カテゴリー「アニメ・コミック」の28件の記事

『 新装版 旅のグ(ちくま文庫)』

 風邪を引いてしまい、出張を取り下げて家で寝たり起きたり。
 しかし、嬉しいことがあったので記事にしてしまう。
 グレゴリ青山さんの本は全部買っていて、これも出てすぐ買っていたのだが、

 表紙に秘密があったのをこちらで教えていただいた。
 ひっそりDDLJの看板が描かれているのである。
 DDLJとは、Dilwale Dulhania Le Jayenge の略で1995年の大大ヒットヒンディー映画である。IMDbはこちら

 主演はシャールクとカージョル(私はお父ちゃんのアムリシュ・プリーが好き。顔怖いけど)。3時間を超える大恋愛映画である。看板のシーンはこれ(画面の文字は下のバーの白い吹き出しをクリックすると消えます)。
 邦題がついているので日本語字幕版があるのではないかと思う。しかし、今まかり通っている邦題はどうかと思うのであえて書かない。昔『旅行人』に出ていた「花嫁を連れて」のほうがいいと思う。
 『旅のグ』は、この『旅行人』連載であった。文庫は増補版。
 前にこちらで書いたのだが、グレゴリ青山さんと松岡環さんと『旅行人』は自分にとって大恩人であって、おそらく『旅行人』とグレゴリ青山さんなかりせばインド映画を知ることはなかったと思う。98年と99年に出た『旅行人』インド映画特集は今でも本棚の特等席にあり、98年のインド映画特集のコピーを握りしめて重慶マンションへ行ったのであった。買ったのはマードゥリーのベスト版とDDLJを筆頭とするVCD(当時はDVDはなかったのである)の数々。
 グレゴリさんのお書きになったものの中で一番好きなのは、『グ印亜細亜商會』掲載の「電信柱の画家の街」と『香港電影バラエティブック』(大好きな本だ)掲載の重慶マンションでブルース・リーに遭遇する話(『旅のうねうね』所収の「雨香港」)なのだが、インド映画関連だと、何と言っても『ひみつのグ印観光公司』。特に103-104ページはほとんど暗記しているので書かせてください。(  )内はそのコマに登場する俳優(似顔絵つき)です。

 ヒンディー映画の俳優の特徴は一言でいって
顔が濃い(アーミル・カーン、アクシャイ・クマール)
すごく濃い(ジャッキー・シュロフ、サンジャイ・ダット)
とんでもなく濃ゆい(アムリシュ・プリー、ラージ・バーバー)
名前までも濃い(あみたぶ・ばっちゃん、あじゃい・でーぶがん)
顔が濃いうえにでぶな俳優もいる(ゴヴィンダ、サニー・デオル)
そのくどい顔の俳優が
何かにとりつかれたかのように
いきなり踊り出すのである(Khal Nayak)。
そんなキョーレツ過ぎる 
ヒンディー映画俳優のNo.1が
グのときめきのニューアイドル
シャールク・カーンである。

 ああ、好きだわあ。
 本を見ると元々は1997年に書かれているのだが、15年経って、アーミルとシャールク主演の映画が劇場公開されるようになったのだなあ。

 で、何が嬉しかったといって、上記の秘密を教えていただいた際に、グレゴリさんにその一端を直接お伝えできたのでした。もっとお伝えしたいことがあったのだが、他人様のブログのコメント欄を使わせていただくわけにはいかないので、記事にした次第です。

 ついでに、せっかくの機会なので、DDLJと「ラジュー出世する」(同じ頃に日本公開されたシャールク・カーン主演の映画。NHK教育でも放映された)をどこかでDVD化してくださらないだろうか。
 

 公式動画がありました。これこれ。いい話なんだ。

【追記】
 その後、さらに嬉しいことがあったのであるが、他人様のブログのコメント欄なので自重して、ここで喜びを記すだけにしておきます。第1作からずっとファンだったので鼻血が出そうだ。ネットって素晴らしい。

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『あのひととここだけのおしゃべり(文庫版)』は初版を買う

 ずっとインド映画の話題が続いているのだが、もとから下書きがたくさんあるうえに(覚え書きを書いて放ってあるもの多し)最近のお楽しみと頭休めはインド映画なので、ますます下書きが増える一方で。
 しかし、これは早いほうがいいので割り込み。

 本屋に行ったら、これが出ていた。

 前にこちらでご紹介したことがある『あのひととここだけのおしゃべり』(よしながふみ)が文庫になっていたのである。
 単行本は好きで何度も読むあまり手垢がつきまくっているのだが、買った。
 なぜなら、文庫版には新たに堺雅人さん(「大奥」の映画版とテレビドラマ版で主演)との対談が入っているうえに、初版にはおまけがついている。
 堺雅人さんは「目が笑っているくせに奥では笑っていない」(そのとおりです、よしながさん。お父さんもすごいわ)ところがいいと思うのだが(うんと怖い役をやってほしい)、羽海野チカさんとか漫画家さんとも親交があるのね。そういえば「ハチミツとクローバー」で修ちゃんだったっけ。こちらの対談も面白かった。話が面白い人なんだな。
 で、初版限定のおまけは、雑誌『メロディ』に掲載された「大奥」映像化記事のイラストエッセイが挟まっているのだが、何がツボだったといって、「何話してるんですか」「火付盗賊改筆頭与力佐嶋さまのお話を」というところ。
 佐嶋!

20130512sajima
 
 借り物の写真ですが、この人です。
 髙橋悦史さん演じる佐嶋はテレビ版の「鬼平犯科帳」で一番好きな登場人物なんである。出てくると「さじまー!」と言いながら手を振ってしまう。「うさぎ…」と苦り切っているところなど最高。残念ながら髙橋さんは亡くなってしまい以後佐嶋は出てこないので、そのあたりはあまり見ていないのであった。
 佐嶋!いいよね!よしながさん!
 ついでに書くと、現在絶賛放映中のNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」には「鬼平」の兎忠と粂八が義理の親子設定で出てきて(わざとか?このキャスティング)先週は酒を酌み交わしていたので、お好きな方は大喜びであったろうと思う。「あまちゃん」は毎日見ているうえに、80年代歌謡映像満載で大丈夫かDVD?とも思っているので録画もしているのであった。クドカンさすがである。

【追記】
 実は、上記の記事はざっと読んだ時点で書いていて最後のほうを見落としていたのだが、菅野美穂さんのことが話されていて、しかし、対談の時点では結婚の話はまったく出ていなくて、「ああよかったね」と心から思った。おめでとうございます。お幸せに。
 「佐嶋」が出てくるイラストは、実は本冊にも出てきていました。でも、ほかのイラストもあるので、やっぱり初版を買った方がいいと思う。菅野美穂さんは男らしいのか。

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『大奥』8巻

 やっと、よしながふみ『大奥』8巻を読んだ。

 かねがね「よしながふみに外れなし」と思っていたけど、4年経った今見ても、ほんとに外れがない。すごい。
 もともと、吉宗の時代から話が始まり、7巻の後半で最初に戻ったのだが、吉宗・久通など主なキャストが退場し、次に進む巻といえる。
 それだけに、いろいろと感慨深いのだが。
 特に、杉下!
 杉下とはこの人です。

20121007comic2

 1巻で出てきたときは大奥の下っ端でねえ、でも好きだったんだよねえ。最後は大奥総取締と大奥のトップになり、吉宗のはからいで吉宗の娘達から父上と呼ばれるようになり、穏やかな晩年で本当によかった。

 実は「大奥」の最大のみどころは「老い」がきっちりと描かれているところだと思う。杉下もそうだし、吉宗もしかり。若いころの颯爽とした吉宗も最晩年を迎えるのである。第1巻の終わりにある意味華々しく登場した村瀬正資は、 時系列では第2巻で地味に登場するんだよね。それが節目節目で出てきて、7巻で、これまたある意味華々しく退場する。
 久通もねえ、出てきたときから只者ではないと思ったが。
 人間、どうあっても年をとるんだなあ(しみじみ)。
 フェミニストを公言するよしながさん、女の描きっぷりは本当にさすがであると思う。
 そして、「大奥」は、「大奥」が男の園だけあって、いい男もたくさん出てくる。実は一番いい男だと思うのは江島。

20121007comic1

 こんな人ですけど。
 背中まで毛が生えているけど別にいい。史実があるので仕方がないんだけど、江島にも幸せになってほしかったなあ。

 たしか、よしながさんがインタビューで「慶喜までやる」と言っていらしたと思うので、最後に話にオチがつくと思うのだが、どうなるのか刮目して待ちたいと思う。

 完結の暁には日本SF大賞ぐらいあげてほしい。ティプトリー賞も受賞しているんだから。

 10月12日からテレビドラマになるらしいのだが、家光と有功の話だということで、有功は堺雅人。うーむ。堺雅人といえば「篤姫」の家定さまで、思えばあの役で堺雅人を見初めたのだが、うまいことは折り紙付きで心配はしていないのだが、有功は絶世の美男という設定なので、どうなるんだろう。
 映画版では杉下を阿部サダヲちゃんがやっていたのだが。いや、サダヲちゃんは好きだが、杉下とは雰囲気が全然違う。映画版の主役は吉宗役におおいに不満があるので見ていないのだが(できるとすれば糸子ちゃんこと尾野真千子ぐらいか)。とりあえず、ドラマは見てみることにする。
 …と思ったら、また映画版が作られて、堺雅人が右衛門佐役で、綱吉が菅野美穂なのか。うーむ。

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「テルマエ・ロマエ」映画版

 連休前にレイトショーに行ってきました。

 春巻さんに原作であるマンガを教えていただいて以来、掲載誌『コミック・ビーム』の連載は欠かさず立ち読みし(すみません…おまけが付くときは買ってました。手拭いとか)、コミックスも漏れなく買い、コミックスのマンガの合間に載っていたエッセイも面白かったので、作者のヤマザキマリさんのエッセイも漏れなく買っている。

 

 最近だと、このへん。
 ヤマザキさんは札幌に住んでいらしたことがあって、行動範囲を考えると絶対どこかですれちがっていたと思うし、テレビのレポーター時代も見ていた気がする。
 上のエッセイを読むと、「テルマエ」の萌芽は昔からあったんだろうなあと思いつつ、しかし、こんなにブレイクして本人が一番びっくりしてるんじゃないだろうか、とか、大変だろうなあなどと思う。それでも天狗にならないお人柄が好ましい。

 映画に関しては、わたくしは意地悪な客であった。
 原作は全部読んでいるし、だいたい、この手の企画は原作より見劣りしてがっかりということが多いし。監督さんは、悪くないと思うのだけれども、「のだめ」のパリ編は赤毛もののコメディにしちゃいけなかったと思うんだよね(日本編のドラマ版は再現率がすごかったと思うけど、パリ編は断じてコメディではないと思うの)。FJテレビが絡んでるし。イタリアロケで、イタリア人のエキストラに混じって主要キャストは日本人かあと思ったし。上戸彩はどうかと思ったし(予告編を見て、実はかなり見たくなくなった)。
 でも、ブログで原作者のヤマザキさんは感動していたし、原作者が満足しているならいいか、それに何よりチネチッタロケが見たい、と思ったわけです。

 予告編。

 で、見た感想だけども。
 始まるや否や、頭の中の原作本をすごい勢いで繰りながら見ることになってしまったわけですが。
 うん、がんばったと思う。
 原作がまだ完結していないので、オチをつけるためにはどうしても筋を変えなければならず、短編連作を長編にまとめなければならないのでエピソードをどうするんだろうと思っていたけど、がんばってまとめたと思う。そこでそのエピソードを入れるかと思ったのもあった(あれテレビで放映するんだよな。いいのかな)。温泉卵をそこに持ってくるかとか。
 上戸彩も思ったよりは悪くなかった。「赤壁」の林志玲クラスを覚悟していたので、あれよりは。「ローマの危機すくうため〜」はないけどね。
 ローマのフルーツ牛乳に書かれた稚拙な牛の絵とか「まねっこケロリン」とか、原作にはないディテールには笑った。あと、ローマの場面はイタリア人エキストラの台詞が日本語吹き替えで、日本の場面だけルシウスがラテン語を喋るということになっていて、じゃあこれからどうすんだよ、と思ったら画面の片隅に「BILINGUAL」の表示が出るとか。
 ハドリアヌス帝のお風呂も映画の方がよかったと思う。クラゲの水槽もセンスよかったし。奴隷のお仕事が見られたのもよかった。まあ、実際はふいごがあったろうし、壁画はエジプト風よりローマ風がよかったけどな。
 でもね、ルシウスはね、平たい顔族に教えを請うために水に飛び込んじゃうような人じゃないと思う。あそこだけは間違ってる。マルクスもあんな奴じゃないぞ。
 
 しかし何よりすばらしかったのは、チネチッタのセットです。「ROME」と同じセットだ〜。ポンペイウスの結婚式のバックに映ってたのとおんなじ。路地も。「ROME」はテレビだったのだけれども。これはスクリーンなので隅々まで見られる。チネチッタのシーンは背景ばっかり見ていた。
 ローマには一度だけ行ったことがあって、どこが好きといってフォロ・ロマーノほど好きな場所はなく、最良の記憶は、フォロ・ロマーノの石(神殿の軒下から落ちたやつ)に座って夕方まで2時間ぐらいぼーっと座っていたことなのだけれども、

20120502rome

 そのときの1枚。
 ああ、こんな感じだったのか、ロストレ(演台)ってこんなだったのか。あの建物はこうだったのか、と涙が出そうでした。「ROME」の撮影後に火事になったと聞いたのだが、無事なようでよかった。チネチッタかどうかわからないけど、ローマの浴場も見られてよかったなあ。
 エンドクレジットの「マンガ協力」に三宅乱丈さんの名前があったのも嬉しかった。劇中マンガをかいていたのはヤマザキさんの手だったんだろうか。雑誌の編集部はコミックビームのだったんだろうか。あのショールームはヤマザキさんと奥村編集長が実際に取材に行ったところではないかな(ワンダーウェーブ洗浄が出るとは)。
 あと、阿部寛をはじめ、ローマ人役の日本人は、やっぱり濃かったと思う(特に市村正親)。チネチッタでイタリア人にまみれていても、あまり違和感なかったもんね。上戸彩は「平たい!」と思ったけど。
 阿部ちゃんはやっぱりいい男で、これは是非イタリア語に吹き替えてイタリア人にも見ていただきたいと思ったのだった。さりげなく(いや露骨にか)日本を褒め称えているしな。ローマ人の末裔に日本のお風呂を見ていただきたい。日本語教育の教材にも使えるかもだ。
【2012年5月12日追記】
 原作者のヤマザキマリさんのtwitterによると、イタリア全土での公開が決定したとのこと。イタリア人の反応をぜひ見てみたい。

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Secrets of the Lost Empire: Roman Bath

 ほんとは「はやぶさ君のおつかい成功」のことを書きたいのだが(【追記】こちらに書きました)、ちょっと立て込んでいるので、拾いもの。

 Secrets of the Lost Empire: Roman Bath

 たぶんテレビ番組だと思うのだが、おもしろそうすぎる。再現ローマ風呂。関連画像(クリックすると右側に出る)にも色々おもしろそうなものが。
 実は、今『コミックビーム』に連載中の「テルマエ・ロマエ」で、ルシウス技師があんまりおいしそうにラーメンを食べるので、つられてラーメンを食べてしまったのだった。遅いのに。「タンポポ」ではそんなにラーメンは食べたくならないのだが、「南極料理人」とコレは釣られたなあ。

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煮込みハンバーグとブロッコリの梅わさびマヨネーズ

 明日がお休みなのがとっても嬉しい。
 することはあるんだけどね。

 昨日の続きなのだが、ミートソースブームはしばらく続いた。さすがにちょっと目先を変えようと、この間の週末は、トマトソースと、

20101102a

 煮込みハンバーグ。つけあわせは小松菜のバタ炒め。
 実は材料はミートソースとほとんど同じ。

 こんなのも作った。

20101102b

 ゆでたブロッコリに、梅干しを叩いたのとわさびと少しみりんとお醤油を入れたマヨネーズをかけたもの。
 実はどちらもネタ元はこちら。

 

 よしながふみさんの『きのう何たべた?』4巻。モーニングに月1回の連載なので、コミックスが出るのは年1回、毎年今ごろなのだった。相変わらずよくできていて、しかも実用的。いっしょに食べるということは人間関係の現れなのだなあ。

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『イタリア家族 風林火山』

 無事締切を乗り越え、ちょっとゲル化していた。しかし、明日は東京日帰り出張なので、早く帰って洗濯とか。東京は31度らしいのだが、札幌も本日31度。勘弁してください。
 早く帰ってくると何をしていいものやらわからないという感じなのだが、とりあえずコレを買う。

 『テルマエ・ロマエ』で一躍大ブレイク(マンガ大賞に手塚治虫賞だもんねえ)したヤマザキマリさんの新刊。『モーレツ!イタリア家族』の続編である。
 相変わらず強烈な家族の話なのだが、漫画家になったいきさつとか、『モーレツ!イタリア家族』のできたいきさつとか、ご夫君とのなれそめとか、いろいろと興味深い。ある意味、ご夫君のベッピーノさんは、とってもイタリア人だと思う。そのパッションが。バレンタインデーにヌテッラを塗ったパンを妻に差し出して殴り倒される(?)お舅さんも素敵だが、北海道民として馬鹿受けしたのは、北海道に住むお母様が、クリスマスに「一家にひとつはあるべきものだと思って」贈ったモノ。小さいのはあってもいいような気がするのだが、大きいのは困るのではないかなあ。たしかに、あったほうがいいかなあ。
 実は、ヤマザキマリさんは北海道のご出身で、もしかして同じ高校かと思ったのだが『モーレツ〜』を読み直してみたら違ったもらしい(制服が)。でも、どこかですれ違っていたような気がしてならない。テレビレポーターをやっていたのも見たかも。同じ日にコーナーを持っていた霊媒姉妹って「KさんJさん」だよね(道民にしかわからないネタで申し訳ない)。
 イタリア人は怪談を聞くと笑うのか。人の話を聞いていないというのはとってもよくわかるのだが。ローマに行ったとき、あることがきっかけで、ホテルのフロントの兄ちゃんに会うたびに30分以上しゃべり倒されるようになったことがあるのよ。「昔、アメリカで働いていたときに中国人の同僚がいてさ、いやー優秀だよねー」「私日本人だから」「どっちも似たようなものだよ」って、イタリア人…。

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今日はカレー

 今日は政治ニュースがいろいろとあったようだが、今更お金のことを理由にされてもとか、危機管理できてないじゃん(宮崎(泣))とか、赤字国債を発行して現金ばらまいているしさ、とか考えてしまい、結論は「どうでもいいや」。いや、国民としてこんなんじゃいけないと思うのだが。
 今日は早めに帰ってきたのだが、なんだかぐったり疲れているのである。とっても眠い。早く帰ってこられたので、いろいろやりたいことはあるんだが。

20100601curry

 うーん、やっぱり上手く撮れない。
 今週はカレー。
 いや、実はカレーはほとんど毎日食べているのだが、これは、いわゆるルーを使った日本風のカレーなんである。時々食べたくなるのよね。
 具は、たまねぎ・じゃがいも・にんじん・トマト・なす・豚こま。ルーは箱に書いてある量の半分以下。それでも、やっぱりヒングとクミンシードをばちぱちいわせ、ターメリックとコリアンダーとクミンパウダーとチリパウダーは入っている。塩はルーの分だけで大丈夫なので入れない(減塩減塩)。
 ちょっとケミカルだけど(たぶん入ってるよね、MSG)、たまに食べるのはいいや。それにしても、これは、まっこと日本料理だ。
 
 食べながら、買ってきた新刊を読む。
 流水りんこさんの『流水家の食卓』

 よくよく見ると2008年に出た本の再販売らしい。
 オールカラーで、若干レシピ有り。インド風ニガウリ炒めは作ってみたい。
 流水の庭にはバナナが植わっていたとか(東京でも大きくなるらしい)、サッシーさんが作る冷蔵庫片付け南インドカレー(マスタードシード、クミン、ココナツが入るらしい)など、いろいろ面白いのだが、偏食ネタと料理が不得意(サッシーさんは上手)というのは、もちょっと控えめでもよかったかも。

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『働く!!インド人』

 出張の疲れがとれず、ちょっとぐったり。
 気分転換は音楽とマンガ。
 ずっとご紹介しようと思っていた本がコレ。


 
 ケララバワンオーナーのサッシーさんが主役。
 著者の流水りんこさんは奥様で、『インドな日々』『インド夫婦茶碗』は全巻所持して何度もなんども読んでいる。サッシーさんは、どちらもメインの登場人物なのだが、この『働く!!インド人』では堂々の主役であって、ケララバワンをオープンするまでの道のりが書かれているのだった。
 インドはケララの田舎に大家族の末っ子として生まれ、大学を出た後サウジアラビアに働きに行きそこで料理に目覚め、戻って「家を継げ(ケララでは末っ子が継ぐんだそうだ)」と言われるも嫌だと言ってバラナシへ。そこのホテルのマネージャーとして働いているときに流水さんと知り合い、7年越しで結婚、来日。皿洗いからスタートして、屋台村でインド料理屋を開き、オーナーが夜逃げして再び就職活動、有名なインド料理屋に就職が決まるも紹介してくれた友人が侮辱されたため「気持ちで仕事がしたいから」と断り、たまたま電話したタンドーリ製造業の人と話が盛り上がって紹介された渋谷のカレー屋に就職、その後横浜の支店でものすごく働き、日比谷で店をやらないかという話があって独立、猛烈に働くも過労やいろいろあって店を辞め、探しまくった結果現在の場所にケララバワンをオープンする。
 と書くと味もそっけもないのだが、出てくる人がいい。
 仕事を探し始めた最初のうちは流水さんが職探しの電話をしていたのだが「余計なこと言うけどさ」と自分で電話するように言ってくれた人、渋谷の店を紹介してくれたタンドーリ釜屋さん(若くして事故で亡くなったんだそうだ)、渋谷の店のオーナー2人、仕入れ先の人々、開店を手伝ってくれた人々などなど。渋谷のオーナーは、店を辞めるときも快く送り出してくれ、新しい店を見に来てくれてアドバイスをし、いろいろあって日比谷の店を辞めたときも親身になってくれる。
 巡り合わせもいろいろあって、屋台村を立ち退いた翌日に、その屋台村で殺人事件があって屋台村が閉鎖になったとか、有名インド料理店を断った直後に地下鉄サリン事件が起こり、もし就職していたらその時間にぜったいそこにいたとか、これは神様は絶対いるだろうと思う。
 アルバイトを5つ掛け持ちして国の家族10人を養っていたのだが強制送還になったミャンマーの人、ずっと不法就労で働いていたのだが、ついに国に帰ることを決意するスリランカの人、宝くじで1億当たった貧乏なミャンマー人のお爺さん、など、在日外国人の話も興味深い。
 もちろん、サッシーさん自身もすばらしい。他のマンガだとおちゃらけた感じで書いているのだが、ものすごく働き者だし、とってもまともな人である。流水さんの目線が愛である。
 そして、最後に、とうとういい物件が見つかり、ケララバワンをオープンするくだり。これも巡り合わせなんだろうなあと思う。最後から5ページ目の1ページの大コマで、いつも目頭が熱くなる。
 それだけに、ケララバワンに行ったときには感無量だった。

20100523b

 しかも、めちゃくちゃ美味しいんだからこれが。
 (写真は再利用です。すみません)
 
 お店に行くことを決めたときに、サッシーさんにサインをもらいたくて、この本を買おうと思ったのだが(2冊あってもいいしさ)、池袋のリブロにはなし。置けばいいのに。
 ケララバワンには置くといいと思う。売れると思うんだが。それをしないのが、お人柄というものか。

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ちょっと解放

 一昨日あたりは寒くて、雪までごんごん降っちゃったりして、どうなることかと思ったら、晴れてよかった。
 繁忙期が続くと、さすがに身体も頭もかちかち気味。
 昨日、ふっと気が向いて(血の巡りがよくなって気持ちがいいような気がした)、朝、職場まで歩いてみた。なるほど、血の巡りがよくなって気持ちがいいぞ。味をしめて、今朝も歩いた。100メートルは大体150歩なんだな。

20100416a

 今日は天気がよくてよかったなあ。

20100416b

 まだ気温は低いけど、雲はすっかり冬じゃなくなって、春夏仕様。木はまだ冬っぽいけど。

 頭休めには本屋さん。面白そうな本を探して没入すると、凝っていた頭が楽になります。

20100416c

 買った本。
 『ボートの三人男 』は『犬は勘定に入れません 』の元ネタになった本。もとの犬はやんちゃなフォックステリアだったのか。ブルドックのシリルちゃんはいい子だったが。
 『サプリExtra』は、最終回を迎えた『サプリ』の番外編。お仕事マンガだと思っていたら、結局落ちは結婚だったのか…という気もした。マンガ以外に「おかざき真里先生に25の質問」というコーナーがあって、これはブログで「掲載させていただくかも」という前提つきでコメントを募集したものなのだが、

 なんと、自分の質問が載っていた

 びっくりしました。3行だけど、自分の書いた言葉が載っているなんて変な感じ。

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