「鷄記麻雀館」結業
香港に行ったときの定点観測地点の一つ。
觀塘の鶏看板。
後ろのビルは高くなったけど、とりあえず無事にご対面。
今回は正面に回ってみた。
ミニバスのたまり場になっている(他の写真がこちらに)。
入り口の上にはこんな看板が。
その後。
無事と思ったのも束の間、ついに結業したとのこと。
こちらの記事のコメントで教えていただきました。富柏村さん、ありがとうございます。
9月4日付りんご新聞。
記事はこちら。
鷄記麻雀館は、香港に3つ分店があって、觀塘が本店らしい。1日の売り上げが20万ってほんとですか。開店祝いに来た明星は誰。
「在觀塘仁愛圍、裕民坊,推土機急速前進,一家家老店、一個個回憶,紛紛在塵土中煙沒。已有80年歷史的「鷄記麻雀館」同樣難敵重建巨輪,觀塘龍頭分店本周六關門遷店」とのこと。「一個個回憶,紛紛在塵土中煙沒」か…。
このように記事になったということは、やはりこの看板は香港の皆さんの心の中にあるものだったのだなあ。重建は「一個個回憶,紛紛在塵土中煙沒」ということなんだなあ。
看板については「「鷄記老闆計劃把店外霓虹燈招牌捐給西九龍文化區M+博物館」とのこと。「西九龍文化區M+博物館」とは何ぞや?と思ったところ、博物館を作るという計画があるようです。サイトはこちららしい。2017年に完成らしいのだが2015年に「小型展覧館」がプレオープンということなのかな。場所はどこなんだろ。
しかし、できれば、この看板のようなものは、博物館ではなく、街の中でこそ見たいと思う。あのあたりが、どこにでもあるようなビル街になってしまうのは、とてもとても悲しい。
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