰かいたのかも。
ずっと偉業街を歩いていったのだが、日曜日なので、どこも休みだった。

「無間道Ⅱ」のハウ御用達の店も休み。赤いシャッターがかわいいけど。「打擂台」の楽器屋もお休みで残念。
20分ちょっと歩いてMegaBoxに着いたのだが。

工場と空き地の向こうの地の果て。赤いのがそう。

中には人がいるんだけどね。
MTRの九龍湾駅まではシャトルバスが出ているのだが、長蛇の列。地図を見ると歩いて觀塘道へ出てバスに乗れそうだったので歩きました。

歩道橋(ここ何かの映画に出てきた気がする)を渡って九龍湾駅を目指したまではよかった。前方にMTRのマークがついたビルが見えるし。
ところが、ビルに入ってからが大変で、テルフォード・プラザ(徳福花園)のショッピングモールにたどりついてみると、どこから駅に行っていいのかわからない。店の中を通らせて買い物をさせたいようなのだが、道案内不親切すぎ。迷いまくって、どんなダンジョンだよ!という感じ。
何度か書いているが、ショッピングモールはやっぱり好きになれない。

やっと九龍湾駅を出て觀塘道にたどりついたころには、とっぷり日が暮れておりました。
写真は、道の向こう側の牛頭角下邨の跡。もう何も残っていなかった。
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