カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の485件の記事

本日気温10度(多肉も元気)

 季節ネタなので急いでアップ。
 先週から最高気温が5度ぐらいになっていたのだが、本日、ついに10度になった。まだ雪はたくさんあるのだが(平年の倍の積雪量らしい)、お天気もよく、朝9時には5度を突破し夜まで何とか5度を保ちそうだったので、少々我慢するよう言い含めて、朝から多肉植物を外に出した。
 昨年に比べて2週間ぐらい早いのだな。
 諸君、5か月間よく耐えた。

 今年は、なぜかいつもより元気がいいような気がする。

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 クラッスラ属の「神刀」(右)は、また株分かれしたし。
 カランコエ属の「月兎耳」はいつもどおり元気。これはとても丈夫で、葉を転がしておくと、よく芽が出る。

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 クラッスラ属の「星の王子」もたくさん子を吹いた。

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 セダム属のヒントニーだったかなあ(名札をなくして名前うろ覚え)。毛がふさふさしていてかわいい。湿気に弱くて育てにくいという話も聞いたのだが、北海道が性に合ったか、多少徒長はしたものの、株も増え、

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 ついに花を咲かせませした。
 うちに来て、もう5年以上たっているのだが、初めて見た。
 
 今週は天気がよく気温も高い日が続くようなので、このまま一気に春になってほしいなあ。

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愛子さんのお茶を品茶会で飲む 2014年3月

 1か月のご無沙汰でした。
 実は、2月7日に発熱し、最初は辛くて病院に行けず、熱が出て4日目の月曜日に病院に行ったところ、「大当たり!」という感じで「B型インフルエンザです!」と言われ(思わず「がちょーん」と言ったら「がちょーん」と返してくれて乗りのいいドクターだった)、それから5日間リレンザを吸い込み続け、それで治るだろうと思ったら、結局3週間近く体力が戻らず、まだ咳が残っているのだった。
 ほとんど初めてのインフルエンザだったのだが、まあ特効薬ができてよかったんだけどね、せっかく家にいたのに寝たきりで何もできず、ちょっと口惜しかったわ。
 
 で、やっと何とか出かけられるようになり、用事があって東京に行ったついでに、愛子さんの品茶会に行ってきた。1日だけ予定が合ったのだった。
 品茶会とは、何人かでお茶をいろいろ飲んで楽しみを分かち合う会です。
 今回は、13秋鉄(2013年秋に祥華のおとんと愛子さんが作った鉄観音)。

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 このお茶の色が伝統的な鉄観音の色。最近よくある薄い黄色と全然違う。
 葉っぱの元気さにも注目。
 
 このお茶がねー、美味いんだ。
 祥華のおとんのお家は山の中にあるのだが(こちらの旅日記を参照)、それでも最近は開発が進んで山が茶畑にされるために丸禿げになったりしているのだが、そこから、さらに山に入った場所で、よい水や土や空気を吸い込んですくすく育ったお茶の樹が、数少なくなってしまった工人によって適切な葉っぱだけが摘まれ、それを、愛子さんとおとんが(本当に掛け値なしに)今となってはもう誰もやっていない伝統的な方法で正しくきちんと作ったお茶。
 地球上でもっとも丹精された一番美味しいお茶であると断言する。
 いろいろとお話も聞かせてもらったのだが、今の中国のお茶をめぐる状況は、社会的な構造やらいろいろなことが絡み合って、もうなんというか、ものすごい状況になっていて、今の日本以上にお金にならないものは壊滅的に急激になくなりつつあって、お金になる粗悪なものしか生き残れなくなっていて。
 愛子さんがいなかったら、おとんのお茶は間違いなく滅亡していたと思う。
 おとんのお茶は、愛子さんがいるからこそ残っていて、絶対になくしてはいけないもので、そして、私たちは「心の隊員」になることで、このお茶を守っていける。
 愛子さんのお茶については、こちらなどにも何回か書いたのだが、また、続けて書いていければと思う。
 13年の「心の隊員」については、まだ絶賛募集中なので、ご興味のあるかたは是非こちらをご覧くださいませ。

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あけましておめでとうございます 2014

 あけましておめでとうございます。
 昨年は仕事がどうなるかわからなかったので、ぎりぎりに香港に出かけて年が変わるぎりぎりに帰着。今年もばたばたしそうですが、なるべく心安らかにするべきことをしつつ心楽しい年にできればと思います。
 みなさまも幸せな1年でありますように。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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 お天気に恵まれて、上空から富士山がよく見えました。
 縁起も雲行きもよい1年でありますように。
 (写真を差し替えました)

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『あまちゃん』あと8回

(【追記】ついに鈴鹿ひろ美こと薬師丸ひろ子が歌ったので、加筆しました)

 繁忙期ではないのだが、なかなかハードな日々。明日から出張である。
 今しか書けないので書いてしまおう。
 巷で話題が沸騰しているに違いないあのドラマである。
 ついにこれを買ってしまったのだった。

 なぜなら、作業中にずっと春子さんの動画を流していたからである。
 もしかして、この曲は今カラオケで一番歌われているかもと思う。

 しかし、このCDには鈴鹿さんバージョンは入っていないのだなあ。
 なぜ、春子さんの動画を流していたかというと、昨日の、鈴鹿さんが自分で歌う!と宣言して春子さんが「やりましょう!」というくだりで号泣したからである。その前の日はユイちゃんが「やるよ!」と言ったしなあ。今日は大吉さんにもらい泣きだったしなあ。

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 拾いものですが、この写真がとても好きだ。

 8月末に出たファンブックが既に4刷というのにも驚いたのだが、8月末に出たということは、まだアキちゃんはGMTにいるわけで、春子さんは北三陸にいるわけで、映画のオーディションなんか夢にも出てきていないわけで。
 熱心に語っている皆さま、鈴鹿さんや春子さんがどうなると思いますか!と言いたい気持ちでいっぱいになる。
 最初の頃は、都会から田舎に戻った人、田舎にずっといる人、都会に出たいけど出られない人など、田舎と都会の話かと思った。もちろん、そういう面もある。しかし、その他にも、影武者が影武者ではなくなる話であり、奈落から浮かび上がる話であり、逆回転(再生)の話であり、人生にはそれはそれはいろいろなことがあるけれども、人は変われるし変わらないところもあるし生きていけるという話であり、おそらく、見ている人は、みんなどこかに自分の物語を見つけられるのではないかと思う。
 おまけに、周到すぎる伏線や繰り返されるテーマや膨大な小ネタ、無駄玉がひとっつもない配役、朝っぱらから豪華すぎる絵面(小泉今日子と薬師丸ひろ子が並んでいるとかフレディとか)などなどのために、何か言いたくなってしまうのだなあ。本当にすごいよクドカンと演出・スタッフのみなさん。
 昨夜ほとんど徹夜で明日も早いというのに、つい40話から見直してしまい(全部録画してある)、ミズタクの初登場は41話で鈴鹿さんは45話だったのか、など発見もありつつ、今になってはエピソードが全然違って見える(夏さんがリアスのカウンターにいるときの勉さんとか)のでなかなか寝られない。
 「潮騒のメモリー」を初めてカラオケで歌う春子さんとか、お座敷列車での「潮騒のメモリー」とか、大漁旗を振る夏さんとか、ミズタク怒濤の留守番電話とか、粉チーズをかけてあげる勉さんとか、白くなっていく太巻とか、無頼寿司の梅さんとか、兎忠と粂八が義理の親子とか(個人的にとてもツボ)、人によって好きなエピソードは違うと思うのだが、自分としては、今週が、もしかすると今まで一番かもしれない。
 あと8回で終わってしまうことについては、早すぎるとは思わない。これが1年だったら身体がもたないような気がする。8回しかないといっても、3分で市長選挙が終わったりするので油断はできないし。
 おそらく、最終回は初回と同じ7月1日なんだよね。鈴鹿さんもユイちゃんも「潮騒のメモリー」歌うんだよね。お座敷列車でみんな勢揃いだね(泣)。
 薬師丸ひろ子が「潮騒のメモリー」をフルコーラスで歌うソフトが出たら絶対に買います。映像版の歌のアルバムがいいな。

【2013年9月25日(水)追記】
 薬師丸ひろ子というか鈴鹿さん、ついに歌いました。ほとんどフルコーラスで(伴奏が音楽担当の大友さんのギターとヴァイオリンとチェロとピアノのアコースティックバーション)。予想より早く最終回の3回前で。予想のはるか上をいく展開で。
 若き日の春子は成仏する、そこだけナレーションがアキちゃんになる(本来ナレーション担当の春子は当事者だから)、「三途の川のマーメイド」が実は壮大な伏線だった。すごい、すごいよ!クドカンと演出の井上さんと編集の人!!
 号泣のあまり、仕事がたてこんでいないのを幸い午前は休みにしてしまったのだった。

【2013年9月26日さらに追記】
 …と思っていたら、鈴鹿さんは10曲を見事歌いきり、今日になって「実は歌えた説」が浮上(春子さんによる)。歌が苦手で駆け出しで断れなかったため。もし、そうだとしたら、音痴のふりをしたことで太巻が影武者を立てたがために春子の人生が狂い、それがわかったときには真相が言えず、夫である太巻にも言わず、子供にも「死霊のだんご三兄弟」を歌ってきかせるぐらい徹底して嘘をつき続けた25年間だったわけで、それは凄まじい人生だったのではないか。舞台から春子さんを見たときの表情も「歌いたい」と言ったことの意味も全く変わってしまう。春子さんが「プロだわ!」というわけである。
 もしかしたら影武者だったことを明らかにするのかと思ったらそれはしないようで、真相は藪の中。視聴者の心の中には謎が残るのであった。しかし、この期に及んでこんなことをするクドカン、どれだけ話をひねるんだ。

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「ムトゥ(踊るマハラジャ)」を久々に見る

 18日間のごぶさたでした。めっぽう余裕のない日々ではあったが、なんとか生きております。だがしかし、風邪を引いてしまい声が出なくなる寸前である。声が出なくなると商売あがったりだし咳がひどいので、夜、仕事がらみの宴会があったのをキャンセルし、少し余裕ができたのであった。
 で、久々に「ムトゥ(踊るマハラジャ)」を見たのだった。邦題が(  )に入っているのは、よくよく考えてみると納得がいかないからである。基本的にマハラジャじゃないし。(【追記】後でつらつら考えてみると、その後のラジニ映画に「踊る」が連発されまくったことが原因のようです)
 なぜ見たかというと、これも久々にこちらのブログを見にいったから。

 『ムトゥ踊るマハラジャ』のすごさ:アジア映画巡礼

 すごいです。こうやって分析するのか。
 分析対象になっているのはコレ。

 「菜食主義のツル」。
 5分11秒で145カットだそうです。すげえ。
 これを初めて見たときは2分あたりに出てくる婆ちゃんがすごいと思った。堂々と主役を張り、3分58秒あたりに出てくるときはポーズを決めて微動だにしない。絶対ただものではないと思うのだが、誰なんだろ。(【追記】コメント欄で教えていただいたのですが、Jyothy Lakshmiという人だそうです。動画もいっぱいあった)

 あと、やっぱりコレだ。

 特に、耳をぱたぱたする象さんと3分30秒過ぎの転調するところが好き。

 それにしても、前よりはインド映画の教養がついたところで見直してみると、やっぱりこれは「ボリウッド映画」ではない。ストーリーがちゃんとしてないもんなあ。ものすごくハイコンテキストで、「ムトゥは凄い(演じているのはスーパースターだから凄いに決まっているという匂い)」とか「旦那様恋に落ちる」とか「ムトゥとミーナ馬車で逃げる」とか短いシークエンスはあるけど、全体的なストーリーラインは無理矢理推測させていると思う。ヒンディー映画とは映画の文法が全然違う。
 しかし、力がある映画なので、これをインド映画として初めて見たら、それは刷り込まれるし、こちらにも書いたけど、これが基準になっちゃうこともあるのだろうなあ。
 たしか、ムトゥは江戸木純さんがものすごくがんばって公開にこぎつけた…ような記憶があるのだが、残念ながら、その後しばらくインド映画は日本に定着しなかった。今にして思えば、組織的な問題や、ヒンディー映画ではなかったこともあったのだろうと思う。内容のバラエティや物語性はヒンディー映画のほうがあるし。
 今度こそ、インド映画がせめて香港映画なみに定着してほしいと思う。
 「ムトゥ」のBlu-rayがついに発売とのことなのだが、昔出たDVD(家にある)は現在amazonで22000円である。
 「Om Shanti Om」は予約開始。ついにBlu-rayが!日本語字幕で!

 感涙。

 「3 idiots」もソフト化されるらしいのだが、「Ek tha Tigar(タイガー伝説のスパイ)」とか「「Jab Tak Hai Jaan(命ある限り)」も是非きっちりソフト化してください。お願いします>関係各位。

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海辺へ寄り道

 いつもと毛色が違います。
 いや、このごろは朝早く起きて早く仕事を始めて早く帰るようにしているので、以前ほど疲れは溜まらなくなった(というか溜まると目が回って使いものにならなくなる)のだが、けっして暇というわけではなく、どうにもこうにも、どこかに行きたい。
 特に、海!
 海っぺりでぼーっとしながら波の音を聞きたいのだった。

 というわけで、いつもより早めに職場を出(といっても定時はとっくに過ぎている)、最寄りの駅からJRに乗り、海辺に出かけました。

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 うまいこと、日没に間に合った。

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 波の音を聞きながら、ぼーっと日の入りを眺める。

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 沈みきって夕闇が漂い始めたころ、時間が来たので帰る。

 結局、帰宅したのはいつもとそれほど変わらない時刻で、要した時間は2時間ぐらい。これなら、また実行できるというものである。
 もともと海の近くで育ったし、学生時代は小樽に通学していたので帰りに海で降りてぼーっとしたりしていたのだが、最近はとんと海に縁がなかった。それでどうということもなかったのだが、なぜか急に海が恋しくなったのだなあ。
 いつかは、できれば暖かいところで、西向きの海辺に住みたいとは思っているのだが。それまでは、ちょくちょく出かけることにしようかな。

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映画でイルファンを補給する:「アメージング・スパイダーマン」「Maqbool」など

 本日は7月で唯一、何も予定を入れていない日。本当は出かける予定があったのだが、うっかりすると目が回るので、おとなしくお家にいることにした。
 見たい番組の録画が溜まっているのでハードディスクを少し片付ける。
 結果的に、「うちのイルファン・カーン」を補給することになってしまった。なぜなら、「アメージング・スパイダーマン」をイルファン見たさに録画してあったからである。

 ソニーピクチャーズ・インディア(というのがあるのか!)がイルファンをフィーチャーした公式動画を上げていた。スパイダーマンと最終的に戦うことになる相手はあまり悪者ではないのだが、イルファンは悪そうである。「ライフ・オブ・パイ」より痩せたかなあ。短髪で相変わらず強面。後ろ姿のプロポーションがかっこよかった(足が長いんである)。

 で、引き続き、「Maqbool」(2004)に手をつける。
 「マクベス」を翻案した映画でイルファンは堂々の主役。翻案ではあるが、例によってインド映画では全然違う映画になっていて面白いのであった。
 イルファンはマフィアのナンバー2で、ボスの愛人であるタッブーと実は相思相愛。警官ながら同じマフィアに出入りする警官ナッスルディーン・シャーとオム・プーリに「お前はマフィアの王になる」と占われ、運命が変わっていく。まあ「マクベス」なのでハッピーエンドではないのだが。

 「その名にちなんで」と同じ組み合わせだ。
 本家マクベスでは「3人の魔女」なのが、こちらではナッスルディーン・シャー(とても好き)とオム・プーリ(こちらも好き)!マフィアのボスを演じたパンカジ・カプールがまた只者ではなく、タッブー以外は演技派のおっさんてんこ盛り。インドの田舎で(田舎のマフィアなんだろうか)、必要な歌舞音曲以外はしーんとしている感じで、静かに物語が進んでいくのがとてもよかった。音楽がイスラム風で、これもなかなかよい。

 今、イルファンの映画で見たいのは「D-Day」である。
 こちらで教えていただきました。

 マフィアのドン(リシ・カプール!)暗殺のため、腕利き諜報部員(イルファンとアルジュン・ランパール!)が送り込まれる話らしい。見たい!

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「あまちゃん」後半戦に

 一週間のご無沙汰でした。
 繁忙期ではなく、やろうと思えばしようと思うことはできるのだが、眩暈が一進一退、精密検査中で検査の結果が出るのは来月、とりあえず薬は飲んでいるのだが「この症状はストレスなんだよねえ…」と言われてしまった今日このごろ。早寝早起き早帰りしているので、けっこう休んでます。これ以上休めませんて。
 そんな毎日の楽しみは、御多分に漏れず「あまちゃん」である。
 こちらにもちょっと書いたのだが、いやーうまいわ、宮藤官九郎。
 先週で前半の北三陸編が終わり、もっぱら爆笑しながら見ていたのだが、最後は泣いた。脇役が、宮本信子、小泉今日子、杉本哲太、吹越満、木野花、渡辺えり子、美保純など水も漏らさぬ鉄壁の布陣。小池徹平はストーブさん呼ばわりだし。1984年と2009年が交互に出てきて「テレビの前にカセットテープレコーダーを置いて録音する(ライン入力なし)」とか「わかるやつだけわかればいい」ネタが満載だし。ゲームネタとか気がついていない小ネタもけっこうありそうだし(どこかでまとめてくれないだろうか)。
 そうなんだよ、ご家庭にはビデオなんてものはなかったんだよ。Blu-rayなんて夢想だにしなかった。「宇宙戦艦ヤマト2199」などもやっているので、遠い昔を思い出して遠い目になるし。思えば遠くに来たものだ。
 ある年齢層にはど真ん中のネタを満載にしつつ、実は、小泉今日子と薬師丸ひろ子だけが存在しないパラレル・ワールドものでもあるんだけどね。
 今週からは、惜しむ声を振り切り東京編に突入。
 やたら人数の多いアイドルには全くうといのでどうなることやらと思っていたのだが、昨日今日のアイドル事務所の奈落編は、わざと「うわあああ」と思わせているんだろうなあ。
 今日は、

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 「増殖する勉さん」で不覚にも爆笑。
 中の人は強面なのに…。

 ちなみに、いままでで最も笑ったのは、

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 花巻さんの「レディオ・ガガ」。
 あったまったのか、客席。見たかったなあ。
 しかも、このあとアキちゃんが「ありがとう、フレディ」って言うし。NHKの朝の連続ドラマなのに。
 ツイッターで回ってきた写真を更にリツイートしたところ、それがさらに回ってメンション欄が花巻さんのフレディでいっぱいになりました。

 幸い、後半になってもオープニングは変わらなかったので(一部「変わる」という噂があった)、毎日「北三陸に帰りたいなあ」と思いながら見るんだろうと思う(たぶん作る側の思うつぼ)。

 公式サイトのリンクを張ろうと思ったら、「潮騒のメモリー」のカラオケページができているのを発見(ちゃんと2番まである)。北三陸市観光協会のサイトといい、芸が細かすぎるぞ>NHK。

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『インド待ち』(アジャイ君は高田純次じゃない)

 どうにも目が回るので改めて検査に行った先の待ち時間の合間に読んだ。

 

 文庫にもkindleにもなっていないんだな(図書館で借りたのである)。

 2001年に発行された本で、「ムトゥ」がヒットしたのを背景に、テレビ番組を制作する目的で「Shall we dance ?」を引っさげてインドに渡り、ムンバイ・プネー・チェンナイ・ハイデラバードをまわり、撮影所を見学したり、映画学校に行ったり、現地で上映会をしたり、映画関係者にインタビューしたり。とても豪華な旅程である。ゴヴィンダとシェルパ・シェッティーにインタビューしているのが羨ましすぎる。また、ちょうど、「Hum Dil De Chuke Sanam(ミモラ 心のままに)」と「パダヤッパ」が公開されていたときで、現地の劇場で見ていて、これまた羨ましい。
 内容的にも、ゴヴィンダとシェルパ・シェッティーはとてもいい人らしいとか、アイシェに対する評価はやっぱり分かれるのかとか、歌と踊りはインド映画の魂なのかとか、映画学校の学生が「色気」「笑い」「哀れ」「怒り」「勇ましさ」「恐れ」「憎しみ」「驚き」「安らぎ」の9つの感情(マサラ・ムービーには全てが含まれるとされる)を瞬時に演じ分けるとか、インドの家庭では映画の感想をめぐって激論が巻き起こるとか、いろいろ興味深かった。
 だがしかし、えーっ!と思ったこともあって。

 ひとつは、巻頭の写真ページのキャプションが、「インド映画をとりまく変な人たち」「なんか変なインドの食べ物たち」と、「インド」=「変」というイメージで作っているふうがあること(これは著者である周防正之監督の責任ではないかもしれないけど)。
 もうひとつは、「ムトゥ」を見ているせいか、「マサラ映画」=「ムトゥ」というイメージがあるようで、会ったインド映画人に「ムトゥ」を見たかと聞いているのはしかたないとしても(回答はほとんど「ない」とか「あれはタミル映画だから」というもの)、「Hum Dil De Chuke Sanam」について、「自分の知っているインド映画(=ムトゥ)のようではない」と判断しているように見えること。「インドの土着的荒唐無稽さをハリウッド的な洗練が薄めてしまって、インド映画ならではの面白みが減ってしまったのではないか」(39ページ)などと書いてある。その前にはタミル映画とヒンディ映画は違うということを書いているのに。
 思い出したのは、「3 idiots(きっと、うまくいく)」が香港で公開された頃に、香港映画のほうではある程度名の知られた評論家が「有名なスターが出ていない」「インド映画らしくない」とコメントして一部で顰蹙を買っていたこと。大スターであるアーミル・カーンもカリーナ・カプールも出ているのに。ある意味、あれほどインド映画らしい映画はないのに。インド映画は基本的に進取の気風に富んでいると思う。
 おそらく、その方も「ムトゥ」が念頭にあったのではと思うのだが、1本見たぐらいで典型がわかったような書き方をするのはどうかと思うし、素人じゃない人がお金をもらって書いている文章なんだから、狭い主観的な印象を書くのはそれはまずいでしょう。日本映画を1本見ただけの外国人評論家に日本映画がわかったようなことを書かれたら、いい気持ちはしないと思うし。タミル映画とヒンディ映画はずいぶん違うし。
 自分の見たものだけを基準に語られても、と思う。
 特に周防さんはプロの監督なんだから、それなりの見解が聞きたかった。

 しかし、一番はそれではない。

 「Hum Dil De Chuke Sanam」を劇場で見たのはいいのだが、
 アジャイ・デーブガン(好き)を
 こともあろうに

  高田純次に似ている

 と書いてある!えええええええええ。

 これはアジャイ君が出ている歌舞音曲シーンですが、言うに事欠いて

20130619takadajunji

 高田純次!

 いえ、高田純次は好きですよ。イメージ検索してみたら、いい男じゃんとも思ったよ、でも、アジャイ君が高田純次はない。

20130619ajay_devgan

 たぶん、そのころの写真だけど、この顔のどこが高田純次だ?!

 もうひとつ、サンジャイ・ダット兄貴(とても好き)についても「高田純次に似ている」と書いていて、

20130619sanjaydutt

 この顔のどこがやねん!

 …と思ってしまい、一瞬、眩暈が吹っ飛んだのであった。
 最後まで書いたところで、もしかして、サルマンとアジャイ君を取り違えたのでは…?とも思ったのだが、それにしてもねえ。…いや、そのあと、ストーリーの説明をしていたから、やっぱり間違えていない。文中、ずっと「高田純次」呼ばわり。うーむ。

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マードゥリー大復帰作「Aaja Nachle」

 以前に比べて最近は更新していたのだが、締切と出張で1週間空いてしまった。今日は代休だったのだが、昼間は仕事をしたうえに何だか顔のあちこちがぴくぴくして気持ちが悪いので(記録のために書いておく)下書き記事をお蔵出し。
 実は、下書き記事はけっこうあって、断然多いのがインド映画の話。今日はブルーレイで「大上海」を見てしまっているのだが、前からアップしておきたかったのでコレにする。

 好きな1本。いい話である。
 そして、結婚して一旦は引退したマードゥリー・ディークシットの復帰作である。2007年公開。大フィーチャリング・マードゥリーなので、歌舞音曲シーンがとても充実している。
 マードゥリー、復帰して、いきなりコレ。すごいわ。

 アメリカでダンスを教えていたマードゥリーは、ダンスの恩師の死期を知り、娘を連れインドに帰ってくる。そして、住み慣れた街が再開発され、ダンスを学んだ「アジャンタ」(野外劇場、もしかすると古い寺院跡)が再開発されショッピングモールになってしまう(どこかで聞いた話だ。インドも香港も同じかよ)ことを知って不動産会社の社長に談判し、街の人々を集めてショーを上演し、成功すればアジャンタを救えることになったのだった。
 まず、自分が踊るマードゥリー。
 タイトルソングで「来ていっしょに踊ろう」という意味らしい。

 しかし、踊りは見に来るけど、最初は冷たい街の人々。
 宣伝とオーディションに奔走するマードゥリー。

 街の人をだんだん巻き込んでいって、いろいろな人々が浮かび上がってくるのがいいんだよね。
 音楽劇の主役はコンコナ。相手役は「DON2」でサミール役だったクナル・カプールくん。歌うは、ラブソングの鉄板コンビ、シェリヤ・ゴーシャルとソヌ・ニガム。「Ek Tha Tigar(タイガー伝説のスパイ)」の髭の相棒ランビール・ショーレイも出てます。

 紆余曲折の末の大詰めの音楽劇は20分ある。1分50秒あたり、客席に「うちの」イルファン・カーンがいる。特別出演だけど、けっこう出番があるのよ。うふふ。ディベロッパー役だけど。

 共演はアクシャイ・カンナー。
 アクシャイ・カンナーといえば、初めて買ったマードゥリーのベストVCDのコレを見て、なんじゃこの人はと思ったものだ。

 ジェームズ・ディーンくずれというか。
 マードゥリーの衣装もなんだが。

 しかし、年を経て、いい役者さんになったと思う。
 初登場シーンで「ぼく、今、ピザ焼いたんだけどけど、食べない?」ときたもんだ。最後もいいんだよね。もっと映画に出るといいのになあ。

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