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2013年4月

カビール・カーン監督「New York(2009)」

 2009年に下書きしてあったのを発掘。「Ek Tha Tigaer(タイガー伝説のスパイ)」のカビール・カーン監督で、ヒロインはカトリーナ・カイフです。
 映画のデータ(IMDb)はこちら。

 ニューヨークが舞台のインド映画。
 911の後、南アジア系の人々がどんな目にあったかという、とても重い映画。でも、これに類したことは本当にあったと思う。
 主人公のニティン・ムケーシュは、タクシーの運転手をしていたのだが、トランクから身に覚えのない銃と爆弾が発見され、FBIに連行される。
 尋問するのは、「うちの」イルファン・カーン。インド系のFBI捜査官である。どうしてイルファンはいつもいつも警察やら軍隊関係者になってしまうのだろう。まあ似合うからなあ。

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 またも強面。
 うう、かっこいい。でも怖い。

 尋問されたニティン・ムケーシュは、1999年にニューヨーク市立大学に留学し、そこで、カトリーナ・カイフとジョン・アブラハムに出会ったことなどを語り始める。初めの方は尋問に答える形での回想なのね。ムケーシュ君は、2人と親しくなったものの、カトリーナに惹かれ(また可愛いのよ)、しかし、カトリーナはジョン君が好きで、2003年9月11日にツインタワーが崩れる映像を見ながらそれを悟ったムケーシュ君は、フィラデルフィアに去るのだった。
 実は、FBIの狙いはジョン・アブラハム。テロリストであるという証拠があり、イルファンの目的は、ムケーシュ君をジョン・アブラハムとカトリーナの家庭に潜入させることだった。結果的にそれを承諾するムケーシュ君。行ってみると、2人は息子をもうけて幸せに暮らしている。とても辛いムケーシュ君。
 しかし、薬の売人を撃ち殺してしまったムケーシュ君に、ジョン君は真実を語る。911の10日後、イスラム系であるということだけで逮捕・拘留・拷問された彼は、その結果、テロリストになっていたのである。


 
 数少ない歌のシーン(よくインド映画について言われる「いきなり踊り出す」というのは、少なくとも最近の映画においては正しくないと思う)。
 カトリーナはこの映画で新境地を開いたと言われました。

 結局、アメリカがテロリストを作ってるんじゃん。薬の売人の経緯を考えると、ムケーシュ君の銃と爆弾もこれは陰謀に違いないだろうし。映画では、特定の国に対する声高な非難はないのだが、穏便すぎると思うぞ。
 ああ、でも「Ek Tha Tigar」でもそうだったけど、カビール・カーン監督の主旨は闘争の終結なんだよな、きっと。
 「ニューヨークで一番おいしいブラウン・ブレッド」と「イタリア系の奥さんと結婚して20年だがパスタが大嫌い」というイルファン・カーンの設定は、ツボだった。

 ついでにもう1本、何度か名前を出しているのだが、New Yorkつながりで。
 「New York, I Love You」。


 
 予告編には一瞬しか出てこないのだが、ミラ・ナイールのパートにイルファン・カーンが出ているのだった。ニューヨークの宝石店の店主で、ナタリー・ポートマンに惚れられる役です。ぐふふ。

 IMDbで見たら、やたらに出演者が多くて豪華(オーランド・ブルームとか、ナタリー・ポートマンとか、マギーQとか、アンディ・ガルシアとか、クリスティーナ・リッチとか。スー・チーも出てる)だったので、どうしてだろうと思ったら、12人の監督が5分ずつ撮るオムニバス。日本からは岩井俊二が出ている。

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「Ek Tha Tiger(タイガー伝説のスパイ)」

 札幌公開初日に見てきました。
 「ボリウッド4」の一発目。
 けっこうお客様がいました。よかった!

 インド版予告編。

 もう、ヤシャ・ラジュ・フィルムのロゴがスクリーンに出てきたところで胸が熱くなる。
 エントリー(登場時)のサルマン・カーンがかっこよすぎて大笑い。これは現地では大騒ぎだったろうよと思ったら、

 案の定。
 さすがにこれはできないので、こっそり大拍手。
 サルマンはインドの腕っこきエージェント。対するはパキスタンの諜報組織。冒頭のシーンはイラクなのだが世界中を股にかけて活躍している。必ず死人が出るので上司に諫められてはいるのだがタイガーと呼ばれて可愛がられているのであった。料理もうまい。豆スープが食べたいと家にやってきた件の上司にかつて一人だけ愛した女性がいたけれども職業柄かなわず後悔しているという話を聞いたり。新たな任務はアイルランドのトリニティ大学で教鞭を執るインド人教授にパキスタンが接近しているので監視すること。いきがかり上作家を装って接近することになったサルマンは、教授の家で働くゾヤ(カトリーナ・カイフ)に恋してしまう。だがしかし、ゾヤは実はパキスタンの敏腕エージェントだった…。
 大アクションロマンス映画であります。
 しかも、舞台がアイルランド・トルコ・キューバ。インド映画はもともと歌舞音曲シーンの海外ロケが多く、そこだけヨーロッパとか世界各地でロケとか(見直してみると映画「Jeans」のこの曲はたいそう豪儀である)実績があるので、世界を駆け巡っても違和感がない。でも、ロケ大変だったろうなあ。アイルランド行ってみたいんだよなあ。イスタンブールもまた行きたいなあ。
 内容はインド映画得意のこれでもかこれでもか攻撃。サルマンは無茶苦茶かっこいいわ、カトリーナは可愛いわ綺麗だわ(とくにインターミッションの前当たり。イスタンブールでの民族衣装も素敵)、アクションは(CGはあるけど)往年のジャッキー・チェンを彷彿とさせる無茶さだわ。これもインド映画得意の結末がまったく想像がつかない、ハッピーエンドになってほしいけど、でもいったいもうこれどうなっちゃうのよ〜という勢い。
 いやーおもしろかったー!
 歌舞音曲シーンは多くはないのだが。よいです。


 
 泣けた。歌詞が切ないのである。
 日本語字幕っていいなあ。
 こちらはアイルランドらしくバグパイプをフィーチャー。バグパイプはスコットランドだけどね。
 脇役もよくて、サルマンの相棒役のランビール・ショーレイ(コンコナのご亭主である。夫婦揃って演技派)もいい役だった。可愛さ余って憎さ百倍風味の上司も。パグのロケットちゃんもかわいいぞ。タイガーの作る料理が美味そうとか(ダールをちゃんと映してほしかったわ)、初めのほうでサルマンがカトリーナに自分の嘘の説明をするときに思い出すことがいちいちおかしいとか、ディテールもよく、伏線もちゃんと回収されて過不足がない。敏腕諜報員カップルなので戦闘力は最強、身体能力もはんぱないのだが、よくやったよな2人とも。
 サルマンのカトちゃんへの忠犬のような態度は演技とは思えない。この二人はカップルで、別れたという噂もあるのだがよりが戻ったという説もあり真偽は知らないのだが、少なくともサルはとっても嬉しそうだったぞ。結婚しちゃえよ、もう、と思う。
 最後はいっそNG集がほしいというアクションぶりだったのだが、

 これがエンドタイトル。さすがだわ。
 帰り道は歌いながら帰る。家で見ていたら間違いなく踊る。
 カトちゃんは努力してダンスがものすごく上手くなったので、がっつり踊ってほしいと思っていたら満足満足。

 実は、浮かれるあまり家に前売り券を忘れていってしまったのだが、これはインド映画の神様の思し召しと考え、少なくともあと1度は見に行く所存である。連休だし。
 とりあえず、自宅で封印しておいたDVDを絶賛上映中。

 しつこいのですが、かくなるうえは、お願いですから「Dabangg」を公開してください。ヒットすると思います。お願いします>関係各位。

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本日より札幌で「ボリウッド4」!

 前の記事の続きです。
 ゴールデンウィークに突入し、本日より、いよいよ「ボリウッド4」(公式サイトはこちら)が札幌でも始まるのであった。ディノスシネマズ札幌さん、いつもありがとうございます。ディノスさんは、「春のドニーまつり」を開催したり、ラジニの「シバージ」を上映してくれたりで、札幌の香港映画・インド映画の希望の星です。
 札幌のスクリーンで日本語字幕で、インド映画が5本(「Om Shanti Om」も含む)!も一挙に上映されるのは空前(絶後ではないと信じる)の快挙である。
 「ボリウッド4」で上映されるのは以下の4本。『TV Bros.』のキャッチコピーと札幌での公開日もあわせてご紹介いたします。

 4月27日(土)〜5月3日(金)
 「Ek Tha Tiger(タイガー伝説のスパイ)

 「ボリウッド版ボニー&クライド」
 主演はサルマン・カーンとカトリーナ・カイフ。

 5月4日(土)〜5月10日(金)
 「Don 2 (闇の帝王Don ベルリン強奪作戦)

 なぜか日本版予告編が見つからない。インド版予告編。
 「ボリウッド版MI:2、ただし主役は極悪人」
 主演はシャールク・カーンとプリヤンカ・チョープラー様。

 5月11日(土)〜5月17日(金)
 「Jab Tak Hai Jaan(命ある限り)」

 これもインド版予告編。
 「大スケール過ぎるボリウッド版冬のソナタ」
 主演:シャールク・カーン、カトリーナ・カイフ

 5月18日(土)〜(終了日未定)
 「3 Idiots(きっと、うまくいく)」

 これもインド版。
 「インド映画史上興行収入No.1 エリート大学生たちの自分探し」
 主演:アーミル・カーン、カリーナ・カプール

 なんだか、わたくし、書いていて目頭が熱くなってきました。
 ボリウッド映画における「三大カーン」がもれなく入っているほか(うちのイルファン・カーンは入っていないが、英語圏の映画に出ているから今回はまあいい)、ヒロインもカリーナ、カトリーナ、プリヤンカだし、ジャンルもアクション・クライム・ラブストーリー・人生ドラマと幅広く、本当にバランスがよい。
 よくぞ企画してくださった、上映してくださった。
 これで、インド映画が日本のスクリーンに定着することを、心から心から願うものである。
 
 では、これからサルマンに会いに行ってまいります。

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『TV Bros.』でボリウッド特集(そして「ボリウッド4」)

 『TV Bros.』は実は毎号買っている。
 しかし、本日販売号はまことに感慨深い。
 だって、

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 おそらく日本雑誌史上空前のボリウッド特集8ページ。
 サラーム海上さん入魂の取材。NHKBSの取材と兼ねていたのか。
 インドのみなさんに好きな俳優を聞いてみるとか(シャールクのお家の前でも聞いたらしいが、そりゃあ結果は火を見るよりも明らかだろうて)カトリーナとプリヤンカさまに突撃するとか、ボリウッドスター名鑑と銘打って13人紹介されているとか(しかし、うちのイルファン・カーンはおらず…無念である)、お便り欄の形でコラムがあったり、盛りだくさん。「忍者ハットリくん」ってインドで作ってたんだなあ。「夕食のシーンで時計が夜10時」に笑った。
 とても偉いのは、お便り形式のコラムで「Dabangg」公開を切に願っていることである。何度も書いていますが「Dabangg」は今の流れだとヒットすると思うのよ。特に香港映画好き(とりわけショウブラザーズ好き)との相性は抜群だと思う。どこかで買って買って買って。

 さて、この特集のきっかけは、

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 何といっても「ボリウッド4」であろう。
 紹介しようと思いつつ、まだ果たせていないのだが、東京方面ではすでに公開開始、札幌では4月27日から1作品ずつ公開。「4作品耐久前売り券」も購入済みで準備万端。タイトルが日本語なのが感慨深い。
 「Om Shanti Om」と合わせて、一気にインド映画が(それもわりと新しいやつが)一般映画館で5作品も公開されるのである。
 
 サラームさんも特集の最後に書いているように、「今回こそ日本に定着してほしい!」。ほんとに本当に心からそう思う。
 本来ならば、ここで「ボリウッド4」の紹介をするのだが、実は今日は体調があまりよくなくて早帰りだったので、とりあえず予告編を貼っておきます。ご紹介はこちらに。

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香港で食べたもの 2013年3月

 ふり返ると香港では大したものは食べていない。
 しかし、「大したものは食べていない」が「ろくなものを食べていない」というわけではないのであった。入りたい店に入って食べたい物は食べている。いわゆる「高級」とか「有名」には縁が薄いということなのである。基本的に一人ご飯が多いし。
 今回の2泊3日は、たとえばこんな感じ。

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 聯威茶餐廳の早餐。
 サテ牛肉と煎蛋(目玉焼き)オン出前一丁と熱奶茶。追加で波羅油。

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 昼ご飯は素食(精進料理)の艇仔粥。

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 觀塘の寶光齋素食館 で食べた。
 街市の上のほうにある店で、店構えが気になったのである。入ると「お茶は何を飲むか」と聞かれる。菜食の点心もあるようです。
 openriceの記事はこちら

 おやつは英發の蛋撻と奶茶

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 夜は柯士甸道の泰樂廚。好きなんである。
 openriceの「佐敦茶餐廳の部」で上位に入っている。

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 パッタイ(タイ風焼きそば)に油菜を追加しました。

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 源記喳咋の喳咋(冷たいの)。
 久々に食べたら、やっぱり美味しい。
 openriceの記事はこちら

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 老趙のベトナムサンド
 凍蒙も食べたかったのだがお腹いっぱいだったので、これをお持ち帰り。
 香港に行くと、どうしてもエスニック麺が食べたいのだが。 

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 食べ納めは空港の翠華のあと引き続き許留山で楊枝甘露でした。

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【お知らせ】林峰男チェロコンサート 2013年

 ちょくちょく検索がくるので、お知らせです。
 チェリストの林峰男さんの北海道演奏会が下記の要領で行われます。

 林峰男チェロリサイタル
  2013年5月18日(土)
  開場13:30 開演14:00
  アルテピアッツア美唄アートスペースにて
  前売り 大人2500円(当日2700円)
      小人500円(高校生まで)
      ペア券 4000円
  曲目
   無伴奏チェロ組曲第1番 J. S. Bach
   ソナタ C. Franck
   Kol Nidrei M. Bruch
   Ruralia Hungarian E.Dohnanyi
   華麗なるポロネーズ F. Chopin
 
 合わせて、今年は札幌でもコンサートがあります。

 林峰男&山田慶一 無伴奏チェロの調べ
  2013年7月28日(日)
  開場13:30 開演14:00
  ザ・ルーテルホール
   札幌市中央区大通西6丁目
  前売り 大人3000円
      高校生以下2000円
      (当日は500円増)
  曲目
   無伴奏チェロ組曲 G.カサド
   無伴奏チェロ組曲第3番 J. S. Bach
   チェロ二重奏曲第5番 F. A. クンマー
   2本のチェロのための組曲 D. ポッパー ほか

 前にお知らせしたのは2010年なのだが、実は毎年行っている。
 毎度書いているのだが安すぎると思う。

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 アルテピアッツア美唄は、かつて小学校だった場所がアートスペースになっていて、コンサートが行われるのは元の体育館。緑の敷地に安田侃さんの彫刻がひっそり佇んでいたり、元の教室に彫刻があったり。後からできたカフェもいい感じ。とても好きな場所なのだが、なかなか行けなくて残念。
 初夏の1日、ご興味のある方は是非。

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香港の猫 2013年3月

 今回の香港ではあまり動けず、めぼしい動物は1匹だけであった。

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 このひとです。

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 こんなことになっている。
 前にしゃがみ込んで話しかけてみたのだが、とても眠そうだった。
 あったかいのかなあ。狭くて落ち着くのかな。外も見えるし。

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 場所は明記甜品の隣の電話屋。
 明記甜品が満員で座れず、猫もおらず、隣の店を見たらいたのだった。
 今後も会えるといいな。

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空港の翠華餐廳(禁区外)

 香港話、もう少し続きます。

 今回の香港は午後早くの飛行機だったので、昼ご飯を空港の翠華餐廳で食べた。前回は中が見られなかったのでリベンジである。

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 中はけっこう広かった。
 しかし、メニューが少ない。前にも書いたように値段が高いのは覚悟の上だったのだが、こんなに少ないとは。
 結局食べたのは、

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 蝦子ろう麺(汁なし)。37ドルとここのメニューの中では安め。でも奶茶18ドルはやっぱり高いと思う。
 本当は「(火局)肉醤意粉(スパゲティーのミートソースかけ天火焼き)」が食べたかったんだけどなあ。

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 禁区内の翠華にはあるのになあ。値段はいっそう高いけど。(【追記】過去記事を見直したところ奶茶の値段が18ドルと同じだったので、あまり変わらないかも)

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 しかし、美心小厨がなくなってしまったせいか、空港職員の方で賑わっていたのだった。入管の人がたくさんいた。
 やっぱり空港の茶餐廳は社員食堂なのであるなあ。
 もちょっと庶民的でもいいと思うぞ。

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『舟を編む』

 日曜の朝のお楽しみは、NHK第1で皆川達夫先生の「音楽の泉」を聴きながらお布団の中で本を読むことである。
 これを読んだ。

 三浦しをんは外れがない。よしながふみの『 あのひととここだけのおしゃべり』(文庫になるのか)にも複数回登場する筋金入りだし。お仕事ものは盤石である。ご自身もきちんとお仕事をなさっている方なのだと思う。特にエッセイは是非KIndleに入れていただきたい。紙の本は全部持っているのだが。小説はKindleに入りつつあるのだが。
 しかし、これはKindleでは駄目です。文庫もだめ。単行本に限る。なぜなら装丁も内容のうちだから。光文社と装丁の大久保伸子さんGJである。しかし、カバーをめくるのは読み終わってからの方がいいと思う。
 主人公である馬締光也と職場である玄武書房で辞書『大渡海』の編纂に関わる人々の物語である。
 いやー外で読まなくてよかった。「神保町地獄の合宿」のあたりからごうごう泣いた。言葉と本に対する愛情が迸っている。人もエピソードも一切無駄がない。実はいい奴じゃないか西岡!とか。読み終わると「自分もちゃんと仕事しよう!」と思うし。「愛」の語釈②についてもさすが三浦しをんだ。本屋大賞1位もそりゃそうだろうと思う。
 
 で、これ、映画化されているのね。昨日から公開かい。

 ・まじめくんが松田龍平であることは知っているが、宮崎あおいちゃんは香具矢さんなのか岸辺さんなのか。
 ・辞書項目である「愛」をめぐるくだりはちゃんと出てくるのか
 ・あけぼの製紙の人々はちゃんと出てくるのか。特に「ぬめり感」と宮本君。
 ・トラさんはちゃんと出てくるのか。
 ・麗美ちゃんもちゃんと出してほしい。西岡この幸せ者。

 など、いろいろ気になる点はあるが、

 予告編。
 宮崎あおいちゃんは香具矢さんか。
 トラさんはちゃんと出てくるのね。やっぱりオレンジ色だよね。
 荒川さんは「カーネーション」の善ちゃんこと小林薫か!西岡はオダギリジョーか。いい役だもんね。

 これは見にいこうかなあ。
 公式サイトはこちら
 光文社のサイトはこちら

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 トラさんです。

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プーチン、愛犬と戯れる

 繁忙期だが、今日はこれしかあるまい。
 心を鷲掴みされたAFPのニュース

秋田犬「ゆめ」と戯れるプーチン大統領、ロシア
 ロシア・モスクワ(Moscow)郊外の大統領公邸で2頭の犬と戯れるウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領。写真が撮影されたのは3月24日。2頭のうち1頭は秋田県から贈呈された秋田犬の「ゆめ」(左)で、昨年6月にメキシコで開かれた主要20か国・地域(G20)首脳会議で当時の野田佳彦(Yoshihiko Noda)首相がプーチン大統領に贈呈を申し出たことから実現した。もう1頭はブルガリアから贈られた「バフィー」(2013年3月24日撮影)。

 このニュースが人々の心をどのぐらい鷲掴みにしたかというと、執筆時のAFPのニュースアクセスランキングは、第2位が「プーチン露大統領に贈呈、秋田犬「ゆめ」の写真公開」、第3位「プーチン露首相、シェパード犬のプレゼントに笑顔」、第6位「プーチン氏の「子犬外交」、ベネズエラのチャベス大統領にプレゼント」。みなさん、どれだけお好きなんだ。他人様のことはいえませんが。もちろん、この記事が第1位です。
 なんたって、

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 秋田県からもらわれていった秋田犬のゆめちゃんと、ブルガリアン・シェパードのバッフィーちゃんのその後なんである!

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 うわあ。

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 うわあ。

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 この幸せ者!

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 それにしてもバッフィーちゃん、でかいぞ。
 でも、甘ったれたれちゃんなんだなあ。この図体で。

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 ゆめちゃんとバッフィーちゃんは仲良しらしい。
 こちらにもう少し写真が。BBCでも放送されたらしい。
 ゆめちゃんもバッフィーちゃんも幸せそうでよかったよかった。

 ついでに、こちらは、ゆめちゃんのお返しに秋田県に贈られたシベリア猫のミール君の近況です。

 秋田犬の佐竹知事はこちらこちらで猫について熱く語っておられます。ほんとにお好きなのね。
 犬好きのプーチンとの間に友情が芽生えればいいと思う。
 …というか、犬猫ってもしや中国におけるパンダのようなロシア最強の外交兵器なのかしら。おそロシア。 

【追記】
 これは、ゆめちゃん到着時のロシアのニュースらしい。

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北尖沙咀は新「心のご近所」になるか

 今回の香港でのご近所は北尖沙咀であった。柯士甸道や山林道のあたり。
 同じ尖沙咀でも前に泊まっていたホテル・ベニト周辺とは雰囲気が違う。人が住んでいてスーパーや茶餐廳もちゃんとある。

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 柯士甸道に出てすぐ近くには上海蟹で有名な天香楼が。ここだったのか。あまり行きたいとは思わないのだけれども。

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 むしろ聯威茶餐廳が近いことのほうが重要。

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 柯士甸道をまっすぐ行くと惠康もある。朝8時からやっているので便利。折しも日清の糖水系列が14.5ドルで特売中だった(買った)。
 ほかにも小さいスーパーマーケットがあって夜11時過ぎまで空いていてこちらも便利だった。

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 柯士甸道をまっすぐ行くと金巴利道になるので星座冰室も近く。
 時間がないので様子だけ見てきた。繁盛していて何より。

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 こんな店があって大陸の人が多いのだなあと思う。

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 金巴利道の出口(ネーザンロード沿い)には商務印書館もある。11時開店で、行ってみたら朝礼中であった。

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 この店も気になっている。近所のお勤め人の憩いの場らしい。

 街市はないし、白加士街方面には歩いて行けるけどやや遠いのだが、ご近所にするには悪くない界隈だと思う。

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春きたる 2013年

 香港話の途中だけど、季節ネタなので割り込み。
 ついに来ました。

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 春です。

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 木の芽もやる気です。

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 雪も解けた。
 ここは1メートル以上積もっていたのである。たぶん130センチはあった。週末の4日で60センチぐらい解けたのではないかと思う。
 あれが解けるとは思えなかったけどなあ。解けるんだなあ。

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 今日は最高気温が10度で、帰ってくるまで5度を維持しそうだったので、ついに多肉植物を外に出した。同じようなケースがあと4つとワゴンが1つある。

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 「神刀(クラッスラ属)」は株分かれしたし、

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 「海亀の卵(セダム属)」も子供が増えた。

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 「珠珠姫(クラッスラ属)」は冬の間に花を咲かせた上、株分かれしまくり。

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 「春萌(セダム属)」はつやつやのぷりぷり。
 徒長したのもあるし枯れたのもあるし、いろいろあったが、諸君、長い冬をよく耐えた。
 明日は霙で気温が下がるので一旦取り込んだけども。
 ああ、春って来るんだねえ。

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金巴利道から柯士甸道への隠れ道

(【追記】
 この記事は、当初「山林道から柯士甸道への隠れ道」としていたのですが、よくよく考えてみるとナッツフォードテラスには金巴利道から入るので「金巴利道から」と修正しました。金巴利道からナッツフォードテラスと天文台圍を抜けて柯士甸道に出る抜け道です)

 今回泊まったベスト・ウェスタン・グランド・ホテルは柯士甸道(オースチン・ロード)に面しているのだが山林道にも面していて、グランドフロアからなら柯士甸道、2階からなら山林道に出られる。階が違うということは、それだけ高低差があるのだな。
 地図を見ると、山林道は袋小路になっていて柯士甸道には繋がっていない。しかし、それはいかにも不便なので、抜け道があるのではないか?と思い探険してみたのであった。(【追記】歩いていたときは山林道と思っていました、たぶん)

 ありました。抜け道。

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 山林道金巴利道からこの階段を上る。

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 上ったところはナッツフォード・テラスだと思う。
 よくガイドブックでは見ていたのだが、この手の店にはあまり縁がないので初めて来た。しかし、香港ではあえて「おされ(お洒落ともいう)」な店に入る必要は感じない。

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 お店で働いている人々が一服しているのは微笑ましい。

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 さらに東に向かうとお店は減ってくる。

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 出たところは天文台道。
 坂を左に上ると香港天文台。左前方の天文台圍を入る。

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 マンションの間を通って、この門を抜ける。
 看板によると、朝6時から夜11時まで開いているとのこと。

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 まっすぐ行って階段を下りると、突き当たりは柯士甸道。ちょうどベスト・ウェスタン・グランド・ホテルの横のところ。
 通っている人々は完全にご近所の人で生活道路になっているのだと思う。さすが地域住民、便利便利。こういう道を通ると、猫っぽい感じというか住んでいるような気がしてちょっと嬉しい。

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ホテルの窓から香港を見る 2013年3月

 前の記事の続きになるのだが、ベスト・ウェスタン・グランド・ホテルのよかったところの一つは眺めがいいことであった。

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 西方向は天文台敷地と九龍公園の緑越しに海が見えるし。

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 南東方向にも北角あたりの海が見える。
 ハーバービューといえばハーバービューだ。

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 近所の屋上観察もできる。
 洗濯物が干してあるところをみると人が住んでいるらしい。

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 正面はこんな感じなのだが、
 中央部をよくよく見ると、

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 ビルの壁に巨大な黄暁明がいるのだった。
 最初は誰かと思いました。

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ベスト・ウェスタン・グランド・ホテル(尖沙咀北)

 香港話の続きです。
 今回は、ちょっと河岸を変えて、佐敦というか尖沙咀北のベスト・ウェスタン・グランド・ホテルに泊まった。日程が短かったのでBPがベストだとは思ったのだが、思ったより高かったのとオースチンロード沿いでA22の志和街から歩けることと新規開拓をしたかったのである。
 詳しい情報はこのあたり
 しかし、泊まってみないとわからないこともある。

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 部屋の様子。
 狭いです。
 机もなし。スーツケースがドアの前じゃないと広げられない。クローゼットもなくて、壁に三つ叉の帽子掛けみたいなのがあるのみ。

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 バスルーム。
 シャワーが手で持つタイプなのはよい。
 シャワールームはビニールカーテンで仕切られていて、水が仕切りからあふれそうだったのだが何とかなった。しかし、往生したのは、トイレットペーパーホルダーが真後ろにあったこと。

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 これはない。

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 洗面所はドアの横にある。照明がなくて暗い。天井にシャンデリアが一個ぶら下がっているだけで、スタンドもなかったので夜は本が読めなかった。
 冷蔵庫とセイフティボックスはある。

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 備品類は洗面所まわりも含めて窓際にまとめてある。
 水のボトルが毎日ついたのはよかった。

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 よかったのは、高台にあって眺めがよかったこと(詳細はに)。
 眼下は香港天文台です。天気予報を出しているところ。ある意味このへんが香港のお天気の基準なのかもしれない。
 ちなみにここから天文台から西を見た景色が見られる。ほかの地点のウェブカメラも有り。

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 ちょっとだけハーバービュー。
 wifiが無料なのは大変よかった。
 あと、聯威茶餐廳が近所なのは非常によい。土瓜湾も好きなんだけど、白宮冰室亡き今(泣)好きな茶餐廳が見つけられていないのだった。

 ということで、いい点もよくない点もあるホテルであった。また泊まるかと言われると微妙だけど。この界隈は好きで何件かホテルがあるので他を探してみてもいいような気がしている。九龍駅行きの無料シャトルバスK4の停留所も近いし。

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