カテゴリー「音楽」の94件の記事

「グレン・グールド—天才ピアニストの愛と孤独—」

 今年映画館で観た映画2本目。見たのは先々週なので、下書きしてあったのを急いでアップ。
 本来の予定より1週間上映が延びたので、走って見に行った。シアターキノさん、ありがとう。
 原題は、"Genius Within: The Inner Life of Glenn Gould"。グレン・グールドの生涯を、証言と音楽(当然演奏は全編グレン・グールド)で綴った映画である。
 
 グレン・グールドのおっちゃんとのつきあいは古い。なぜか家にあったモーツァルトのソナタのCDを聞いていたある夜、だれもいないはずなのに人の声が聞こえて、すわ心霊現象かと思ったところが、「このおっちゃん歌ってるよ…」と気がついて以来、ずっとずっと聴き続けていて、バッハとか手に入る曲はほとんどグールド盤で、あまりにも日常的な存在なので、自分の中ではアーノンクールと並んで「おっちゃん」呼ばわりするポジションを確立している。
 世間的には変人呼ばわりされているらしいということは、かつて「カナダには有名人いないし」と言う知り合いのカナダ人に「グレン・グールドがいるじゃん!」と(心からの好意で)言ったところ、なんとなくむっとされて以来、うすうすは感じていた。
 映画でも冒頭から「変人」「ハンサム」と言われてましたな。

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 なるほど、言われてみればハンサムかもしれん。
 あまり考えたことはなかったが。

 変人というのもなあ、邪心というものは一切ないし、したくないことは金輪際したくない人だとは思うけど、しかし晩年のエピソードを聞くと、やっぱりそうなのかな。
 何より驚いたのは、

 おっちゃん、彼女いたんかい!

ということだった。
 いや、若いころなら驚かないけど、尊敬していた音楽家の奥さんと子供もろとも同居していた、とか、当初は良好な関係だったのが偏執的な束縛のあまり彼女が夫のもとに戻ってから、ソプラノ歌手と特別な関係になっていたとか。
 いや、しかし、もてるかもしらん。うん。
 純粋な人ではあったのだろうし。引退後の夢が「島で『子犬牧場』(と字幕にあった)を開く」ことだし。犬好きだったよなあ。
 数は少なかったかもしれないけど、友達にも恵まれたと思う。よかったね、おっちゃん。

 全編に流れ続けるおっちゃんの音楽は、あいかわらず素晴らしく、うっとりである。

 おっちゃんを知ったときには既に没後だったのだが、今年はちょうど没後30年になるのだなあ。生きていれば80歳なのだなあ。もし今生きていたら、きっと喜々としてパソコンとか新しいテクノロジーを使っていただろうなあ。たしか、おっちゃんを知ったのは没後1年ぐらいだったので、すでに30年近くつきあっているのか。
 評価がどうであれ、自分の葬式には81年版の「ゴールドベルグ変奏曲」を流してほしいという気持ちは今も変わらない。
 おっちゃん、素晴らしい音楽をありがとうね。

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googleの本日のロゴがフレディ・マーキュリーな件

 割り込み記事ですが、さっきtwitterで教えていただいて、まだ23時間ぐらい有効なのでとりいそぎ。
 本日のgoogleの検索ロゴがフレディな件。

 本日9月5日はフレディ・マーキュリー65歳の誕生日。
 googleの検索ページに飛んでロゴをクリックすると、「Don't Stop Me Now」のフルコーラスと共にアニメーションが。最後はフレディの検索結果ページに。
 繰り返して見て、実はちょっと泣いた。

 すでにyoutubeにアップもされているとは。
 グーグルの公式リンクはこちらのようだ。
 googleさん、ありがとう。
 フレディ、お誕生日おめでとう。
 もう20年経つんだね。

 関連動画で見つけたので、おまけ。

 ちょっと方向が違うがこんなのも。

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元気が出るインドの動画

 疲れてちょっとお休み中。
 さきほど、twitterで、入江敦彦さん(実はご著書は全部買って読んでおります)に教えていただいた「元気の出る動画」。

 すごい!天才的なシンクロ率。
 元の曲はこれらしいのだが(知らない映画だ)、

続きを読む "元気が出るインドの動画"

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裕華大廈の2階

 坂本龍一ライブ・イン・ソウルを生中継で聴ける幸せ。すごいなソーシャルメディア。教授もすごい。

 さて、まだまだ続く香港話。引き続き觀塘です。
 康寧街から觀塘道に出て、道の向こうに渡ろうと思ったら、裕華大廈の外側に階段を発見。もしかして歩道橋に続いているのかと上がってみた。

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 ここの右手にある階段。

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 上がってみたら、こんなところだった。
 ああ、向こうにも網のかかったビルが。

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 あいにく行き止まりで歩道橋には繋がっていなかったのだが(向こうに見えてるけど)、

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 下に降りる階段があった。

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 なかなか年期の入った風情のある階段である。

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 無事觀塘道に下りられて、よかったよかった。

【追記】
 この階段を上って屋上まで行きました。詳細はこちらから。

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今年もお世話になりました

 いやいや。
 いつもにも増して実感のない年末。
 Ustreamでロリン・マゼール先生のベートーベン交響曲全曲演奏などというものをやっていて、くぎ付けになってしまい、マゼール先生の合間に用事をこなすはめに。
 ベトベン先生は、それほど聞くわけではないのだが、時々とてもすきな部分がある。第6番の最終楽章の音階が上がっていく先の和音とか、第7番の4楽章の金管が嬉しそうなところとか。第9番の3楽章とか。指揮者も弾いている人たち(岩城宏之メモリアル・オーケストラというらしい。N響の人が多かった)もみんな嬉しそうで(特にティンパニとか)、内声がよく聞こえて、とても好きな演奏だった。こんな涙もんの生中継、ただで見ちゃっていいのか。DVDが出たら絶対買う。

 ともあれ。
 今年もお世話になりました。
 来年も(10分後だ)どうぞよろしくお願いいたします。

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 今年の年越しそばは、香港で食べたベトナム冷麺「凍蒙(とんもん)」もどき。前にも作ったことがあるのだが、今回のたれは、スイートチリソースをりんご酢で割ってみた。割と原型に近い感じ。

【30分後の2011年1月1日追記】

 「行く年来る年」を見よう、とテレビをつけたら、NHK教育テレビの「クラシック・ハイライト」でアーノンクールのおっちゃんが、ウィーン・コンツェント・ムジクスとアーノルド・シェーンベルグ合唱団を率いてバッハ先生のロ短調ミサを振っていた。この組み合わせのCDは愛聴盤なので、迷わずアーノンクールのおっちゃんと年越しをしてしまったのだった。4年前にも同じようなことがあったなあ。
 音楽で終わり、音楽で始まるということか。「全身全霊」とか「魂に触れる」ということだったらいいな。

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「東京日和」

 ちょっと辛い日々が続いているのだが。
 Ustreamで、大貫妙子&坂本龍一のUTAUコンサート生中継をまるごとやっていて驚く。はじめから終わりまで太っ腹すぎ。アンコール(「戦場のメリークリスマス」と「風の道」)でしみじみする。学生の頃好きだったんだよ、大貫妙子。
 ただで流していいのか、と思ったのだが、ついiTuneでアルバムを買ってしまったことです。コンサート最終日は札幌なんだよねえ…ひろげる効果はあるんだな。

 大貫さんつながりで、書いておいた記事を。

 荒木陽子さんは、写真家の荒木経惟さんの奥さまである。90年にガンで亡くなった。エッセイを何冊か出していらして(当然写真はご夫君の荒木さん)、今でも好きだ。いろいろあったようではあるが、とても仲がよかったのだなあ。腹の据わった頭のいい人だと思う。経惟さんは陽子さんの写真をたくさん撮っていて、いかにも美人というタイプではないのだが、撮り方によって、すごみのある顔にも、美人にもかわいらしくも写る方だった。
 『東京日和』は、陽子さんの最後のエッセイ。正確には、絶筆になった3編のエッセイに、荒木経惟さんが撮った陽子さんの写真と、亡くなってから撮った写真を併せて本にしたもの。
 で、この本をもとにした映画があることをこの間知った。

 予告編。

 映像と音楽がとてもいい。音楽は大貫妙子だし。主題曲の編曲は坂本龍一だし。風景の撮り方とか、有楽町や下町の景色もちょっと荒木さんの写真みたい。主人公夫妻が住んでいるバルコニーの広いマンションは、写真で何度も見た荒木さんちのようだ(もしかして本物かと思った)。
 だがしかし。どう考えても荒木さんご夫妻をモデルにしているとしか思えない主人公夫婦は竹中直人(監督もしている)と中山美穂なのだが、どうにもイメージが合わない。名字は変えているのでそのまんまというわけではないのだろうけれども、陽子さんは情緒不安定な不思議ちゃんじゃないし、そんなに危なっかしい関係ではなかったと思うし。二人とも自分を持て余しているようにしか見えなくて、他がいいだけに、よけいに主役2人がひっかかってしょうがない。
 本の『東京日和』のエッセイの最後は、病院から退院して「今夜はカキ鍋にしましょうね!」なんだぞ。映画では、そんな関係にはとても描かれていなかったと思うぞ。あと、チロちゃんはとら猫じゃないし。
 映画を作った人は、『愛情生活』や『愛情旅行』(新書になってたのか)も読んでるはずなのになあ。
 wowowでやっていたのを録画したのだが、2人を見るのが辛くて消してしまった。本当に惜しいことである。

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2010うずしおカルテットコンサートに行ってきました

 こちらに書いた「うずしおカルテット」の札幌コンサートに行ってきました。

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 開演前。
 今回の札幌コンサートは、いろいろあって労音・札幌音鑑の例会として開かれたとのこと。札幌で実現して何よりであったが、できれば、もうちょっと音楽に向いたホールでできるとよかったかなあと思う。本当は今日のアルテピアッツァのコンサートにも行きたかったのだが、16時半まで用事が入っていたうえに、その用事も風邪による体調不良で途中退場してしまい、結局行くことができず、まことに残念であった。
 なぜ残念だったかというと、特に、1曲目の「グレゴリオ聖歌:モンセラートの歌曲集より《おお、輝く聖処女よ》の冒頭の「ちりーん」をアルテで聴きたかったんだよね。モンセラートの歌曲集は14世紀に作られたスペインの巡礼の曲らしい。2曲目のパヴァーヌも16世紀の曲で、この頃からバッハ(18世紀半ばか)ぐらいまでの音楽って、神様に捧げる単純な歌がだんだん音楽になる過程を見ているようで、実は好きなのであった。打楽器が入る世俗的な舞曲もよいなあ。
 今回のコンサートのコンセプトは「3度目の欧州旅行」で、旅行も三度目になると裏道に行きたくなる、というお話が座長(ついバンマスとお呼びしてしまう)の福島さんからあり、主に15世紀ぐらいからのスペインがフィーチャーされていた。二部の「ラ・フォリア三態」も17世紀の舞曲(イベリア半島発祥)で、打楽器(ソロ)、マリンバ+ピアノ、ヴァイオリン+ピアノの3バージョンで聞ける。
 楽器紹介としては、奥山さんからピアノの歴史と構造のお話があったり(スカルラッティ、いいよねえ)、カスタネットのお話が福島さんからあって、おもしろかった。カスタネットってスペイン語の「栗(カスターネ)」から来ているのだそうだ。トルコ語のケスターネと語源は一緒なのだなあ。よく知られている赤と青のカスタネットは教育用に発売されたもので、本来のカスタネットではないとのこと。でも、それも楽器として機能する。そして、スプーンでもおしゃもじでもステンレスの台所用ボールでも楽器になるし(ボールはカルメンで活躍していた。けっこう使い道があるとのこと)、物がなくても身体が楽器になるのであった。
 マリンバの演奏をちゃんと見たのは初めてだったのだが、旋律楽器なのに打楽器で、固さの違うマレット(撥)を使い分けて、片手で2本持って間隔を変えつつ音を違えず弾いていくのがすごいと思った。ちなみに、マリンバは解体して運ぶのだそうだが、鍵盤は木の巻き寿司のよう、部品がむちゃくちゃ重かったりして、解体ショーは見物(みもの)らしい。
 交流会という名の打ち上げに出られて、メンバーの方とお話しする機会があったのはラッキーであった(「きたきつねさん」として認識していただいているのだった。ありがたいことである)。ほんとにいろいろ考えられているのだなあ。やっぱり、こんなクレバーな楽団はないと思う。知識ではなく虚心坦懐に音楽を聴くことは大事だな。
 前回の来道は3年前だと思うのですが、また近いうちに是非いらしてくださいね!あと余談ですが、日フィルが来年の3月18・19日に香港で演奏会とのこと、19日会場のシティホールの3階にある飲茶は高めだけどおいしいので、機会があれば是非おいでください>福島さん、佐々木さん。

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2010うずしおカルテットコンサートのお知らせ

 毎日のように検索が来るので、ためしに検索してみたら、グーグル様でトップに来るのがコレで、二番目がコレだった。どっちもうちのブログの記事じゃん。それも3年前の。
 それでは申し訳ないので、告知です。
 実は、今年は札幌と美唄の2回あるのだった。

【札幌】
日時:2010年11月12日(金)18:30〜
            (開場18:00)
場所:北海道クリスチャンセンター大ホール
     札幌市北区北7条西6丁目
入場料:一般3500円、高校生以下1000円

【美唄】
日時:2010年11月13日(土)17:00〜
            (開場16:30)
場所:アルテピアッツァ美唄
*美唄市民会館(16:00)→JR美唄駅(16:05)→アルテピアッツァの無料バスあり。
入場料:一般2000円、ペアチケット3000円、学生500円

プログラム(予定):
グレゴリオ聖歌、「猫ふんじゃった」の主題による変奏曲、ペルシャの市場、フォリア三態、カルメン・ヒットメドレー、各楽器ソロとトーク
 
 メンバーは、バンマスの福島喜裕さん(パーカッション)、佐々木裕司さん(ヴァイオリン)、奥山幸恵さん(ピアノ)、水谷明子さん(マリンバ)。福島さんと佐々木さんは日フィルのメンバーでうずしおのレギュラーメンバー、奥山さんは北海道でするときはほとんどレギュラーと言っても過言ではない。

 上の記事にも書いたのだが、観客を楽しませるために、ものすごーく頭と心を使っている、とってもクレバーな超プロ集団です。

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 これは4日前の景色なのだが、昨日今日と雨で(特に今日はあられ混じりのざんざん降り)、冬に突入しそうな勢い。
 冬の夜長に音楽を。ご興味のある方は是非。
 【追記】コンサートレポートはこちらに。

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音楽とお茶の味

 こちらの記事のちょっと続き。
 
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 アルテピアッツァには、コンサートに行ったのでした。

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 告知をすればよかったのだが、イリス四重奏団のコンサート(過去の記事はこちらこちらに)。曲目は、

  亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
  弦楽四重奏曲ト短調作品10(ドビュッシー)
  ピアノ五重奏曲ト短調作品57(ショスタコーヴィチ)

 例によってとてもエキサイティングな演奏。聴いていると、和音とかパートのコンビネーションが変わるところとか、メロディラインの移り変わりがとてもとても気持ちがよい。
 しかし、自分はどうも記憶がよろしくなく、そのときは「ここがすごい!」と思えるのだが、聴き終わると、よかったことは覚えているのだが、曲に関してはほとんど覚えていないのであった。おそらく、分析能力はある程度あるのだが(仕事で使ってるしね)記憶力はそうでもないのだろうと思う。
 なので、後で別の演奏家のCDを聴いてみたりするのだが、生の演奏とCDは、生の素材と缶詰(まではいかないか、冷凍食品ぐらいか)ぐらい違うので、楽しみは別。まあ、日頃はあまり聴かないショスタコーヴィチも、虚心坦懐に(難しいとか思わず観念的にもならずに)聴くと面白いのであった。意外と仕事のBGMに向いたり。

 唐突だが、これはお茶の味わい方にも共通するように思う。

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 なぜ突然このようなことを書くかというと、ちょっと前に、とても美味いお茶をしこたま飲む機会に恵まれたのだった。
 同席した皆さんはすごくて(「極道である」と言ってもいいぐらい)、お茶の味や香りをちゃんと分析して記憶できるのね。自分は、飲んでいるときにはある程度の分析はできるのだが、うまいことラベリングができないようで、記憶がやはりよろしくない。
 それでもお茶は美味しいんだけど。
 帰ってきて、お茶をちゃんと淹れて飲んで復習をしてみたりしながら、音楽とお茶は似ているかも、と思ったのだった。

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夕立アルテピアッツァ

 お暑うございます。
 北海道は、内地(本州以南)と比べて湿度が低く、夏はからりと過ごしやすい…はずなのに、東京並みに蒸し暑い。
 昨晩遅くに東京出張から戻り、今日は午前中に用事をすませて、午後から美唄。目的はこれ
 朝のラジオで「札幌は青空が見えていますが、午後からバケツをひっくり返したような雨がふるかも」と言われ、お昼過ぎに家を出ると、北の方に厚い雲、遠くから雷がごろごろ聞こえ、蒸し暑いんだけど冷たい風がさーっと吹き、降りますよ降りますよという雰囲気。空が暗くなって冷たい風が吹くと夕立なんだよね。タイのスコールもそうだったっけ。
 JRに乗ると、積乱雲がやる気まんまん。

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 美唄駅に着くと、ぱらぱら雨が降り始め、道路の100メートル先が思いっきり濡れていて、そのエリアに突入するやいなや、ものずごいざんざん降りになって驚く。

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 アルテピアッツァも雨。
 途中、一旦雨は止んだのだが、またアンコールのころになって空が暗くなって雷と雨。
 コンサートは相変わらず音楽の楽しさを存分に味わったのだが(カサドの「愛の言葉」とマレの「ラ・フォリア」が特に好き。ヒンデミットもよかった。いきなり花束係を振られて焦ったが)、蒸し暑くて、お客さんも演奏者も大変だったと思う。

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 思わず、休憩時間に安田侃さんの大理石彫刻にくっついて涼を求めてしまった。この彫刻はくっついたのとは別ので、お気に入りの通称「ぺろりん」。雨の日は、室内の明かりが柔らかくてきれい。

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