旺角を歩いた 2014年12月29日
旺角は、このたびの雨傘運動で占拠された場所のひとつである。
占拠中はずっとりんご新聞のライブストリーミングを見ていた。
占拠地の中でも旺角は特に荒っぽくて、衝突も激しかった。
でも、香港に着いた日、飛行機が1時間半遅れて、N21(A21と同じようなルートだけど、夜間バスで、空港の人の通勤バスでもあるので、空港内や近郊住宅地をぐるぐる回るので時間がかかる)のバスに乗ることになり、夜中の1時過ぎにネーザン・ロードとアーガイル・ストリートの交差点を曲がったときには、あんまり静かで、普通に車が走っていて、そのあまりの普通さに、涙が出た。
このあたりは占拠の中心地だったのに。
でも、痕跡はあちらこちらに残っていて、
角の恒生銀行(よく動画で見ていた)のビラのあとや、
道路の表示板や、
信号機など。
目をこらせば、あちらこちらに残っているものがある。
最近は「鳩鳴(「がううー」と読む。お買い物を意味する「購物」と同じ音で、えらいさんが「占拠地で買い物を」と呼びかけたことから、あっというまに散発的ゲリラ的なデモのような意味合いで使われるようになったもよう。「9wu」と書くこともある)」運動の舞台になっているらしい。今でも毎日のように行われているようで、よくツイッターなどに写真が上がっている。
替え歌もできている。これは、うちのグラスホッパーの曲だ。
というか、雨傘運動のアートはすごいと思うんだけど(詳しくはりえさんのこちらの記事などを)、替え歌がまたたくさんできていて驚いた。「無間道」とか(これはすごいわ)。「鳩鳴」だとこういうのもある。
替え歌については、山のようにあって、別項を設けたいほど。
雨傘運動はまだ始まったばかりで終わってはいないのである。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント