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2013年1月

「Om Shanti Om(恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム)」3月16日に日本公開!

 こちらで教えていただきました。
 思わず目頭が熱くなった。

 「Om Shanti Om」の「日本版」!予告編。
 字幕が日本語だ。
 宣伝文句も日本語だ。
 重慶マンションの「カピバラの店(店の人がカピバラ似なのでこう呼ばれている)」の兄ちゃんに熱烈にお勧めされ、初めて記事にしたのが2008年11月。もう本当に大好きな映画で、日本公開してほしいと何度か書いたと思う。5年近くたって、ついに!日本のスクリーンで公開される。
 感無量。

 超豪華ゲストが出まくるコレが!

 実はVFXの粋を尽くしているコレが!

 大好きなエンディングが!
 (ちなみに、さっき知ったのだが、イケメンのフィルム編集さんはファラ・カーン監督のご夫君である)

 まだまだある歌舞音曲シーン(プレイリストはこちら)と大好きなシーンの数々が!
 大スクリーンで見られるのである。

 「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」のタイトルで3月16日公開。
 惜しむらくは、まだ札幌公開が確定していないのだが、是非とも公開していただきたいと心から願う次第である。仕事が許せば飛行機に乗って見に行く所存ではあるけれども。

 そして、日本で、たくさんの人々が見てくださるといいと思う。
 だって、お話も歌舞音曲も本当にいいんです。
 個人的に最も好きなのは、フィルムフェア賞のスピーチから「映画はまだ終わっちゃいないんだ!」と説得に熱弁をふるうところですが、ある意味とってもインドな波瀾万丈の展開ときっちり引かれた伏線と納得の結末、何度見ても飽きないのでした(というか何度も見たくなること請け合い)。
 みなさま、ぜひ劇場にお運びくださいませ。

 公式サイトはこちら

【追記】見てきました。感想はこちらに。

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マードゥリーとアミターブとゴヴィンダの「Bade Miyan Chotte MIyan」(1998)

 これは自分のためのクリッピング記事。

 初めて重慶マンションに行ったのは、たしか15年ぐらい前。
 初めて買ったインド映画のVCDはマードゥリー・ディークシットのベスト版であった。なぜVCDかというと、当時はDVDがなかったから。グレゴリ青山さんの本で名前を知って「これは見なければならない!」と思ったのである。もう数え切れないほど見ていて、いまだに時々見たくなるのだが、悩みが。
 画質が悪いのである。15年前のVCDをデジタル対応のモニターで見るのは辛いのである。
 今、見たいんだよ。疲れているし。濃いやつを。
 そこで、ネットの海に出てみると。
 あった。これだ。

 マードゥリーとアミターブ・バッチャンとゴヴィンダの豪華共演である。当時はどんな映画か見当もつかず…と検索したら、フルで動画があった。しかし、字幕なし。いや、当時のVCDも字幕がなかったことを思えば。しかし、一昔前のインド映画だけあって2時間半もある。
 えい、時間があるときに見よう。

 しかし、これ、歌舞音曲シーンがこってりで。

 象も背景も衣装もアミターブもゴヴィンダも濃い。

 タイトルソングがこれまた濃い。

 1998年制作ということは、件のVCDが出た当時の新作だったんだろうな。
 この記事を書いている時点ではまだ映画本体を見ていないのだが、たぶん、この映画好きだと思う。というか、こってりしたインド映画はやっぱり好物なのであった。大バッチャンのプチブームはしばらく続く気配である。

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九龍城の重建状況 2012年12月

 重建の波は九龍城にも及んでいるのであった。

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 ここは獅子石道。
 古い建物が壊されて高いビルが建つ。

 いちばん衝撃だったのは、

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 九龍城街市向かいの酒楼がなくなっていたこと。

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 これ。2010年12月に撮影。
 啓徳空港が健在だったころ、よく飛行機が上を飛んでいる写真に入っていたレストラン。これがまるっとなくなっていた。

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 この建物もなくなったなあ。
 跡地はワンルームマンションになるらしい。

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 りんご新聞の不動産特集に出ていた。

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 「やりび」に出てきた樂口福の隣のブロックは

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 こんなことになっているし。

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 このあたりとか、どうなるか、とても心配。
 せめて、まめに見に来ようと思う。

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土瓜湾の重建状況 2012年2月

 そういえば記事を下書きしてあった。

 今回の香港は8度(ハーバーグランド8ディグリーズ)に泊まったので、心のご近所は土瓜湾だった。
 前とは違った側の部屋だったので眺めはこんな
 (ホテルとご近所のレポートはまた後ほど)。

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 左手の高さがそろったカラフルなビルは、啓徳空港があったころからの建物なのだと思う。その向こうの背の高いマンションの向こうが九龍城埠頭。マンションの手前が旧白宮冰室のあったあたり。白い中華ガスの建造物の手前にある建物は古いものが多い。
 拡大するとこんな。

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 屋上に家が増築されていて、昼は洗濯物がひるがえり、夜は灯りがともる。人々が住んでいる街だ。

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 で、その建物が壊されつつあるわけです。
 ホテルの目の前も1棟なくなっている。

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 この建物の1階は張り紙だらけで立ち退いた雰囲気。

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 ここは人が住んでいるけれど、相当古い。

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 このあたりは、普通の人々が昔から住んでいる普通の香港の街で、とても好きな界隈なのである。しかし、どう考えても、不動産屋に目をつけられそうな場所でもある。住んでいる人々が快適になるのならいいけれど、再開発されて高価なマンションが建ち古くからのコミュニティがなくなってしまうことが危ぶまれる。
 自分は、よそ者ではあるのだけれど、普通の人々が、ただ消費者として扱われるのではなく、正当な住人として暮らしを守りながらずっと住んでいられる香港であってほしいと心から思う。

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觀塘の重建状況 2012年12月

 今回の香港は、体調が万全ではないこともあって(そういうことは多いのだが)街をぷらぷらしたり映画を見たり。
 心のご近所は土瓜湾だったので、まず觀塘に行った。
 なぜなら、重建(再開発)が気になるからである。

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 apmの本屋さんからの眺め。
 裕民坊の右側の政府の建物がなくなっていた。

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 建物の1階には重建局の張り紙があって立ち退いていることがわかる。

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 銀都戯院の1階も立ち退いた店が多いようだ。

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 定点観測している鶏の看板(好きなの)。
 まだ無事だけど、後ろにクレーンが迫っている。

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 ここのお店群はまだ無事。

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 裕民坊1階の涼茶舗。
 立ち退いた店もあるのだが、ここは営業中。
 觀塘に行くと、いつもここで野葛菜水を飲む。永く続いてくれるといいと思う。

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日曜日にMegaboxへ(銀河映像→偉業街)

 2週間のごぶさたでした。余裕がないながら、なんとか生存中。
 12月の香港話の続きです。

 「大上海」の先行上映は時間と場所が限られていたのだが、どうしても見たかったので九龍湾のMega Boxに行った。
 Mega Boxについてはこのあたりが詳しいのだが、地の果てにあるという感じ。ただ行くのもつまらないので、趣味のフェリーに乗り觀塘から歩いてみた。
 なぜなら、

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 ここが見たかったから。
 ジョニー・トー監督率いる銀河映像のビル。「Johnnie Got His Gun !(ジョニー・トーは戦場に行った=監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて)」でヤムヤムが案内してたとこ。

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 ビルの名前も「Milkyway」。この屋上に「放・逐」のセットを作ったのかあ。上の方の窓が開いていて、横の小さいドアからおっちゃんが出入りしていたので、中に誰かいたのかも。
 ずっと偉業街を歩いていったのだが、日曜日なので、どこも休みだった。

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 「無間道Ⅱ」のハウ御用達の店も休み。赤いシャッターがかわいいけど。「打擂台」の楽器屋もお休みで残念。
 20分ちょっと歩いてMegaBoxに着いたのだが。

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 工場と空き地の向こうの地の果て。赤いのがそう。

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 中には人がいるんだけどね。
 MTRの九龍湾駅まではシャトルバスが出ているのだが、長蛇の列。地図を見ると歩いて觀塘道へ出てバスに乗れそうだったので歩きました。

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 歩道橋(ここ何かの映画に出てきた気がする)を渡って九龍湾駅を目指したまではよかった。前方にMTRのマークがついたビルが見えるし。
 ところが、ビルに入ってからが大変で、テルフォード・プラザ(徳福花園)のショッピングモールにたどりついてみると、どこから駅に行っていいのかわからない。店の中を通らせて買い物をさせたいようなのだが、道案内不親切すぎ。迷いまくって、どんなダンジョンだよ!という感じ。
 何度か書いているが、ショッピングモールはやっぱり好きになれない。

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 やっと九龍湾駅を出て觀塘道にたどりついたころには、とっぷり日が暮れておりました。
 写真は、道の向こう側の牛頭角下邨の跡。もう何も残っていなかった。

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「血滴子」

 觀塘のapmで観た。3Dもあったけど2Dで(3Dはあまり得意ではないので。体調もいまひとつだったし)。
 
 予告編。

 メイキング。爆発しまくり。

 主演は、黄暁明、阮經天、余文樂。

 3人とも蠍座なのか。
 監督は劉偉強、プロデューサーは陳可辛。

 時代は清の乾隆帝の時代。
 「血滴子」とは、ショウブラザーズの映画に出てきた「空飛ぶギロチン」のこと。英語タイトルはずばり「The Guillotines」。
 冒頭、「空飛ぶギロチン」を操る「血滴子隊」が役割分担込みで派手に紹介され、空飛ぶギロチンがCGを駆使したギミックたっぷりに描かれ、これはギロチン隊が乾隆帝の為に戦う話なのだろうと思ったら、全然違った。
 黄暁明演じるところの、清朝に抵抗する「天狼」はギロチン隊と戦い一度は捕らえられるが脱走する。その途上でギロチン隊ディフェンス担当の李宇春は捕らえられてしまう。ギロチン隊は追撃のためある村に向かうのだが…まあ、いろいろあるわけです。清朝に対しては、香港映画はおおむね好意的ではないような気がする。漢民族目線なのか、やっぱり。
 途中、ギロチン隊長の阮經天が可哀相になった。
 一方、天狼を演じる黄暁明は徹頭徹尾かっこいい。「大上海」とは雰囲気がだいぶ違う。
 ショーンは、清朝の武官役で乾隆帝と兄弟同様に育てられたという設定。「春嬌與志明(恋の紫煙2)」の役を思い起こすと感慨深い。黄暁明も。どちらかというと「春嬌與志明」のほうが好きかも。
 ちなみに乾隆帝は「海洋天堂」の文章くんで顔芸がうまい。やっぱり文章くんは上手なんだなあ。
 話の雰囲気が「武侠(捜査官X)」みたいな感じになるところがあって、あれ?と思ったら、プロデューサーが陳可辛のためなんだろうか。ジミー・ウォング先生が特別出演している(今回はあまり怖くない)ところがまた武侠感倍増。
 空飛ぶギロチンとか「十三太保」に出てきたアレとか、ショウブラを意識しているんだろうなあ。ショウブラほど突き抜けた感じではないのだけれども。

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「大上海」

 今回の香港行きのもともとの目的は「血滴子」と「大上海」と「一代宗師」を見ることだったのだが、その後、「大上海」が1月3日、「一代宗師」が1月10日に公開延期に(【追記】その後「一代宗師」も見ることができました。詳細はこちらに)。特に「大上海」が見たかったので残念だったのだが、なんと先行上映があり、結局2回弱見られた。
 なぜ2回「弱」かというと、1回目は最初の20分を見そびれてしまったから。悔しくて、というか、もう一度見たくて、再挑戦した次第。九龍湾のMegaBoxに空席があってよかったのだが、このMegaBox、初めて行ったら場所がめちゃくちゃ不便で、特に帰りがまるでダンジョンだった(これは別項で)。
 でも、2回観てよかった。なぜなら、

 周潤發が香港映画に帰ってきた!と実感したから。

 香港版予告編(でも北京語)。

 広東語バージョン。上のと違う。こっちの方が好き。

 こちらは大陸版かな。黄暁明がフィーチャーされている。

 舞台は上海なのだが、使用言語は広東語。
 發仔がスクリーンで広東語を話しているのは久々だと思う。ずーっと大陸映画で北京語を話していたような気がするし。「姨媽的后現代生活(おばさんのポストモダン生活)」も北京語ではなかったっけか(香港版DVDは北京語・広東語になってるので記憶が不確か)。
 そして、發仔、役柄が、往年のかっこよさと色男ぶり炸裂で、ほんっとに素敵!だった。ひたすらうっとり。こういう發仔が見たかった。久々の香港の監督でのびのび撮れたのではないかなあ。

 共演は、サモ・ハン、ジャンユーこと呉鎮宇など。ちょび髭を生やしたジャンユーが誰かに似ていると思うのだが思い出せない。
 時代背景が時代背景だけに日本人としては見るのが辛い展開なのだが、日本人の西野少将役が倉田保昭先生!なのであった。思わず画面に手を振ってしまったわ。倉田先生、ちゃんと広東語の台詞があって自分で喋ってた。
 これはネタを割ってもいいと思うのだが(予告編に出てくるし)、主演が周潤發と黄暁明の併記なのは、若い頃を黄暁明がやっているから。黄暁明、目のあたりは發仔に似ているような気もするのだが、決定的に違うのは愛嬌である。その愛嬌、いつのまに身につけたんだ!と入れ替わりのシーンを見て思った。
 物語は最初は1937年で始まり、途中までは20年前とカットバックしながら映画が進み、途中から1940年あたりになる。發仔演じる成大器がのし上がって行く過程と後に京劇のスターになる先秋の関わりが中心。大器の腹心となる林壊と肥仔もいい。特に林壊は「賭神(ゴッドギャンブラー)」におけるドラゴンさんのよう(そういえば監督が同じ)で格好良くてほれぼれ。妻の阿寶もいい役だ。
 王晶は女性の描き方がたとえばジョン・ウーあたりと違うと思う。阿寶やサモ・ハンの太太が男前。ヒロインのはずの先秋はいまひとつだけど、最後はよかった。冒頭と演目が同じなんだよね。
 20年前とダブルキャストなのは發仔だけのような気がするのだが、發仔は20年前を演じるには貫禄ありすぎということなんだろうか。たしかにオーラが違うんだけども。
 黄暁明もいいんだけど、教会のシーンは發仔で見たかったなあ。鳩が飛ぶと申し分なかった(監督ちがうけど)。
 
 監督は王晶。王晶先生、今回は真面目です。
 今回思ったのは、王晶監督はジョニー・トー先生とは別の意味で「香港映画」を撮ろうとしているのではないかということである。アン・ホイ監督がインタビューで王晶がバックアップしてくれていると言っていたのを読んだことがあるし、大陸の映画って考えてみると撮っていないような気が。一方で大馬鹿映画(誉め言葉)を撮りながら、実はけっこうシリアスな人なのではないかと思う。
 ちなみに、プロデューサーは劉偉強で、りんご新聞によると王晶と長年仲良しであるとのこと。
 これも日本公開熱烈希望。
 そして、周潤發香港映画出演超熱烈希望。發仔は香港映画のスターである。

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新年快樂! 2013

 あまり実感がともなわないまま年が変わってしまった感もあるのですが、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 お年始代わりのカウントダウン@りんご動画新聞。

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 レーザー光線で見えにくいのだが、湾仔のエキシビジョンセンターが年末から一生懸命カウントダウンの練習をしていて可愛かった。

 昨年末は仕事の切りがつくや否や香港に高飛びし、年が変わる寸前に帰って来ました。近年では珍しく(!)雪の影響なしに飛行機が飛んでよかったよかった。
 今回の香港は、いろいろ疲れていたところにもってきて風邪を引いてしまい、着いて2日目が雨、その後気温が急降下し(晴れたけど)体力を勘案しつつ映画を見て古い街をぷらぷらし買い物は驚異的に少ないという滞在になりました。
 ホテルのテレビに有線の電影台が入っていて、わりと古めの映画がいろいろ見られて、

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 チョン・プイさん&梁家輝!

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 トニーさん!

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 ティ・ロン兄貴!

 朝っぱらから「人民英雄」を見てしまったり。
 1989年の作品で、みなさんの若さが感慨深い。
 別の時間帯は劉青雲+古天楽がチャンネルの表裏で出ていて10年のタイムラグがあったので(「アンディ・ラウの麻雀大将」と「盗聴犯」)これまた感慨深かった。

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 土瓜灣・觀塘・紅磡あたりは重建が進んでいて、胸を突かれるものがあった。古い建物がどんどんなくなっていたり、住人が立ち退いて重建局の紙が貼られていたり。
 ということで、またしばらく香港話です。

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