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2015年3月

アンコールワットで春分の朝日を見る

 カンボジアに渡ったのは春分の日。
 実は、アンコールワットは、春分の日と秋分の日に、真ん中の尖塔から日が昇るように作られている。おそらく、昔は何かの儀礼が行われていたのであろう。
 秋分の日は雨期なので、実質見られるのは春分の日だけらしい。しかし、22日もだいじょうぶとのこと。
 初カンボジアにして、尖塔の真ん中から上る朝日が見られる日に当たってしまったのだった。17年カンボジアに通っている方から「自分も見たことなかったのに!」と言われました。ガイドをやっているカンボジア人の知り合いも見たことがないそうである。

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 前の晩、日が変わる頃に着いて、寝たのは2時近かったけど、がんばって5時半に迎えに来てもらう。日が昇る前は朝焼けがきれい。
 これは、門の前にあるナーガ(神の眷属の蛇さん)。頭の数が奇数なのは「いい蛇」なんだそうです。

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 年に一度のことで、それはすんごい人であった。
 シェムリアップは大観光地なので、遺跡はどこも人がいるんだけど。

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 しかし、上空は晴れているのに、東の空は曇り。
 前日の3月21日は曇りで見られなかったとのこと。

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 だがしかし!朝日は無事に姿を現したのであった。

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 実は、「春分に塔の真ん中から日が昇る」のは、真っ正面から見たときのことで、ちょっと場所がずれると真ん中ではなくなる。逆に言うと、少し日がずれても、脇から見ると尖塔の真ん中から昇る日が見られるのではないかと思う。
 しかし、別に、真ん中から昇らなくても、朝日は十分にきれいなので、機会があれば、早起きをして見に行くことをお薦めする次第です。

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カンボジアに行ってきました

 またもやご無沙汰してしまいました。
 実は、訳あってカンボジアのシェムリアップに行ってきました。
 出発直前に風邪を引き、向こうは暑い(40度近い)のはいいのだけれども、埃っぽくて、移動はほとんど知り合いのバイクの後ろに乗っけてもらっていたので(涼しくて爽快ではあるのだが)、いまだに咳が取れません。

 シェムリアップは世界遺産アンコール・ワットがあるところで、1200年前からすんごい大文明があり、その後植民地やら戦争やら内戦やらでいろいろ大変だったのだが、今は若者が多くて(人口の3分の2がポル・ポト時代を知らないらしい)たいそう活気があって、やたらめったら観光客が多くて特異な街ではあるのだが、おもしろかったです。

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 きれいな景色を見たり(これはアンコール・ワットの朝日)、

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 遺跡に行ったり、

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 おいしいものを食べたり
 (マンゴーと龍眼とドリアンが出盛り)。
 果物だけではなく、料理もすっぱくてちょっとスパイシーで美味しい。

 歌ったり踊ったりが好きな明るい国民性のようで、ずーっとクメール語のカラオケを流しているチャンネルがあって、これがまたすごかった。
 これは、シェムリアップをテーマにしたクメール語のラップらしい。
 この雰囲気はまぎれもなくカンボジア製。

 まだ香港話も全然終わっていないのですが、割り込みでカンボジア話その他を。なるべく更新したいと思います。

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廟街の美新茶餐廳には猫がいる

 たいへん長らくご無沙汰いたしました。
 11月に体調を崩して休み、主治医の許可をもらって香港に行き、1月から何とか通常業務に復帰したものの体力がなかなか戻らず、20時近くまで職場にいて22時には寝てたり、半分徹夜仕事だったりというアンバランスな生活のため、なかなかブログに手が回らず。
 ついに、高校時代の友人や読者の方からだいじょうぶかとのメールをいただくことに。Sちゃん、Tちゃん、Iさん、ありがとうございます!
 なんとか元気です(時々目は回っているけど)。
 人様の情けが身にしみる今日この頃、書きたかったこのネタでカムバック。

 12月の香港は例によってBP泊まりで佐敦が心のご近所で、

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 ここに通った。美新茶餐廳の廟街のほう(白加士街にもある)。
 前にも書いたことがあるけど、ごはん類が充実している。
 しかし、通ったのはそのためではなく。

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 このひとのため。
 初日に夜食を食べに行ったら、店の前にいて連れ込まれました。

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 入り口脇の麺調理場の下に、ごはんと水が置いてある。

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 接客もしてくださる!これ私の足下。

 つい通路でストールのフリンジでじゃらして遊んでしまったら、お店のおばちゃんにたしなめられてしまったのだが、おばちゃんにも「まう、まう」と可愛がられていた。
 で、その後2回も行ったのだが、2回とも外出中。
 真に招き猫であったな。
 
 しかし、猫を抜きにしても、朝6時から夜中の3時までやっていて、お粥や麺やおかずや定食が充実していてよい店だと思うので、佐敦に泊まったら、必ずやまた行ってしまうであろう。
 これからは猫も目当てで。

 openriceの記事はこちら

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