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『神様がくれた娘』(2011)札幌シアターキノで公開

 ここのところ1日おきに頑張って更新しているのは、こうでもしてないと神経がもたないからです。人生はたいへんだ。

 なんと今日まで札幌で公開中。
 シアターキノさん、いつもありがとうございます。8月には『The Lunchbox(めぐり逢わせのお弁当)』、期日は未定だけど『バルフィ!』も公開予定。
 たしか、この映画は2年ぐらい前に大阪アジアン映画祭で公開され関西ではテレビ放送もされ、今年の2月に全国公開された。札幌でも公開されたということは、キノさんはインド映画に力を入れてくださっているということなのだろう。ありがたいことこのうえなし。

 あらすじは、公式サイトによると、「チョコレート工場で働くクリシュナは、6歳児程度の知能しか持っていないが、嘘のつき方も知らない正直者でみんなに愛されていた。そんな彼も結婚をして子どもを授かるが、妻は娘を残して亡くなってしまう。娘にニラー“お月様”と名づけたクリシュナは、周囲の助けを借りながら彼女を育てるのだった。
時は流れ、ニラーは素直で可愛らしい5歳の女の子に成長した。そんなある日、町の有力者である亡き妻の父は、クリシュナ親子の存在を知り、「子どものような親に子育てはできない」と、ニラーを連れ去ってしまう。クリシュナはニラーとの穏やかな毎日を取り戻すことができるのか。そして、ニラーの幸せを心から願うクリシュナが初めてついたあまりにも切ない嘘とは…」とのこと。
 そういう紹介のしかたなのか。
 これはタミル映画で、南の方の映画は北に比べてこてこてというか物語文法が違うという感じがするのだが、この映画は、こてこてではないけど、やっぱり展開が南インド的で最後の最後に新たな設定が登場したりして(そこでその人の息子が!とか)、ストーリーの予測がまったくつかない展開ではある。

 ラジニの『パダヤッパ』もそうだったけど、1曲の間に年月が経つ。

 主題は「父と子」だと思う。クリシュナだけではなく、アヌシュカ演じる男前な弁護士(でも法廷で勢いでものを言っちゃいかんよ)アヌのお父ちゃんもいい味を出していた。
 「愛」「涙」「怒り」「平安」など、いろいろな感情が入っている本来の意味でのマサラ映画。最初の裁判所のパートは笑わせるところだよね。インドの弁護士さんも大変だなあ。裁判所にはガンジーの絵姿が飾ってあるのだなあ。
 前半は父子もので後半は法廷もの。最初は、クリシュナだいじょうぶか?と思うのだが(しかし、これは日本では作れないだろうなあとも思う)、後半は、ああどうなるのよクリシュナ!と思う。
 主なロケ地は南インドのウッティーという避暑地らしいのだが、風光明媚でバックがお茶畑。チョコレート工場ってそんなところだったのね。社長さんはいい人だ。動物もたくさん出てきて(「動物は傷つけていません」の冒頭のキャプションはひな鳥のところのためだろうか)にわとりが立派であった。
 あまり出てこないけど、市場の野菜がおいしそうだったし、あのあたりの料理はおいしいんだろうなあ。タミルとかケララとか行ってみたい。

 しかし、主演のヴィクラム、うまいわあ。
 原題の『Deiva Thirumagal』で検索すると動画が出てくるのだが、

 中心人物はヴィクラムだよね。
 検索してみるとこんな感じ。髭って大事だな。
 ヴィクラムは『Samurai』という映画に出ていて、こんな感じ。別人。

 ヒンディー映画のバリエーションとか洗練のされ方ももちろん好きだけど、タミル映画やテルグ映画のある意味てんこ盛りな作りもいい。
 東京方面ではテルグ映画も2本公開されるらしいけど、札幌はどうだろう。
 実は今週末から『Student of the Year』が札幌公開されるのだが(シネマ・ディノスさん、ありがとうございます!)、大本命の『Dabangg(ダバング大胆不敵)』だけが公開未定。どうかどうか、公開してくださるようお願いいたします。ほんとに。通いますから。

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