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別府よいとこ

 久々に出張で九州に行った。初めての別府である。

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 大分空港の手荷物受け取りレーンに「寿司」が回っているというのは本当であった。このレーンはウニ。これを確認するために荷物を預けた。

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 高いところから見下ろした別府。右側のぽこっとした山はサルで有名な高崎山とのこと。海岸付近はビルが多い。

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 山の方の温泉はひなびている。あちこちから湯気があがっていて驚く。
 温泉は街のいたるところに湧いているいう印象で、海岸のほうが温度が高いとのこと。たぶん別府湾はカルデラなんだろう。ということは別府は火山地帯に広がっているということなんだろうか。豊後風土記が奈良時代というから、古くから温泉を求めて人が集まり住んだ土地なのではないかと思われる。ということは外来者が多いわけで、旅行者にはたいそう居心地がよい。人も穏やか。土地の人によると、食べ物が美味しく災害も少ないんだそうだ。
 歴史の短い北国の北海道から行くと、まるで外国である。温暖で歴史が長いというのは、想像がしにくいのである。

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 別府駅周辺は昭和な街並みで好ましい。カフェではない「喫茶店」もある。食べ物屋も多い(唐揚げが名物らしい)。洋品店は「ブティック今野」(@あまちゃん)のよう。日曜の昼下がりで人が少なく、夢の中を歩いているような。
 左手の喫茶店からは「今日ののど自慢のゲストは都はるみと小林旭だって。小林旭とは珍しいなあ」という年配のご婦人の話し声が。時間がなくて入れなかったのだが。

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 買ってきたもの。食べ物ばっかり。大分といえば「かぼす」らしい。
 「北海道から来た」と言うと、椎茸屋さん、八百屋さん、タクシーの運転手さん等と大変話が盛り上がってしまうのだった。

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