映画でイルファンを補給する:「アメージング・スパイダーマン」「Maqbool」など
本日は7月で唯一、何も予定を入れていない日。本当は出かける予定があったのだが、うっかりすると目が回るので、おとなしくお家にいることにした。
見たい番組の録画が溜まっているのでハードディスクを少し片付ける。
結果的に、「うちのイルファン・カーン」を補給することになってしまった。なぜなら、「アメージング・スパイダーマン」をイルファン見たさに録画してあったからである。
ソニーピクチャーズ・インディア(というのがあるのか!)がイルファンをフィーチャーした公式動画を上げていた。スパイダーマンと最終的に戦うことになる相手はあまり悪者ではないのだが、イルファンは悪そうである。「ライフ・オブ・パイ」より痩せたかなあ。短髪で相変わらず強面。後ろ姿のプロポーションがかっこよかった(足が長いんである)。
で、引き続き、「Maqbool」(2004)に手をつける。
「マクベス」を翻案した映画でイルファンは堂々の主役。翻案ではあるが、例によってインド映画では全然違う映画になっていて面白いのであった。
イルファンはマフィアのナンバー2で、ボスの愛人であるタッブーと実は相思相愛。警官ながら同じマフィアに出入りする警官ナッスルディーン・シャーとオム・プーリに「お前はマフィアの王になる」と占われ、運命が変わっていく。まあ「マクベス」なのでハッピーエンドではないのだが。
「その名にちなんで」と同じ組み合わせだ。
本家マクベスでは「3人の魔女」なのが、こちらではナッスルディーン・シャー(とても好き)とオム・プーリ(こちらも好き)!マフィアのボスを演じたパンカジ・カプールがまた只者ではなく、タッブー以外は演技派のおっさんてんこ盛り。インドの田舎で(田舎のマフィアなんだろうか)、必要な歌舞音曲以外はしーんとしている感じで、静かに物語が進んでいくのがとてもよかった。音楽がイスラム風で、これもなかなかよい。
今、イルファンの映画で見たいのは「D-Day」である。
こちらで教えていただきました。
マフィアのドン(リシ・カプール!)暗殺のため、腕利き諜報部員(イルファンとアルジュン・ランパール!)が送り込まれる話らしい。見たい!
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