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『English Vinglish(マダム・イン・ニューヨーク)』を札幌で観た

 札幌公開の初日初回に行きました。
 9割がた埋まっていた!空いていたのは前1列だけ。客層はいろいろな方々。
 笑いも起こっていたし、鼻をすする音もけっこうしてた。

 公開してくださったみなさま、本当にありがとうございます。

 「日本公開熱烈希望」と書いてから1年で札幌公開。
 『Om Shanti Om』が6年、『Dabangg』が2年(『Dabangg』はまだ札幌公開が決まっていないけど)、公開のスパンがだんだん短くなっている。
 実は、この1週間、毎日、ディスクでもネットでもなく、日本語字幕でインド映画が見られたのであった。wowowで毎日放送された(8月上旬に再放送予定)ので。
 考えてみると、『English Vinglish』が日本語字幕でスクリーンで見られるのは大きな出来事なのだけれども、だんだんそれが当たり前になってきている。
 ありがたいことだなあ。

 日本版予告編。

 この予告編はよくできていると思う。
 ええ、主題は「誇りを取り戻すこと」と「学ぶ喜び」なんです。こちらに書いたのでくどいんですけど「恋に落ちる」映画じゃありませんから。ほんとに。

 DVDで観たときには、ごうごう泣いたのだが、

 劇場でも、アミターブ様の「初めては一度だけなんだから」あたりから涙腺が緩み、このあたりから、だーだー泣きながら見てしまう。
 あらためて見直してみると、コーヒーショップで後ろにローランがいたのね(忘れていた)。日本語字幕で見ると、フランス人めーという感じだった。
 そして、日本語字幕で見ると、夫と娘には改めて腹が立つ。最後のスピーチは「ざまーみろ!」と思いました。すみません。
 インド版DVDの感想とシュリデヴィについては、こちらに書いたのだが、昔の映画を見直してみると(感想はこちらに)、シュリデヴィ、今のほうがきれいだと思う。昔っから大スターなんだけど。
 そして、アミターブ・バッチャン様!
 70歳お誕生日おめでとう!というコメントが冒頭に出るのだが、

 この場面(公式に動画があがっている)。
 鼻血が出そうになり、会場のみなさんに「みなさーん、この2人は大スターなんですよー!」と叫びたい気持ちでいっぱいだった。ひそかにスクリーンに手を振り、音がしないように大拍手。
 ついでに書くと「サルマン・カーン」で吹き出してしまったのだった。
 特に反応がなかったので、お客様はインド映画のことをそんなに知らない方が多かったと思うのだが、そういう方で9割埋まるというのは、本当にすごいし、これからに希望が持てることだと思う。
 インド映画は、本当におもしろいんです。もっともっといろいろな映画があるんです。日本で、もっともっと公開されてほしいし、いろいろな方々に見てほしい。
 孤独や復讐(インド映画の復讐ものは本当にすさまじいものがある)など人間の暗いところも、愛も恋も政治も宗教もアクションも、娯楽ものありシリアスものもあり、よりどりみどりで本当に飽きないので、「女性には女性中心の恋愛もの」と「決めつけず」にですね(映画の中でも言ってましたよね)、ちゃんと面白さを広報していただきたい!と心から思うのであった。くどいけど。

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コメント

バッチャン様の、初めては一回だけだよ、わたしもウルっときました。ローランは、最初から、シャシに順番ゆずったり店員さんとのやりとり中にも心配そうにしてましたよ。
こどもの暴言、わたしも思春期にはなにか言ったかも、と胸が痛く。
家族を大事にする視点は最後まで貫かれていて、そんなところが香港映画を思い出します。
香港映画とインド映画のつながりを、ほんの少し感じ始めています。

投稿: ゆずきり | 2014.07.13 17:27

香港映画とインド映画、似ていると思うんですよ。
家族を大切にするところとか、ここまでやるか!という徹底ぶりとか、お客を楽しませることに徹するところとか、こってこてのところとか。
なので、最近の香港でインド映画が香港人向けに普通に上映されるようになっているのも頷けるし、香港映画好きはインド映画が好きになる可能性が高いと思います。
しかし、インドは香港より広いし人口も多いので、本数がはんぱなく、見るものがたくさんありすぎて悩ましいところです。
ローランは確かに最初からシャシを見てたんですよね。

投稿: きたきつね | 2014.07.13 17:55

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