愛子さんのお茶を品茶会で飲む 2014年3月
1か月のご無沙汰でした。
実は、2月7日に発熱し、最初は辛くて病院に行けず、熱が出て4日目の月曜日に病院に行ったところ、「大当たり!」という感じで「B型インフルエンザです!」と言われ(思わず「がちょーん」と言ったら「がちょーん」と返してくれて乗りのいいドクターだった)、それから5日間リレンザを吸い込み続け、それで治るだろうと思ったら、結局3週間近く体力が戻らず、まだ咳が残っているのだった。
ほとんど初めてのインフルエンザだったのだが、まあ特効薬ができてよかったんだけどね、せっかく家にいたのに寝たきりで何もできず、ちょっと口惜しかったわ。
で、やっと何とか出かけられるようになり、用事があって東京に行ったついでに、愛子さんの品茶会に行ってきた。1日だけ予定が合ったのだった。
品茶会とは、何人かでお茶をいろいろ飲んで楽しみを分かち合う会です。
今回は、13秋鉄(2013年秋に祥華のおとんと愛子さんが作った鉄観音)。
このお茶の色が伝統的な鉄観音の色。最近よくある薄い黄色と全然違う。
葉っぱの元気さにも注目。
このお茶がねー、美味いんだ。
祥華のおとんのお家は山の中にあるのだが(こちらの旅日記を参照)、それでも最近は開発が進んで山が茶畑にされるために丸禿げになったりしているのだが、そこから、さらに山に入った場所で、よい水や土や空気を吸い込んですくすく育ったお茶の樹が、数少なくなってしまった工人によって適切な葉っぱだけが摘まれ、それを、愛子さんとおとんが(本当に掛け値なしに)今となってはもう誰もやっていない伝統的な方法で正しくきちんと作ったお茶。
地球上でもっとも丹精された一番美味しいお茶であると断言する。
いろいろとお話も聞かせてもらったのだが、今の中国のお茶をめぐる状況は、社会的な構造やらいろいろなことが絡み合って、もうなんというか、ものすごい状況になっていて、今の日本以上にお金にならないものは壊滅的に急激になくなりつつあって、お金になる粗悪なものしか生き残れなくなっていて。
愛子さんがいなかったら、おとんのお茶は間違いなく滅亡していたと思う。
おとんのお茶は、愛子さんがいるからこそ残っていて、絶対になくしてはいけないもので、そして、私たちは「心の隊員」になることで、このお茶を守っていける。
愛子さんのお茶については、こちらなどにも何回か書いたのだが、また、続けて書いていければと思う。
13年の「心の隊員」については、まだ絶賛募集中なので、ご興味のあるかたは是非こちらをご覧くださいませ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント