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アンコールワットで春分の朝日を見る

 カンボジアに渡ったのは春分の日。
 実は、アンコールワットは、春分の日と秋分の日に、真ん中の尖塔から日が昇るように作られている。おそらく、昔は何かの儀礼が行われていたのであろう。
 秋分の日は雨期なので、実質見られるのは春分の日だけらしい。しかし、22日もだいじょうぶとのこと。
 初カンボジアにして、尖塔の真ん中から上る朝日が見られる日に当たってしまったのだった。17年カンボジアに通っている方から「自分も見たことなかったのに!」と言われました。ガイドをやっているカンボジア人の知り合いも見たことがないそうである。

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 前の晩、日が変わる頃に着いて、寝たのは2時近かったけど、がんばって5時半に迎えに来てもらう。日が昇る前は朝焼けがきれい。
 これは、門の前にあるナーガ(神の眷属の蛇さん)。頭の数が奇数なのは「いい蛇」なんだそうです。

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 年に一度のことで、それはすんごい人であった。
 シェムリアップは大観光地なので、遺跡はどこも人がいるんだけど。

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 しかし、上空は晴れているのに、東の空は曇り。
 前日の3月21日は曇りで見られなかったとのこと。

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 だがしかし!朝日は無事に姿を現したのであった。

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 実は、「春分に塔の真ん中から日が昇る」のは、真っ正面から見たときのことで、ちょっと場所がずれると真ん中ではなくなる。逆に言うと、少し日がずれても、脇から見ると尖塔の真ん中から昇る日が見られるのではないかと思う。
 しかし、別に、真ん中から昇らなくても、朝日は十分にきれいなので、機会があれば、早起きをして見に行くことをお薦めする次第です。

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