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「My Name is Khan(マイ・ネーム・イズ・ハーン)(2010)」を見た

 911つながりのインド映画でもう1本。
 これも昔の下書き記事。
 「My Name is Khan(マイ・ネーム・イズ・ハーン)」の記事も2011年に書いてあったのだが放ってあった。インドで見そびれて、日本版DVDは出てすぐ買ってあったのだが、やっぱり見そびれていたのである(見てないDVD多すぎ…)。

 

 日本語字幕つきで格安です。安すぎる。

 なんとこれがwowowにて放映、それを機会にやっと見たのであった。日本のテレビでシャールクが見られるとはなあ。

 国際版予告編。

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 シャールク・カーン演じるアズワン・ハーン(Khanって「ハーン」って発音するのか。チンギス・ハーンのハーンか)が、アメリカ大統領に会うためにアメリカを歩くという話。アズワンは子供の頃から奇妙な子供であったのだが、かわいがっていてくれた母が亡くなり、先に移民していた弟(母がアズワンをかわいがるのでひねくれぎみ)の手配でアメリカに渡り、心理学を教えている弟の妻によってアスペルガー症候群であることが判明。症状は軽いのだが、感情表現が苦手で嘘やレトリックがわからず、邪心というものがない。そのアズワンがなぜ大統領に会うのかということが過去と絡めて描かれ、そしてどうなるかというお話。
 監督はカラン・ジョーハルで、「Kabhi Khushi Kabhie Gham(家族の四季 愛すれど遠く離れて)」とか「DDLJ(シャールク・カーンのラブラブゲット大作戦:ってなんつー邦題だ「花嫁を連れて」の方がいいのに。インドで大ヒットしたのに)」を監督した人。やっぱり上手いわ、と思う。
 きっかけは、やっぱりというべきか9.11で、アメリカでイスラム教徒が差別されて、たぶん映画に描かれたようなことも、もっとひどいことも実際にたくさんあったのだと思う。おそらく監督はこれをアメリカ人に見せたかったのではないかとも思う。「New York」ではテロリストに間違えられたジョン・アブラハム(モデル出身でイケメンだ)が本当にテロリストになってしまう。海外に住むインド人にとっては深刻な問題だったのだろうと思う。
 実際、シャールクは、この映画のプロモーションで渡米した際、名字がカーンであるというだけで拘束されているし(詳細はこちらの記事に)。
 シャールクのアスペルガー症候群(アメリカには自閉症であることを示すカードがあるのだなあ)という設定も生きているし、そんな大統領のスケジュールを追っかけてたら自分がテロリストに間違われるだろう、と思ったらその通りだし、「ああ、いったいどうなるんだろう」というインド映画でおなじみの先が読めない展開(終わり15分で、えーっこんなことが、と思う)、後半のピースがどんどんはまっていくところは、さすがである。
 もうほんとにどうなるんだろうと思ったわ。そんな洪水のとこに遠くから行くのは無理だろう、とか、マスコミすげーということか、とも思ったけど。フィルムフェア賞(インドの有名な映画賞)総なめでした。
 踊るシーンはないけど音楽もいいです。
 シャールクの相手役のカージョルは、何度も共演している鉄板の組み合わせなのだが、やっぱり美しかった。お似合いだなあ。
 ちなみに、カージョルのほんとの旦那さんは「Sunday」にも出ていたアジャイ・デーヴガンで、とってもコワモテなのであった。

20130502kajol_with_ajay

 この人。かなーり好き。どの写真を選ぶか悩んだわ。この動画も好き。
 子供(たしか娘さん)の顔はさぞかし濃いだろうと思う。

 「My Name is Khan」のIMDbはこちら

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